雨の中、216回目の「火曜行動」が大阪府庁前にて行われました。
70階段の前に朝鮮朝顔が咲いていました。大阪城公園の木々も少しずつ紅葉し始めました。公園内を歩きながら向かっていたらポトポト雨粒が落ち始めました。
5分前ですが、既に大勢来られて待機しておられました。
今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです。よろしくお願いいたします。
長崎由美子さんの元気な声が響き渡ります。火曜行動の始まりです。
ー長崎さんー
子ども達の笑顔と夢を取り戻したい、大阪としての誇り、共に生きているという誇りを取り戻してほしいと、ここに立って訴え２１６回目になります。
大阪ってええな、言われたいのに、最近とんでもないことが起き前日も抗議の声をあげてきました。大阪府警の機動隊員が、沖縄で、自分達の生活と高江の森を守ろうとしている沖縄の人々に、「土人」「シナ人」という言葉を浴びせかけました。私は心の底から怒りと深い悲しみを覚えました。それに拍車をかけたのが松井知事です。沖縄県民に謝罪もなく、「大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様」と言いました。
松井知事は、この火曜行動では、赤ちゃんを抱いたオモニが、「この子には学ぶ権利がないのですか？」というと、冷然と「ない」と言い放ちました。抗議は「証拠がない」と受け付けませんでした。「土人」「シナ人」という言葉がどこから出てくるのか、知らなかったとか、引っ込めればすむと思っているのは間違いです。自分達とは違う、貶めていい人というのが日常になっているからです。
警察は、京都朝鮮学校襲撃事件の時も止めなかった。ヘイトスピーチの行動に対しても、カウンター行動の方をおさえ、差別をする方を守る。京都の保護者達は司法に対しても諦めがあったが、裁判に訴えて勝訴した。
補助金裁判は年内に結審し、来年に判決が出されます。司法の良心を見せてほしい、そんな思いで訴えを続けています。街頭行動を行っています。１１月１０日にはヨドバシカメラの前で街頭行動をします。色々な人が共にアピールをしてくれます。ぜひ参加してください。
全ての子ども達が、“人は信じられるもの”と思いながら大きくなってほしい。差別を受けることなく民族教育を受け、言葉や文化を学んでほしい。ビラを取って頂くと、朝鮮学校の秋祭りや公開授業の予定が書かれています。公開授業は全国の学校で行われています。近くの日本の学校との交流も行われています。ぜひ近くの朝鮮学校を訪ねてみてください。（レポート平田）
お元気そうなトシさま、本当に良かったです。
皆さん、井上さんの笑顔が素敵ですね。
イケメン三銃士健在です。
我らが梁ハルモニ、お元気に坂を上って来られました。
「火曜バンド」雨をもろともせず元気溌剌です。
いつも穏やかな田中さん。
珍しいツーショットです。
歌舞団の舞姫と青年同盟のマドンナ
方さんと柴田さん、姉弟のようですね。
アピールリレー、まずは城北ハッキョを支え会の陶山さんです。
「府知事が橋下になってから「日の丸・君が代」不起立に攻撃をかけてきました。昨日は、特別支援学校に勤務する○さんに対する高裁判決がありました。一審判決をそのまま用いたひどい内容でした。
私は、教員をしていた時、司法は３権分立、裁判に不服でも再度訴えることが出来るなどと教えてきました。しかし今、憲法で保障されている権利がすべてないがしろにされていっているような気がします。大阪府は条例で、３回同じことをすると懲戒戒告としています。昨日はその教員にもう一回すれば首ですよと言ったことになります。東京では、最高裁で、累積加重は職を奪うことになり、ダメだという判決が出ています。大阪は聞く耳をもちません。
大阪では、教頭や教員のなり手がなく、圧倒的に不足していると報告集会でいわれていました。府は教頭の給料を上げるなど対策を考えているようですが、職場に分断を持ち込むだけです。被害は子ども達にいきます。
私は地域と学校との交流に取り組んできました。城北朝鮮学校との交流は３０年続いています。子ども達はすぐ仲良くなります。偏見はまわりの大人が作っているのです。これからも共に闘っていきたいと思います。」（レポート平田）
お久しぶりです。
若者代表がアピールします。
ー青年同盟３世の方ー
高校無償化適用や補助金再開を求めて、火曜行動や街頭行動をしています。
私は先日、十三の方に参加したんですけど、１１月１０日はヨドバシカメラ前で行います。
裁判も佳境にさしかかっています。無償化排除、補助金停止で金銭面でも差別をうけています。
私達は一人１０００円運動を行って、賛同者を募っています。私は北大阪を担当していて、学習会を行ったりしています。裁判を勝利で迎えられるよう頑張りましょう。よろしくお願いします。
