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ザスパクサツ群馬の話題を中心に書いています。

2012 ザスパ草津 10大ニュース

2012-12-31 00:00:01 | Weblog
2010 ザスパ草津 10大ニュース

2011 ザスパ草津 10大ニュース


まもなく今年もおしまい。
ブログやツイッターを通じてやりとりさせていただいた皆様に感謝申し上げます。
サポーターとしては苦しくもやもやとしたシーズンながらも、皆様とのコミュニケーションに心洗われる思いでした。


今年も最後は10大ニュースで納めたいと思います。
もちろんお約束通り10大ニュースを名乗りながら、11個あります。





・敷島改修工事

1月に報道、4月に着工、7月にはゴール裏の改修工事が完了。
十分な傾斜をもち見やすい座席を設置すると共に、芝生部分を残すというかつての敷島の面影を残した改修は好感が持てるものだ。
工事期間中は重機が置かれたスタジアムで試合が行われるなど、一種異様な雰囲気はアウェーサポの注目も浴びた。



・改名「ザスパクサツ群馬」

4月。来季からチーム名を「ザスパクサツ群馬」に改めることが発表される。
まさかのカタカナ。しかし草津の名を残しつつ群馬を名乗るための苦肉の策というか、妙手だった。
秋にはザスパ初のコラボコンビニ・セーブオンエキータ前橋店のオープンにあわせ、新しいロゴマークもお披露目された。
セーブオンエキータ前橋店オープン/ザスパクサツ群馬 ロゴ発表



・スタジアムゲートに温泉名

スタジアムの各入り口に県下の温泉の名前がついた。
バックスタンドはみなかみ温泉郷、メインスタンドは伊香保温泉、アウェー席は四万温泉、関係者入り口は草津温泉。
まさに群馬のチーム、ザスパ草津にしかできないアイデアで好感が持てる。
個人的にはもっともっと温泉を全面に押し出して、世界にひとつの味を持ったチーム作りを期待したい。
とことん温泉にしてしまえ!



・7連敗

4月下旬。悪夢が始まった。
開幕戦を制し、昨年終盤の勢いのまま駆け抜けるかとおもいきや、取れない得点、定まらないスタメン、増えるけが人。
そしてついにチームワーストタイの7連敗。
この連敗によってチームは自らのスタイルを見失ったかのように迷走、低迷。
結局最後の最後まで建て直しが効かず歯がゆさの残るシーズンとなった。



・京都に初勝利

6月。11度目の対戦でついに京都に勝利! 8年目にして始めての勝利。
8月の試合も勝利し、なんと今季は京都に2戦2勝。
京都との対戦史にひとつの区切りをつけた。
その一方で、鳥取には今年も1勝も出来ず。その鳥取と天皇杯初戦で当たってしまい3年連続の天皇杯初戦敗退となった。
こちらは新たな歴史がこれ以上刻まれないことを願う。
2012年 第20節: 京都 0-1 草津



・高田保則引退試合

今思い返しても、幸せなひとときだった。
高田保則の草津での歴史、ザスパ草津の10年の歴史がみっちり凝縮された、最高に楽しくて幸せな時間だった。
長くサポーターをやっていて本当によかったよ。
ただその後の町田戦はいただけない。諸先輩たちの目の前で、成長したチームの姿を、彼らを追い落とした者たちの強さを見せ付けてくれなかったことは本当の残念だ。
ザスパ草津10周年記念事業・高田保則選手引退試合: ザスパ草津オールスターズ 7-0 THEミイラ
2012年 第25節: 草津 1-1 町田



・J2ライセンス

Jリーグのライセンス制度が本格始動。ザスパに与えられたのはJ2ライセンス。
敷島の改修工事がJ2基準の範疇にとどまったことから、この結果は予想されたものだった。とはいえいざJ2ライセンスという"身分"を言い渡されるとその重みを改めて実感している。
選手の移籍や獲得にも影響は及ぶだろう。そしてクラブは3期連続の赤字を計上している。今後のクラブ運営はますます厳しくなるだろう。
J2ライセンスという試練



