ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

9月19日、261回目の「火曜行動」です。

2017-09-19 17:32:50 | 火曜日
台風もどこかに去り穏やかな朝がやって来ました。連休が明け子どもたちは元気に学校へ向かいました。




10分前、すでに火曜バンドはスタンバイしています、勿論今向かっている方もいらっしゃいますが。










体調が悪くて、しばらく来れなかったコマプレスのさゆさんがやって来ました、みなさん心配しながらもとても喜んでいました。






今日のレポーターは春母「ハルモニ」会の木村さんです、写真は松尾さんが協力してくれます。宜しくお願い致します。





長崎さんの最初のアピールが始まりました。

☆長崎さん

9月13日の東京地裁判決は非常に残念なものでした。

裁判の中では朝鮮学校の「無償化」からの排除が政治的な意図によるものであることが明らかになっていました。文科省の役人が証人となり、尋問の中で、下村文科大臣の政治的意図が述べられたのです。ところが、この時の岸裁判長は、普通は2年のところ、わずか1年で今年の4月1日に転勤してしまいました。


新しく就任した田中裁判長が判決を出したのですが、広島の判決をそのままなぞり、全ての朝鮮学校が税金を出しても適切に使用されないおそれがあるという不当判決を下しました。国策として朝鮮学校をつぶそうとしているのです。


大阪の判決で言われた教育の機会均等については全く触れられませんでした。


現在、全国の朝鮮学校を行脚している長谷川さんが大阪の朝鮮学校を回っています。長谷川さんは大きなのぼりを背にして歩いているのですが、いやがらせは少ししかなく、暖かい言葉をかけられた方が圧倒的に多いということでした。人と人との出会いが和解につながるのだと思います。


私たちは10月25日(水)午後6時30分から1時間、JR天王寺駅前でアクションを行います。

9月24日には初級学校、10月1日には中級学校で秋の運動会が行われます。

秋にはフェスタやバザーもあり、朝鮮学校と出会うチャンスです。(今日のレポートは全て木村さんです。)






火曜バンド6人でのスタートです。宜しくお願い致します。





横断幕は今日も呼びかけます。子どもたちの希望と笑顔を奪わないでと!




堺の金栄子さん、最初から積極的に動いています。



梁校長もいらして下さいました。




力強いメンバーです。





仲間たちのお顔を見るとホッとします。







斎藤さん、お久しぶりです。





申さんも早くからきましたね。




留学生同盟の友人たちとともに作って持って来ました、新しい横断幕です。





早速、申さんもアピールします。

☆留学同の申リョンスルさん

新しい横断幕を持ってきました。全国の「留学同」のみんなに一言ずつ書いてもらいました。

若い人がこの場にあまり参加できていないのを残念に思っていたので、若い人々の意見を表明するためにこの横断幕を作りました。


これを持ってがんばっていきたいと思います。







いつも穏やかな微笑みです。





おっとイケメン三銃士





歌舞団からは毎回来てくれます。最後の歌の音頭をとってくれます。






福島初、北大阪中級の保護者の李さん。









柴田さんが沖縄からかえってきましたね。お疲れ様でした。





田中さんと方さんのツーショット、中々見れませんよ。





同じ田中の直子さんも来られました。





我らがパクリョンヒさん、眼の痛みを堪えながら今日も頑張って下さいました。





田中ひろみさんのアピールと歌です。

☆田中さん


弁護団長丹羽さんの講演会に行ってきました。そこで、大阪の朝高の生徒がある集まりで「なんでここに北朝鮮がいるんや」という言葉を投げつけられたという話を聞きました。


日本のマスメディアは一方的な報道を垂れ流しています。


朝鮮は日本に支配され、1945年に植民地から解放されると今度はすぐに分断され、朝鮮戦争となります。そして1953年に「休戦協定」が朝鮮と米国との間で結ばれましたが、これは一時的なもので、朝鮮としてはいつ米国が原爆を落とすかもしれないという恐怖を感じてきました。

