シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

大斎第一週間金曜日

2007-02-23 17:07:52 | 正教会及び宗教全般
ああーびっくりした。
銀行に行った時、左折しようとしたら歩道を爆走してきたらしい自転車のおじいさんを危うくひっかけてしまいそうになった。
おじいさん申し訳ありませんでした<(_ _)>
ここんとこあったかくてずいぶん融けてきたけれど、まだ道の角々に雪の山がそびえていたりするので、この時期はいつもより慎重に運転しなければならない。
気をつけてはいたつもりだが、やはりどっか気持ちが散漫になっていたようである。
いかんいかん。

さて、今日は大斎の平日に誦まれる旧約聖書について。
この時期聖詠(詩篇)が誦みたおされる。
もちろん普段の祈祷にも聖詠は組み込まれていて、特に五十聖詠(詩篇51章)なんかはよく誦まれるんだけども、この時期、量がとてつもない。
「大斎の意味」によれば、各週全部の祈祷をとおして2回ずつ通読することになるんだそうな。
画像は聖詠の作者(とされる)ダビデ王。
竪琴持ってるイコン出したかったけど、現代イコン画家のが多くて権利関係ヤバスな感じなので…

それから、六時課でイザヤ書、晩課で創世記と箴言が受難週を除いて(受難週にはまた別の旧約が誦まれる)通読される。
これらは旧約聖書の三つの主要なカテゴリーである
●歴史書
●預言書
●知恵文学
を代表するものである。
またそれだけではなくて、
○創世記は、三歌斎経を一貫するモチーフである、人の堕落と楽園からの追放を記している。
○イザヤ書は、悔い改めと斎への呼び掛けをもって始まっている。
○箴言による倫理的な学習は、大斎が道徳的な努力の時期であるということを思い起こさせる。
というふうに、大斎にふさわしいものとしても、これらが選択されている。

でも、いいですよ。音読。
去年もイザヤ書かなんか誦んだ時ブログに書いたけど、ふつーに読むのとまた違う感覚があって。
目と耳と口で吸収する分、心に響く度合いがおっきいっていうのかな。
脳の活性化にもなるしw

今週末は斜里で聖体礼儀だから、釧路は今日で初週一段落。
お祈り三昧で献立ヤッツケだったから、来週以降はもうちょっと工夫できるかな。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誦経 (ニコライ)
2007-02-23 21:08:57
聖詠、パレミアとやりました。炉儀があるのでゆっくり読まねばなりません。あと先備聖体、伏拝多くて大変。
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消灯後にこんばんは (井上)
2007-02-24 21:59:53
お祈りありがとうございます。

冬はどんなつるつる路面でも自転車で

ふらふら車道に飛び出すチャレンジャーな年寄りがいて恐いですね。

お気をつけあれ。

(^^)v
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コメントありがとうございます (シスターみみっく)
2007-02-24 23:41:15
>ニコライ兄
お疲れ様です。
いやあ、参祷者の伏拝は神父様のする数に比べたら少ないような気がします、見ていると。
それでも週の半ばぐらいまでは二の腕が痛かったですが…

>井上姉
いやー、怖かったです。
またおじいさんが小柄で、雪の山から突然出てきたように見えましたので…
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