・ハットトリック

J加入後、チーム初のハットトリックを小林竜樹選手が達成!
この試合に限らず、常に前線で走り続けボールを追い続けた小林選手は、低迷するチームの中で輝き続けていた。
この試合は2アシストの櫻田選手もお見事だった。
相手は恩師、奥野監督が率いる山形。つくづく山形戦というのは良くも悪くもなにかあるもんだな。
2012年 第35節: 草津 3-1 山形



・U-23 県3部へ降格処分

本件については繰り返し記すことはなにもない。
過去にも何度も書いてきたことが、悲劇として起きてしまっただけのことだ。
今季U-23の選手が次々と去っていったのも、根っこは同じだろう。
枝本選手のトップ昇格を功績と見ているようであれば、次はさらに大きな悲劇が起きるはずだ。
選手の気持ちを、日々の努力と未来を、これ以上愚弄するな。
起こるべくして起きた悲劇 (U-23 県リーグ3部に降格)



・熊林選手契約満了

突然の発表は、思えばいかにも熊林選手らしいものだった。
熊林選手については語りつくせぬものがある。
あえてひとつ書くならば、FM群馬のインタビューに答えた言葉だ。
「これじゃあ選手がかわいそうだ」「こういう寂しいチームは作らない」
この言葉を無にするようであれば、このクラブに未来はない。
熊林選手 契約満了



・ルーキーの躍動

いろいろと残念なシーズンではあったけれど、来季への光明を探すならばルーキーの活躍だろう。
高卒の横山選手はゴールとアシストを記録。小柳選手はSBとCBをそつなくこなし、乾選手も終盤でCBの一角を担った。
ザスパでプロのキャリアをスタートさせた選手たちがチームに定着してくれることこそが、ザスパの未来を作ってゆくことに他ならないと思う。
来季も他のチームで実績を上げた選手たちが加入してくる。
彼らに負けない活躍を見せてくれることを期待したい。





チームとしての成績の悪さもあり、あまりいい思い出のないシーズンと思っていたが、こうして一年を振り返って見ると、いろいろなことがあった。

6月には大西さんの七回忌を向かえ過去と今に思いをはせた。
7月には歴代ベストイレブンが発表され歴史という財産に感じ入った。
今季は積極的にたくさんの企画を仕掛けてきたザスパだが、あまりに斬新過ぎるデザインだった草津温泉感謝祭記念ユニや3種類のマンスリーユニフォームは物議を醸し、さらにはその共同購入という企画は見事に失敗した。
途中加入したアレックスラファエル選手の出場1分、たった3タッチでのゴールもセンセーショナルだった。
ヘベルチ選手のC大阪へレンタル移籍は予想されたとはいえ残念だった。開幕戦、途中出場から1分でJ初ゴール、ロスタイムには決勝点を決めた試合は伝説級か。
エースとしての活躍を期待されていたリンコン選手の契約解除はまさに青天の霹靂。
8月にはU-23による湯もみくんがNHKの朝のニュースに取り上げら、草津温泉とザスパの認知度向上に一役買ってくれた。
U-23は今年も天皇杯県予選決勝まで進むが、かつてのザスパ戦士・氏家選手とtonan前橋が立ちはだかった。天皇杯出場ということの難しさを改めて感じた。
全国クラブチームサッカー選手権大会にて、群馬県リーグ2部所属のO.F.Cが優勝。来季も天皇杯をめくる攻防は熾烈だろう。
ザスパ草津の2012シーズン。苦しいシーズンだったからこそサポーターは応援する理由を問われつづけた年であったかもしれない。



2012年、ありがとうございました。
来季もまた、おらがチームと共に楽しみましょう。



順位17位
勝ち点42
12勝
11分け
19敗
31得点(リーグ21位)
45失点(リーグ7位タイ)
得失点差-14



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