「0歳児ステーションおむすび」~てをむすび、こころをむすんで、いっしょに子育てしましょう!~日野市0歳児一時保育

日野の高幡不動の一時保育「0歳児ステーションおむすび」はリフレッシュしたいパパママの味方!日々の保育の様子を綴っています

見立てる…意味ある力をあたえる心

2009年02月16日 | 保育のヒント

    保育の中で、子どもが発達していく段階をとらえるのに、

    よく、 「 ○ ○ができるようになる 」といった項目があります。

     ○ ○にあてはまるものは、月齢や、年齢によって

    様々ですが、たしか、2~3歳ぐらいのところに

    「見立てあそびが出来る」という、一般的には、

    使いなれないことばの項目がありました。 

                          

   「見立てあそび」とは、ままごとなどで、つみきや、ブロックなどを

   食べ物にして食べる真似をして、遊んだり、

   段ボール箱を、車や電車などにたとえて 遊んだりすることです。

   形や色が似ているちがうものを、あるものに想像(見立てて)

   して、遊ぶのです。

            

   ある詩人の人は、

     子どもの能力の中で、一番ひかれるのは、

     ひとつのものを何かに見立てて使う発想のゆたかさです。

     と、言われていました。

     保育園の0歳児でも、1歳近くになると、

    その時は気がつかなくても、お昼寝中に連絡ノートに

     遊んでいる様子を書いているうち、

    「 あ~あ、さっきは、○ ○に見立ててあそんでいたんだ!」

    なんて、思い当たることがありました。

 

    「おむすび」のわらべ唄講座に参加されたママが、

    講座の最後のころに、

    「おばあちゃんに、おもちゃが、少なくってかわいそうと

    言われたのだけれど・・・」と質問されていました。

    それに対し、、

    おもちゃが、たくさんあることが、必ずしもいいことではない。

    ほしいものをがまんする経験も大切だし、子どもは、遊具

    以外のもので遊びたがったりするし・・・などなどの話が出ていました。

    そう、おもちゃは、数ではなく、質も大事だと思います。

    子どもが、気に入って、繰り返し遊べるもの、

    工夫したり、発展できるものがいいですね。

    また、子どもは見立て遊びの天才なので、

    おもちゃ以外のもので楽しくあそべるのです。

    それに、ママにあやし唄を歌ってもらったり、いっしょに

    楽しむことのほうが、たくさんのおもちゃで遊ぶことより

    こころがゆたかになるのではないでしょうか。

                  

    さきほどの詩人は、

     大人になると、何かとこころに応用が、きかなくなるもの

     です。お金になるもの、すでに大勢が価値を認めたもの

     に心を奪われ、自分の目の前のきらきらしているものの

     価値には、ひどく鈍感になるという悲しい特性を持ってしまう

     と、言っています。

    もし、大人がもっと、もっと目の前にあるものに、さまざまな

    見立ての能力を回復したら、世の中は、どんなに優しく

    輝きだすでしょうとも…

    そして、「見立てる」という言葉には、

     判定し、判断し、鑑定するといったような意味合いがあります。

     大人は、一人ひとり、自分の目の前の子どもを

     唯一無比のかけがいのないそれぞれに特別な存在として

     見立ててほしいと願って止みません。

     一見、何でもないように見えるものに、意味ある力をあたえる

     おさなごの心から、多くの大人が、忘れかけている

     大事なことを気づきたいものですと。

 

    近すぎると、かえってよく物が見えないってことがありますが、

    そばにいる赤ちゃんのきらきらしたもの、

    見逃したくありませんね。

 

                      

 

     

      

    

     

 

        

    


赤ちゃんといっしょに本を楽しんでいますか?

2009年02月12日 | 保育のヒント

        

   赤ちゃんの時から、本に親しみ、おかあさんと赤ちゃんがふれあう

   機会をもってほしいと、各市で、ブックスタート事業がはじまっています。

   以前、児童文学作家であり、教育評論家でもある方の講演を

   聞いたことがあるのですが、

   そこで、読書が、なぜ大切なのかや、

   子育てで大切なこと、などの話を聞きました。 

                                    

    内容は、特に0歳向けというわけでは、ありませんが、

    これらから、長くつづく子育てをになうお母さんにとって

    知っていると、とっても良いのではと、思うことがたくさん

    あったので、少し紹介してみたいと思います。

 

     本を読むことは、どうして良いのか?

