シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

大斎第一週間月曜日

2007-02-19 20:27:22 | 正教会及び宗教全般
夜中、というか朝方だが、急にクシャミが連発して鼻かみまくり。
をいをい、大斎初日はハナミズと共に明けるってかorz
それから昨日「スクワットみたいなもん」と書いたが、朝になってみたら太ももよりも二の腕にキキまくっているのでここに謹んで訂正する。
「腕立て伏せみたいなもん」と(ぉ

というわけで朝ごはん食べて鼻炎の薬飲んで(風邪だか何かに反応してんだか不明だが、とりあえず止めておかないと祈祷の最中にクシャミ連発したらかなわんので)参祷する。
大斎の祈祷は「三歌斎経」という分厚い祈祷書にまとまっているが、初週の分だけ抜き出した「大斎第一週奉事式略」という本があるので、今週はこれだけ見てればいいからラクチンだ(楽譜は別だけど)。
でも正教会の祈祷って毎回同じところと日によって変わるところがあって、火曜日以降は「以降月曜日ト同ジ、○ページヨリ△ページヲ見ヨ」とか「云々」なんて書いてあるもんだから、祈祷中ページをあっちこっちひっくり返すことになる。
だからみんな、長いリボンの栞とかでっかいクリップとかポストイットでめくり対策をとっている。
翌週からはそれに三歌斎経が加わって、譜面台の上は開いた本だらけになる(爆

でも、イイヨイイヨー祈祷文。
「信者よ、我ら喜ばしく斎の入るを迎え…」
とか、
「視よ、痛悔の時なり、視よ、救いの日、斎に入る門なり、たましいよ、警醒し、諸欲の門を閉ざして主を仰げ」
とかね。
ついに斎はじまったんだー、って感じ。

それから、今週は月曜日から木曜日まで晩堂大課で「アンドレイの大カノン」が読まれる。
これもいいんだな。

以下はカリストス・ウェア主教の「大斎の意味」より引用。
★ ★ ★
その一定のリフレイン「神よ我を憐れみ、我を憐れみ給え」と共に、大カノンは悔い改めへの絶え間ない呼び掛けの中で、連綿と罪を告白し続ける。
同時にそれは、この世の創造からハリストスの到来までのすべての罪人、すべての義人を含んだ聖書の登場人物全体の瞑想でもある。ここで三歌斎経のどんな場所よりも、我々は「源泉としての聖書」を再確認する時として大斎を経験する。
この大カノンでは「歴史」と「個人」という二つのレベルが巧みに織り合わせられている。
「聖なる歴史の出来事は、『私』の生活の出来事として啓示されている。
過去の神の行為は、私と私の救いに働き、罪の悲劇と裏切りは、私個人の悲劇と重なる」。
大カノンの影響力は非常に大きい。スコットランド長老派教会のアレキサンダー・ホワイト氏は、この大カノンが「最もすばらしいもの、とにかく、正教会のすべての奉神礼書の中で、最も感興するものである」と評価している。
★ ★ ★

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4 コメント

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アンドレイの大カノン (ニコライ)
2007-02-19 21:44:40
去年は仕事をサボって参祷しました。今年はちょと残念。
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レント? (もときっちょむ)
2007-02-20 15:25:07
こんにちは!
昨日李香蘭即達で送りました。明日かな?
遅くなってごめんなさい。
復活祭終わってからでもご覧くださいませ。

この大斎初日は、レントの準備?
私は正教もカトリックもさっぱりわからない者ですが
ここんとこずっと宗教曲(合唱のミサ曲)を聴いてるんで
『おや、なんか雰囲気だぞ!』と
これを読んで思ってしまいました。
ごみんなさい…。

でも個人的に抱えていた諸問題も
諸問題を利用して近づいたサタンが負け退き
すっきりと悔い改めの灰の水曜を迎えられそうです。

スクワットのお祈りやってみたいな。
ちょっとあこがれますね。
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コメントありがとうございます (シスターみみっく)
2007-02-20 22:25:27
>ニコライ兄
まあ、そのうち出られる年もありますよ、きっと。

>もときっちょむ姉
DVD今日届きましたよ!!!!!!
本当にありがとうございます\(^o^)/
しかも速達…申し訳ないですー。

えっと、正教会ではもう大斎=グレート・レントがはじまっているのです。
40日の数え方がカトリックとちょっと違っていまして。
八木谷涼子女史のサイト「くりホン キリスト教教派の森」より「東西教会レント対照表」をよかったらご参照ください。
http://homepage3.nifty.com/yagitani/kurihon/kurihon19.htm
どうぞ、よいレントを!!
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ふーむ。 (もときっちょむ)
2007-02-20 23:09:49
上のHPお気に入りに入れました。

今日豚肉のしゃぶしゃぶサラダを食べる時
「正教ではお肉食べない期間らしいよ。明日は魚にしよう」などと
夫と話しながら食事をいたしました。

そしてバッハコレギウムジャパン(年末のキタラに行ってきました)のマタイ受難曲を聴き、英語訳の歌詞を読みつつ夫と聖書を開きました。
感謝です!

良いレントを!
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