シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

主の変容祭

2008-08-19 23:18:01 | 正教会及び宗教全般
顕栄祭とも言うけど、ハリストスが山にペテロ、ヨハネ、ヤコブを伴って登り、光り輝く御姿を使徒たちに示した出来事を記憶する祭日。
福音箇所はマタイ17:1~9。
過去記事はこちら↓
主の変容祭2006
主の変容祭2007

祭日の前晩祷、晩課の中でパレミヤと言って旧約聖書からの抜粋が誦まれるんだけど、そのお祭りに関連した箇所がセレクトしてあるんで、旧約あっての新約なんだなというかずーっとつながってるんだ感があってすごくワクワクする。
今回のはこの祭日に登場しているモーセとエリヤについて3つ、特に神と会った時の話。
そうだよねえこの時は神さまの顔見たら生きていらんないってことだったんだもんな、ハリストスだったらフツーに顔合わせられるもんな、有難いな、なんて思いつつ誦む。


話は変わるけど、ロシアじゃあ「聖イリヤ(エリヤ)の日は大雨」っていう言い伝えがあるんだって。
それが8月2日なんだって。
ロシア人留学生の人にそれ聞いたのがキャンプ帰りのバスの中。
なんつーか当たっちゃってんじゃんorz
確かにバアルの神官と対決した時大雨降ってるし、なるほど雨の聖人なわけねと思って帰ってからちょこっと調べたら雷神ペルーン信仰が移行してる感じでもあるんだな。
でもこういう、ヨーロッパでもよくある「聖○○の日に刈り入れをする」とか「聖○○の日に天気がどうたらなら豊作」みたいなの、好きだなあ。

画像はカッパドキアのフレスコのレプリカ。

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2 コメント

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教会では (ルイ)
2008-08-20 18:05:26
葡萄の他に、梨、サツマイモ、ニガウリなどを祝福しました。イリヤは犠牲の牛に石油をかけたのだ、などと意地悪な事を言う人がいますが、本当の石油はネヘミヤ記に「燃える水」として出てきますね。
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中東は (シスターみみっく)
2008-08-21 00:58:56
産油国多いですもんね。

ニガウリとは意表をつくものをwww
ゴーヤチャンプル大好きです。
もっと時期的に遅かったらとれる作物も多くて、収穫祭みたいなノリで出来るのになあなんて思ったりします>変容祭
成聖した果物、おいしくいただいております。
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