今回の子育て講話は、霧島市より臨床心理士の立本惇子先生をお招きしました。
子育て中のお母さんに少しでも肩の力を抜いてリラックスしてもらえるようにと、簡単にできるヨガからスタートです。
「心と身体のつながり」から、身体がかたい、肩がこる、筋肉が痛いと、緊張や不安、イライラにつながってしまうので、ヨガをすることで身体がほぐれてリラックスし穏やかな気持ちになれるそうです。
「人間関係の土台」作りとして、赤ちゃんが困って訴えたその時に、大人が関わることで大人との信頼関係ができ、自身につながるという事を教えて頂きました。
ついつい先回りして色々としてしまいがちですが、子どもの感情の発達には、「泣く」という経験も大切だとおっしゃっていました。
「子どもの食事で大切な事」では、良い食材や栄養のあるものなどはよく考えたりしますが、その他に、《食べる時の気持ち》(雰囲気)を大事にすることにより、『心と身体の栄養』が満たされ、思春期以降の心の状態に影響するそうです。
最後に、先生からのメッセージとして、
「親なんだからしっかり育てないと」というプレッシャーを感じ過ぎないようにしてくださいというお言葉がありました。
「赤ちゃんが産まれた瞬間から完璧なお父さん、お母さんでなくていい。
子どもを育てながらお母さん(お父さん)も、お母さん(お父さん)として育っていくので、
たくさん失敗しても大丈夫です。
一人で抱えないで、周りにたくさん頼りながら育てていきましょう。」
と、お話をされていました。
悩んだり、困ったりした時は、ぜひつみきへ足を運んでいただけたらと思います。