平壌の地下鉄は地下100メートルの深さにあります。これは平壌市民のための核シェルターも兼ねているのです。


1994年に朝鮮半島を非核化するための「ジュネーヴ合意」が結ばれました。しかし、その後大統領となったブッシュは一方的に破棄してしまいました。キムジョンウン委員長は2015年に、米韓軍事演習をやめたらこれ以上の核開発をしないと表明しましたが、米国はこれを無視しました。


こんなことは全く報道されていません。そんな中で「北朝鮮…」という言葉・憎しみが高校生に向けられているのです。


『朝鮮学校を守ろう』を切々と歌う。









留学同の黄さんのアピールです。

☆留学同大阪地方本部専従

東京判決は国の主張を全面的に認める不当なものでした。判決の言い渡しは10秒もかかりませんでした。自分の言葉を言わない、人間の心も礼儀もないけれど、それは間違いなく国家にべったりの人間がおこなったことでした。


この裁判だけではありません。大阪府庁の姿をも思い起こします。


大阪判決では権力の横暴に歯止めをかけた画期的ではあるが当たり前の判決が出ました。

法の趣旨に基づいて人権を尊重する判決と権力を尊重する判決、朝鮮学校のあるほかの自治体はこの二つの判決のどちらを尊重すべきかは明らかです。






玄さんも続きます。

☆オモニ会代表

私は9月13日の東京判決の場にいました。まだ憤りが収まりません。

大阪からはオモニ4人で行きました。判決は午後2時からでしたが、12時半ですでに、裁判所周辺は大勢の人であふれかえっていました。傍聴希望者は最終的に1500人に達しました。

朝高生(元)が原告の裁判です。大阪の判決がありましたから、国にずっと踏みにじられてきた学生が勝利する瞬間を見ることができるのだと思っていました。


2分間の撮影は長く感じられましたが、その後の判決はあっけないものでした。主文を読み上げただけでした。


「それだけ?」あきれてものもいえないとはまさにこのことでした。

外に出ると、毎週金曜日に歌っていた歌をみんなが泣きながら歌っていました。私たちは呆然としていましたが。東京のオモニは「まだまだ闘いはこれから」と気持ちを切り替えていました。そして「大阪が勝ってくれてありがとう。希望の光だ」という言葉を何度も言われました。


夜の集会も700人の会場に1100人がつめかけていました。


東京の弁護士が「不当判決!」と涙ながらに訴えていました。


不正がまかり通っている時に、真実を見る目が必要なのです。


民族教育が受け継がれてきた意義がわかります。私たちは絶対にあきらめません。












愛のキャンディの配達です。









5年の間、グッスンさんが配達してくださるキャンディを食べたことのない方は多分いらっしゃらないと思います、少なくとも5年の間にキャンディ代だけでも10万円は使われたと思います。本当に頭が下がります、早く火曜行動お終わらせなければ、、、




火曜バンドの演奏が止まる事は有りません、





堺の金栄子さんがたまりかねてマイクを持たれました。

☆女性


なんで行政が子どもたちをいじめているのだ!昔もずーっと朝鮮をいじめてきた。


今はその子どもたちをいじめている。なぜビラを受け取らない!知らん顔しないで、人間の味を出せるように、お願いします。

☆長崎さん


差別されている側が頭を下げているのを見るのは本当につらい。


ナチスの罪はなぜ犯されたのか。アンナ・ハーレントは「凡庸な罪」と言っています。


一人一人はそれほどの悪意はなくとも上からの命令だからと、多くの人を殺していったのです。


大阪府庁の皆さん、心を開いてください。








最後の歌です、歌舞団の舞姫が音頭をとってくれました、歌は勿論「勝利のその日まで」













いつもの駐輪場で申し送りをいたしました。













さゆさんが久しぶりに来たので地下鉄組で新しくできた国際がんセンターの食堂でコーヒー付きで740円の美味しいランチ食べて帰りました、来週も頑張りましょう^_^











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