（レポート平田）
ハルモニ会のリョンヒさん、久々のアピールです。
ー朴さんー
みなさん聞いてください。私がここに初めて立ったのは、２月２３日、１８４回目でした。
火曜行動のことは知っていたのですが、１８４回という回数に驚いてしまいました。府の差別に怒りが沸いてきました。
私は、日本の学校に通い、阪神教育闘争も朝鮮学校も知らなかった、知っていれば朝鮮学校に行こうとしたと思います。
民族学級で民族教育をしていて、アボジに聞こうと、阪神教育闘争のことを聞いたら、アボジが喜んで１時間も語ってくれました。
一世がみんなで力を合わせて建て、必死で守ってきたんだろうと、ここに立ちながら、一世の苦しみ、怒りと頑張りが少しは解るかなと思っています。私達も引き継いでいかないと。
ここに立って、黙っていてはダメなんだ、語り継がないといけない、闘い続けないといけないと決意しました。（レポート平田）
キャンディおばさんコトハルモニ会のクッスンさん、愛のキャンディを配達してくださっています。いつもいつも本当にコマッスムニダ。
「火曜バンド」の森本さん、雨のためサンシン演奏できないため、必ずアピールしてくださいます。
ー森本さんー
火曜行動に来ることで、学んだことがいっぱいあります。未来、希望をどう考えるか、学んだことを話したいと思います。
参院選の時、２／３を占めたら憲法改悪につながるんやでと大和高田の街頭で訴えました。“そのとうりや”という、いつになく良い反応があって手ごたえを感じました。その結果は予想外でした。
今の日本は現在が目いっぱいで、先の事が考えられない。しんどいのを頑張って、個人の事として考えているから、政治に繋がって行かない。しんどいことを、一人一人がバラバラに抱えている。
あなたの課題は私の、私の課題はあなたの、それが将来を考えることにつながる。ここはそういうところです。一人でも多く加わって頂きたいです。（レポート平田）
日本の若者代表、柴田さん。
ー柴田さんー
僕が参加するようになったわけを話します。
父方の祖父はビルマに行っていたらしい。母方の祖父は満州に行っていた。具体的なことは分からないが、利益を得ていた、加害の一端を荷っていたと思う。
ビルマでの悲惨な体験は少し聞いたが、「慰安婦」問題、戦争のことなどは聞けなかった。記憶の継承が出来ていない。父母にも戦争の記憶は十分に伝わっていない。
加害の責任を少しでも担うため、行動に参加しています。
昨日も、松井知事が差別を容認することに反対してきました。松井知事、謝ってください。（レポート平田）
ー長崎さんー
人間としての誇りを取り戻そう、それが火曜行動です。
最後の合唱です。いつも松尾さんが写真を送ってくださいます。
いつものように駐輪場に集合です。
日本の方が南大阪の学校の公開授業を見に行きたいので、行き方を教えて欲しいと仰り親切に教えてくださる方続出です。
雨は大降りになったり小降りになったりを繰り返しましたが、皆さん最後まで頑張られました。傘を忘れた馬鹿な私は急遽ショールを掛けてしのごうとしましたが、家に帰ってみると下着までビショビショになっていました。天気予報を甘く見た罰でしょう。
来週も頑張ります。応援よろしくお願いしますね。
70階段の前に朝鮮朝顔が咲いていました。大阪城公園の木々も少しずつ紅葉し始めました。公園内を歩きながら向かっていたらポトポト雨粒が落ち始めました。
5分前ですが、既に大勢来られて待機しておられました。
今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです。よろしくお願いいたします。
長崎由美子さんの元気な声が響き渡ります。火曜行動の始まりです。
ー長崎さんー
子ども達の笑顔と夢を取り戻したい、大阪としての誇り、共に生きているという誇りを取り戻してほしいと、ここに立って訴え２１６回目になります。
大阪ってええな、言われたいのに、最近とんでもないことが起き前日も抗議の声をあげてきました。大阪府警の機動隊員が、沖縄で、自分達の生活と高江の森を守ろうとしている沖縄の人々に、「土人」「シナ人」という言葉を浴びせかけました。私は心の底から怒りと深い悲しみを覚えました。それに拍車をかけたのが松井知事です。沖縄県民に謝罪もなく、「大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様」と言いました。
松井知事は、この火曜行動では、赤ちゃんを抱いたオモニが、「この子には学ぶ権利がないのですか？」というと、冷然と「ない」と言い放ちました。抗議は「証拠がない」と受け付けませんでした。「土人」「シナ人」という言葉がどこから出てくるのか、知らなかったとか、引っ込めればすむと思っているのは間違いです。自分達とは違う、貶めていい人というのが日常になっているからです。
