「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

赤ちゃんのよだれ

2012年08月16日 | 保育のヒント

赤ちゃんはどうしてよだれが多いの?

それは一言でいうと、赤ちゃんはまだ口を閉じて唾液を飲み込むのが下手だから。

唾液の元となる唾液の分泌は、大人でも寝ている時より起きている時の方が

多いそうです。 

横になっている時は自然にのどの奥に流れていく唾液も、

体を起こした姿勢だと大人は無意識に飲み込めていますが

赤ちゃんはその機能が未熟。

そして、舐めたり、物をかんだりして、歯やあごを使うことによる

刺激によって、分泌量が更に増えるそうです。

            

そしてよだれとなって口からあふれてくるのです

ちなみに・・・唾液は食べ物の嚥下、消化を助けるだけでなく、

口の中の環境を清潔にする大切な働きをしています。

 

よだれかぶれ

よだれには、塩分や消化酵素などが含まれ、肌についたままにしておくと

肌荒れの原因になってしまいます 

あまり神経質にならない程度に、気づいた時に濡らしたガーゼ等で優しく

押さえるように拭き取ってあげて下さいね

(乾いた布でゴシゴシ・・はデリケート肌の赤ちゃんにはです。)

よだれが気になり始めたら、よだれかけをしてあげて下さい。

多いときは一日5~6枚必要かも・・・

          

 

おむすびの講座で・・・

わらべ歌講座では

 ‘あっぷっぷ’や‘れろれろ’などを紹介しています。

 ‘あっぷっぷ’でほっぺをふくらませ、唇を閉じる動作は

  筋肉を鍛えてくれるのに一役かっています。

 頬や口の周りの筋肉が発達しないと口を閉じていられないそうです。

 ‘れろれろ’は口の筋肉を鍛え、舌を動かす訓練になります。

 舌の動きがよくなると唾液が多く分泌され離乳食も進み

 言葉の発音もよくなります

 

  ベビーマッサージ講座で悩み相談 

 「離乳食の時に口をブーとして唾を吐きだして困るんです

 汚いからやめて!と口をふさいでいるけどやめてくれない時もあって・・

 「お店でブーっとするから困る

 というママからの相談がありました。

 講師の先生が「これは赤ちゃんにはふつうの様子、健全な発達ですよ

 「歯が生え始めると口のかゆみや唾液の量が多くなり、ブーと唾を出すのは

 普通なこと」と伝えると、ママはほっとして帰られました

 

6~7か月くらいの赤ちゃんは、よくブーブーと唇を震わせ唾を飛ばします。

これは唇の使い方が上手になったからこそ出来る技

赤ちゃんにとっては楽しい遊びのひとつなんです

 

おおらかにいこう

赤ちゃんの何気ない動きや遊びも一つ一つが発達の表れ、成長の証しなんですね。

家にいるときはたっぷりさせてあげて、見守ってあげて下さいね。

ただ、お店や人のお宅など、人目が気になる所では、

ママがさり気なく違う遊びに誘ったり、

ブーブーが始まったら「あわわ・・」とママの手を口に添えてみたり

別の場所へ行き、気分を変えてあげて、うまくかわしていってみて下さい。

 

    

 

まだまだ暑い日が続きそうですね

赤ちゃんはよだれに加え汗もだらだら

でも、汗をかくことは体温調節のための大事な機能。

きちんと汗をかける体にしてあげたいですね。

よだれも汗も出たらきれいにしてあげながら、

  水遊び お祭り  花火・・・     

赤ちゃんと楽しい夏を過ごしてください