         それは、本を読むと

      本の世界を間接的に体験でき

      感性がみがかれる

      自分の知らない広い世界を認識できる  のだそうです。

          感性とは、自分の内面や、自分をとりまくものに

           対して、その本質を鋭く、豊かにとらえることができる

           目(心)のこと。

          感性が育まれると、人の心を理解し、あたたかく

           包み込むことが出来る。人の哀しみや、苦しみが、

           理解できれば、決して相手を傷めつけたり、

           いじめたり、暴言を吐いたりすることはできなく

           なってくるはずと、言われています。

 

      あとは、現代の子育てには、三つの 「 さ 」の心が

             大切だそうです。

    ひとつめは…(こころの)やさしさ

            ・ 温かい言葉が、子どもをはぐくむ

            ・ 共感することが第一歩。

            ・ 笑顔は、「信頼、友愛、友情、共感」をあらわす。

            ・ わかりやすく例を数字に表すと

                笑顔で、接すると プラス50点

                共感すると プラス100点

                一回感情をぶつけると、マイナス1000点

                一か月で、プラス3000点になると家庭円満

                だそうです!

            ・ 質問のかたちで叱らない。

              「どうして ○○ なんだ!!」

              「なんで ○○ しないんだ!!」とせめる叱り方に

              なってしまう。 「○○ は、どうしたの?」と

              たずねる言い方をする。

    

    ふたつめは・・・(こころの)ゆたかさ

            ・ 相手の目標を支えるこころ・同情するこころ

             <例> 親が目標を決めて引き上げるのでなく、

                   下からささえてあげる。

                  人間は不満だらけだが、不満解消が社会の

                  進歩とも言える。解消のためにどうしたらいいか、

                  考え、創造的に不満を解消する。物や人に

                  あたるなど、破壊的に不満を解消をしない。

           ・ 最近は、「こころを鍛える」という声を聞くが、それは、

            あやまり。こころは鍛えても強くならない。鍛えて強く

            なるのは、手や足の筋肉だけ。モザイクのような

            こころは、つぶれてしまう。

           ・ 同情とは、相手の立場にたつこと。子どもの苦しみを

             共有すること。痛みを引きよせ、知的な理解を示す

             こと。

 

    みっつめは・・・(こころの)たくましさ

           ・ 自分の思いをきっぱり子どもに伝える

                (自分の信念は、強く持つ。)

              子どもは、おとなの真摯な姿を凝視している。

              子どもは、おとなの声を真剣に受け止める。

           ・ 「いま」を大切に生きる。

           ・ 「瞬時に相手の思いをとらえる」ことが、大切。

 

   短い言葉で、言い表されているのですが、聞くと本当に大切

   なことだなあと、感じることばかりでした。 

    

            

          赤ちゃんは、6か月くらいで、視覚の発達が

          ほぼ完成すると言われています。

          段々わかってきた、色、かたち、絵、写真などを

          見ながら、

          お母さんにだっこされて、あたたかさに触れ、

          お母さんの声を耳元で聞き、心地よさを感じることでしょう。

          ページをめくると、ちがうものが現れる楽しさ。

          言葉の繰り返しや、音のあがりさがり、音の大きさの

          ちがいの楽しさ。

          指先が発達すれば、自分でお気に入りの

          本をひろげ、ページをめくる姿が見られます。

          読んでもらうことで、いろいろな物の名前も

          覚えます。

 

         一方的に流れるビデオや、DVDとはちがう

         赤ちゃんの様子を見、気持ちをくみとり、共感

         できるもののひとつとして、

         お母さんが本を読んであげることは、

         今の時代だからこそ、是非やってほしい

         すばらしい赤ちゃんとのふれあいなのですね。

         むずかしく考えないで、はじめてみてくださいね

         近所の図書館などでも、本の読み聞かせを

         やっていると思います。参考にしてみるのも

         よいかも・・・。       

      

          

   


着々と進んでいます

2009年02月06日 | らくらく子育て応援マップPT

  こんにちは

  「らくらく子育て応援マップ」

    ひのママ特派員5人が何度も集まり、たくさんの情報を集めてくれました

    現在、情報を見直したり・・・・・

        新たに情報を増やしたり・・・・・

                 編集作業に入っています。

                  

               

   イラストも日野市在住の

       さとう めぐみさんにお願いし、

           とお~っても可愛いマップになりそうです

     

       

 

 

 


高幡不動駅周辺の商店街

2009年02月06日 | らくらく子育て応援マップPT

皆さんは高幡不動駅周辺に商店街がいくつあると思いますか?

高幡若宮通り商店会・高幡参道会・高幡不動商店会・高幡図書館通り商店会・

京王高幡ショッピングセンターと5つもあるんですよ!

現在制作中の「らくらく子育て応援マップ」の片面には

「高幡不動駅周辺 子育て応援お店ガイド」

           を掲載する予定になっています

 マップを見ながら、子どもと散歩したり

     同じ世代の集まるひろばへ出かけたり

       地元の商店街を利用することで、自分の地域を知り、

 地域の人達の商店会などとのつながりを感じ、

   日野市で子育てしたい、子育てしやすい街と

       感じていただきたいと考えています

 ご協力いただく商店会のお店には

   さまざまなサービスを受けられることになっています

 どんなサービスが受けられるかはお楽しみに!!