シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

エギペトのマリヤの主日聖体礼儀

2016-04-17 23:11:00 | 正教会及び宗教全般
画像はジョージア州ロズウェルにある在外シノドのエジプトのマリヤ正教会にあるイコン。
ライオンさんが埋葬用の穴掘ってる。

そいや肝心のエジプトのマリヤの生涯について書いてなかったかも。

マリヤは若い時アレキサンドリヤの町でふしだらな生活をしていて、まあちょっと変化が欲しくなったのか巡礼者と一緒にエルサレムに旅行に行ったのね。
んでみんなと一緒に聖墳墓教会の中に入ろうとすると入れない。
なんか見えない力が彼女を押し戻してるみたいで何度トライしても入れない。
マリヤは自分のしてきたことが罪深かったことに気づいて、一晩中泣きながら生神女に祈ったところ、次の日はふつうに教会に入ることができて大喜び。
そん時は十字架挙栄祭だったので十字架に伏拝できたマリヤはもといた場所には帰らず、ヨルダン川の向こう側へ行って砂漠で隠遁生活をすること47年。
砂漠にお祈りに来てた聖ゾシマ修道士に発見され、どっちが祝福するかで謙遜合戦になりw
その後ゾシマから御聖体を頂いて、次にゾシマが訪れた時には安らかに永眠していた。
ゾシマが埋葬するのに難儀していたところライオンさんが現れて、穴掘りを頼んだら掘ってくれたので、そこにマリヤを埋葬したとのこと。
大斎の意味によればこれと同じことが1890年にあったそうで、ギリシャの神父さんが、ヨルダンの向こうの砂漠でエジプトのマリヤと同じような生活をしていた隠遁修道の女性を見つけたんだとか。

やー、もう来週は聖枝祭ですお
なんか年々一日過ぎるのが早くて参っちまうなぁ…

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