10月30日 土曜日
●朝から雨が降っている。
午後には、初冬にはめずらしく台風が来るとのことだ。
●昨夜は「さすらいの塾講師」を2時ごろアップした。
思うように書けた。
これで二階の寝室に上って……寝ようかな……とホリゴタツから立ちあがった。
足がカクっとした。
エコノミー症候群だ。
何年か前に罹ったのでおぼえがある。
金曜日で塾の時間がなかった。
十時間ほど座っていたことになる。
歩きだすのが怖くなりそのままホリゴタツでよこになった。
ダブル座布団くらいのおおきさの、カミサン特製の布団が敷いてある。
そのままうとうととした。
●カラスウリの精が夢に出てきた。
「わたしは小野小町なのよ」といっている。
カラスウリが――艶やかに赤く光っていたのに急速に色褪せた。
凋んでしまった。その移ろいいくカラスウリを毎日、悲しく眺めていた。
それから先日「卒塔婆小町」をしばらくぶりで読んだためだろう。
小町の老残、老醜が書かれている。
美しいものが凋落していくのは悲しい。
●小説を書いていて心配なのは、わたしにはもう若さがないということだ。
実年齢はともかく、小説に若さが、ツヤがなくなるのが怖い。
背筋が粟立つような恐怖。
体がおののくような戦慄を伴っている。
小説はあくまで青春の産物である、とわたしがおもっているからだろう。
ところがこちらは賞味期限切れの作家だ。
いろいろ事情があって、25歳以降、小説を書くことにうちこめなかった。
せっかく雑誌デビュは果たしていたのにと悔やまれる。
●三年ほど前に、塾生が激減した。
これでは老後の生活がヤバイということで、浅ましくもふたたび原稿料がほしくった。三度目のカムバックをめざしてブログで小説を書きだして、現在にいたっているわけである。だから文学年齢は28歳だと自称している。
●同じ志で芸術を選んだ朋は、作家になっている。
文学賞の審査員となり、鬼籍にはいっている仲間もいる。
出版社の社長になっている友だちもいる。
いちばんさきにモノになった者が、あとからくる仲間をひっぱる、助ける。
と……青春のひとコマのなかで約束した仲間だ。
でもいまさらおめおめと……恥ずかしくてそんなことはできない。
「助けて」と連絡はできない。
だいいち、これが木村正一の麻屋与志夫の作品だ、と胸をはって読んでもらえる傑作はまだ書けていない。もし書くことができれば、恩情にすがりたい。
●塾生が増えないかな。
そんな大袈裟なことはかんがえていない。
町内と市の行政から意地悪されていたので国民年金には加入していない。
無収入だ。だから塾の収入がなったら生きていけない。
でも、ものは考えようで、塾で毎晩黒板の前に立っているので心は若いのだ。
孫のような塾生が可愛くてしかたがない。
これであとそうだな……塾生が10人くらい増えれば赤字からぬけだすことができるのだ。月末になるとなけなしの貯金をおろして支払いにあてている。悲しいことだ。
●そんなことをおもって……ウトウトしていた。
朝になっていた。
キッチンからコーヒーの匂いがしてきた。
●朝から雨が降っている。午後には嵐?
●生涯現役。
生涯現役とツブヤキながら、またわが愛するPCのハルちゃんと向かい合った。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
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●朝から雨が降っている。
午後には、初冬にはめずらしく台風が来るとのことだ。
●昨夜は「さすらいの塾講師」を2時ごろアップした。
思うように書けた。
これで二階の寝室に上って……寝ようかな……とホリゴタツから立ちあがった。
足がカクっとした。
エコノミー症候群だ。
何年か前に罹ったのでおぼえがある。
金曜日で塾の時間がなかった。
十時間ほど座っていたことになる。
歩きだすのが怖くなりそのままホリゴタツでよこになった。
ダブル座布団くらいのおおきさの、カミサン特製の布団が敷いてある。
そのままうとうととした。
●カラスウリの精が夢に出てきた。
「わたしは小野小町なのよ」といっている。
カラスウリが――艶やかに赤く光っていたのに急速に色褪せた。
凋んでしまった。その移ろいいくカラスウリを毎日、悲しく眺めていた。
それから先日「卒塔婆小町」をしばらくぶりで読んだためだろう。
小町の老残、老醜が書かれている。
美しいものが凋落していくのは悲しい。
●小説を書いていて心配なのは、わたしにはもう若さがないということだ。
実年齢はともかく、小説に若さが、ツヤがなくなるのが怖い。
背筋が粟立つような恐怖。
体がおののくような戦慄を伴っている。
小説はあくまで青春の産物である、とわたしがおもっているからだろう。
ところがこちらは賞味期限切れの作家だ。
いろいろ事情があって、25歳以降、小説を書くことにうちこめなかった。
せっかく雑誌デビュは果たしていたのにと悔やまれる。
●三年ほど前に、塾生が激減した。
これでは老後の生活がヤバイということで、浅ましくもふたたび原稿料がほしくった。三度目のカムバックをめざしてブログで小説を書きだして、現在にいたっているわけである。だから文学年齢は28歳だと自称している。
●同じ志で芸術を選んだ朋は、作家になっている。
文学賞の審査員となり、鬼籍にはいっている仲間もいる。
出版社の社長になっている友だちもいる。
いちばんさきにモノになった者が、あとからくる仲間をひっぱる、助ける。
と……青春のひとコマのなかで約束した仲間だ。
でもいまさらおめおめと……恥ずかしくてそんなことはできない。
「助けて」と連絡はできない。
だいいち、これが木村正一の麻屋与志夫の作品だ、と胸をはって読んでもらえる傑作はまだ書けていない。もし書くことができれば、恩情にすがりたい。
●塾生が増えないかな。
そんな大袈裟なことはかんがえていない。
町内と市の行政から意地悪されていたので国民年金には加入していない。
無収入だ。だから塾の収入がなったら生きていけない。
でも、ものは考えようで、塾で毎晩黒板の前に立っているので心は若いのだ。
孫のような塾生が可愛くてしかたがない。
これであとそうだな……塾生が10人くらい増えれば赤字からぬけだすことができるのだ。月末になるとなけなしの貯金をおろして支払いにあてている。悲しいことだ。
●そんなことをおもって……ウトウトしていた。
朝になっていた。
キッチンからコーヒーの匂いがしてきた。
●朝から雨が降っている。午後には嵐?
●生涯現役。
生涯現役とツブヤキながら、またわが愛するPCのハルちゃんと向かい合った。
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ご無沙汰です。仕事がらみのことでご連絡したいのですが。何度かパソコンがクラッシュして連絡先も消えてしまいました。
uik39951@nifty.com までメールをいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
香取俊介
おひさしぶりです。
ブログでご活躍のようす、
楽しみに読んでいます。
連絡入れました。