あるママが、赤ちゃんが産まれたばかりで家事を
うまくこなせず保健師さんの「新生児訪問」を受けた時の話です。
ママ:「すみません こんなに家が散らかっていて・・・・」
保健師:「いいんですよ。赤ちゃんがいるのに
綺麗すぎる家の方が心配なんですよ」
この言葉に新米ママは、どんなに救われたことかわかりません
と話していました。
誰だって、赤ちゃんが生まれて
「いいママになりたい!」
「家事もしっかりやりたい!」と思うことでしょう。
けど、頑張らなくては!我慢しなきゃあ! と
1人で頑張れば頑張るほど、ストレスや不安が募ることも珍しくはありません。
カナダには、1987年に始まった「ノーバディズ・パーフェクト」という
プログラムがあるそうです。
これは、0歳~5歳までの子どもをもつ親のための教育・支援プログラムで、
時には人に助けてもらうことも必要だといっています。
「自分のために時間を作っていますか?」
赤ちゃんがいるからって何でも我慢する必要はありません。
時には、「おむすび」や「パパ」に預けて、自分の為に時間を使うことが
大切なんです。
おむすびを利用して下さるママには、美容院や友達とランチなど
ご自身のリフレッシュで赤ちゃんを預ける方がたくさんいらっしゃいます。
みなさん、自分がリフレッシュすることで、
より優しく赤ちゃんに接することができた
赤ちゃんをより可愛く思うことができた
と、おっしゃいます。
赤ちゃんにとっても、ママ以外の人と接することはとても刺激になり
コミュニケーションづくりの基礎となっていきます。
「それ、本当に今日しないといけないこと?」
赤ちゃんの世話をしていると「ご飯作ってない」「掃除していない」など
時間が足りなく感じることが多いですよね
けど、本当に今日やらないといけないことでしょうか
ノーバディズ・パーフェクトの考えでは、家事には2種類あるそうです
<必ずしなくてはいけないこと>
赤ちゃんにミルクや離乳食をあげる
休息をとる
<できればしたほうがよいこと>
床をそうじする(赤ちゃんの誤飲やケガを防ぐため)
だそうです。
赤ちゃんとしっかり目を合わせて遊ぶことは重要なことで、
時には家事に優先順位をつけることや
家事を省くことも大切だそうです
「だれだってストレスはあります!」
おむすびで開催している「わらべ唄講座」の講師である
永田陽子先生(臨床心理士)が相談を受けたママの中には、
パートナーに対するストレスや自分の親に対するストレスを抱えている
ママが多くいらっしゃったそうです。
以前、おむすびで取ったアンケート結果でも、生まれて1年位は協力的だった
夫も子どもが大きくなるにつれ、非協力的になったという結果が得られた
ことがありました。
話し合って、協力してもらえることはやってもらう
一時保育に預けるファミリーサポートセンターに家事を頼む・・・などなど
ストレスを我慢するのではなく、ストレスを解消するための方法を
見つけることも大切です。
「誰だって、初めから親になれるのでなく、赤ちゃんと同じように
いろんな経験をして失敗を重ねて親になっていくのです。
完璧な親もいません。今、自分にできる最善なことをやること、
それが一番大切だと「ノーバディーズ・パーフェクト」は言っています。
けど、どうしてもストレスや不安を取り除けない時には、
周りに相談することも大切ですよ
おむすびでは、いつも頑張っているママを応援しています
大切に大切にみなさんの赤ちゃんをお預かりさせていただきます
スタッフ一同ご利用お待ちしております