キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。前出のカタクリを含めて、このイチリンソウも、後出予定のニリンソウも、いわゆるスプリングエフェメラルだ。春早くに咲いて、6月頃には葉も枯れてしまい、地上には残らない。イチリンソウもニリンソウも今年はその咲くのが遅いようだ。3月29日、千葉市泉自然公園内で撮影。
ユリ目ユリ科カタクリ属の多年草。和名の由来は、カタクリの花が「傾いた籠状の花」の意味から「カタカゴ」とよばれ、この「カタカゴ」が「カタコ」→「カタコユリ」→「カタクリ」になった説と、カタクリの葉の形が栗の子葉に似ていることから「片栗」となった説があるそうだ。
今年はやや遅れていたが、やっとカタクリの群生地並みに花が咲いたようだ。カタクリは、ユリ科でその鱗茎にデンプンが蓄積されるわけだが、その鱗茎で増えて行くわけではなく、すべて実生で育つという。実が発芽してから約7、8年掛かってやっと花が咲くそうだ。3月29日、千葉市泉自然公園で撮影。
今年はやや遅れていたが、やっとカタクリの群生地並みに花が咲いたようだ。カタクリは、ユリ科でその鱗茎にデンプンが蓄積されるわけだが、その鱗茎で増えて行くわけではなく、すべて実生で育つという。実が発芽してから約7、8年掛かってやっと花が咲くそうだ。3月29日、千葉市泉自然公園で撮影。
ツル目クイナ科オオバン属の留鳥。我が国クイナ虫最大種。丸々とした真っ黒い鳥に見える。嘴はやや桃色を帯びた白で、上嘴から額に続く肉質の真っ白な額板がある。全身真っ黒に見えるが、背はやや茶色味を帯びているようだ。内陸の池沼川などに見られるが、漁港や海岸などでも見られる。3月12日、千葉市内で撮影。
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の2年草。ユーラシア、アフリカ原産の野草。1887年頃に東京で帰化が確認され、その後全国的に広がったという。まあ、今では全国的に知らぬ人は居ないほどごく普通の花になっている。
こんなに春早くから咲いても、昆虫もいないのにと思ったら、ほとんどは自家受粉でどんどん広がって行くそうだ。さもありなんと思う。3月12日、千葉市内で撮影。
こんなに春早くから咲いても、昆虫もいないのにと思ったら、ほとんどは自家受粉でどんどん広がって行くそうだ。さもありなんと思う。3月12日、千葉市内で撮影。
爬虫綱カメ目ヌマガメ科アカミミガメ属のカメ。別名ミドリガメ。原生息地は北アメリカだが、世界各地に移入・定着しているという。ご多分に漏れず日本でもほぼ定着してしまったようだ。俗に言うように、園地で買った小ガメが段々大きくなって、家では飼いきれず、池や川に放してしまったものが大繁殖しているわけだ。3月10日、千葉市内で撮影。
カモ目カモ科マガモ属の冬鳥。このブログでは、何度も登場しているので、改めて書くこともないが、真カモで、これぞカモと言ったところだろう。雄はその色から青頸と言い、カモネギのカモであると思われる。食して美味であることは言うまでもないだろう。日本でも一部繁殖するが、大部分は冬鳥として渡来する。3月10日、千葉市内で撮影。
スズメ目セキレイ科セキレイ属の留鳥。昔はキセキレイをよく見たものだが、最近は中々見られない鳥になってしまった。どうしてだろうかと言うことについては、前回キセキレイを載せたときに若干考察したが、ようするに温暖化のせいかもしれないが、夏期に涼しい高地へ移動して過ごすようなので、千葉県には高地がないからと言うことだった。
まあ、それでも、最近、キセキレイに巡り会えた。出会い頭だったが、ぱっと逃げて、近くの枝に止まったが、後ろ向きで、絵には成らないかも知れないが一応載せてみたもの。3月10日、千葉市内で撮影。
まあ、それでも、最近、キセキレイに巡り会えた。出会い頭だったが、ぱっと逃げて、近くの枝に止まったが、後ろ向きで、絵には成らないかも知れないが一応載せてみたもの。3月10日、千葉市内で撮影。
スズメ目モズ科モズ属の留鳥。と言っても平地では秋から春にかけてみられるもので、夏の時期は高地や北日本の涼しいところへ移動して過ごすようだ。何時だったか八ヶ岳へ夏の山野草を見に行ったとき、モズを見つけた。夏は優雅にそんなところで過ごして、秋になると里へ下りてくるらしい。
ところで、昨年から今年にかけて、雄のモズはほとんど見ていない。出会うのは雌ばっかりである。まあ、雌は子育てに虫などの餌を探しに忙しいのでよく目につくのだろうか、雄はどうしているのか不思議である。3月7日、千葉市内で撮影。
ところで、昨年から今年にかけて、雄のモズはほとんど見ていない。出会うのは雌ばっかりである。まあ、雌は子育てに虫などの餌を探しに忙しいのでよく目につくのだろうか、雄はどうしているのか不思議である。3月7日、千葉市内で撮影。
カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。身近には、休耕田のような湿原や沼沢地に生育する落葉高木。日本全国・朝鮮・ウスリー・満州に分布している。湿原のような過湿地において森林を形成する数少ない樹木だそうだ。千葉市の休耕田の多いところを散策していると、ハンノキの枯れ枝に、実がたくさんぶら下がっているのを見る。3月7日、千葉市内で撮影。