警察は、京都朝鮮学校襲撃事件の時も止めなかった。ヘイトスピーチの行動に対しても、カウンター行動の方をおさえ、差別をする方を守る。京都の保護者達は司法に対しても諦めがあったが、裁判に訴えて勝訴した。
補助金裁判は年内に結審し、来年に判決が出されます。司法の良心を見せてほしい、そんな思いで訴えを続けています。街頭行動を行っています。１１月１０日にはヨドバシカメラの前で街頭行動をします。色々な人が共にアピールをしてくれます。ぜひ参加してください。
全ての子ども達が、“人は信じられるもの”と思いながら大きくなってほしい。差別を受けることなく民族教育を受け、言葉や文化を学んでほしい。ビラを取って頂くと、朝鮮学校の秋祭りや公開授業の予定が書かれています。公開授業は全国の学校で行われています。近くの日本の学校との交流も行われています。ぜひ近くの朝鮮学校を訪ねてみてください。（レポート平田）
お元気そうなトシさま、本当に良かったです。
皆さん、井上さんの笑顔が素敵ですね。
イケメン三銃士健在です。
我らが梁ハルモニ、お元気に坂を上って来られました。
「火曜バンド」雨をもろともせず元気溌剌です。
いつも穏やかな田中さん。
珍しいツーショットです。
歌舞団の舞姫と青年同盟のマドンナ
方さんと柴田さん、姉弟のようですね。
アピールリレー、まずは城北ハッキョを支え会の陶山さんです。
「府知事が橋下になってから「日の丸・君が代」不起立に攻撃をかけてきました。昨日は、特別支援学校に勤務する○さんに対する高裁判決がありました。一審判決をそのまま用いたひどい内容でした。
私は、教員をしていた時、司法は３権分立、裁判に不服でも再度訴えることが出来るなどと教えてきました。しかし今、憲法で保障されている権利がすべてないがしろにされていっているような気がします。大阪府は条例で、３回同じことをすると懲戒戒告としています。昨日はその教員にもう一回すれば首ですよと言ったことになります。東京では、最高裁で、累積加重は職を奪うことになり、ダメだという判決が出ています。大阪は聞く耳をもちません。
大阪では、教頭や教員のなり手がなく、圧倒的に不足していると報告集会でいわれていました。府は教頭の給料を上げるなど対策を考えているようですが、職場に分断を持ち込むだけです。被害は子ども達にいきます。
私は地域と学校との交流に取り組んできました。城北朝鮮学校との交流は３０年続いています。子ども達はすぐ仲良くなります。偏見はまわりの大人が作っているのです。これからも共に闘っていきたいと思います。」（レポート平田）
お久しぶりです。
若者代表がアピールします。
ー青年同盟３世の方ー
高校無償化適用や補助金再開を求めて、火曜行動や街頭行動をしています。
私は先日、十三の方に参加したんですけど、１１月１０日はヨドバシカメラ前で行います。
裁判も佳境にさしかかっています。無償化排除、補助金停止で金銭面でも差別をうけています。
私達は一人１０００円運動を行って、賛同者を募っています。私は北大阪を担当していて、学習会を行ったりしています。裁判を勝利で迎えられるよう頑張りましょう。よろしくお願いします。
（レポート平田）
ハルモニ会のリョンヒさん、久々のアピールです。
ー朴さんー
みなさん聞いてください。私がここに初めて立ったのは、２月２３日、１８４回目でした。
火曜行動のことは知っていたのですが、１８４回という回数に驚いてしまいました。府の差別に怒りが沸いてきました。
私は、日本の学校に通い、阪神教育闘争も朝鮮学校も知らなかった、知っていれば朝鮮学校に行こうとしたと思います。
民族学級で民族教育をしていて、アボジに聞こうと、阪神教育闘争のことを聞いたら、アボジが喜んで１時間も語ってくれました。
一世がみんなで力を合わせて建て、必死で守ってきたんだろうと、ここに立ちながら、一世の苦しみ、怒りと頑張りが少しは解るかなと思っています。私達も引き継いでいかないと。
ここに立って、黙っていてはダメなんだ、語り継がないといけない、闘い続けないといけないと決意しました。（レポート平田）
キャンディおばさんコトハルモニ会のクッスンさん、愛のキャンディを配達してくださっています。いつもいつも本当にコマッスムニダ。
「火曜バンド」の森本さん、雨のためサンシン演奏できないため、必ずアピールしてくださいます。
ー森本さんー
火曜行動に来ることで、学んだことがいっぱいあります。未来、希望をどう考えるか、学んだことを話したいと思います。
参院選の時、２／３を占めたら憲法改悪につながるんやでと大和高田の街頭で訴えました。“そのとうりや”という、いつになく良い反応があって手ごたえを感じました。その結果は予想外でした。
今の日本は現在が目いっぱいで、先の事が考えられない。しんどいのを頑張って、個人の事として考えているから、政治に繋がって行かない。しんどいことを、一人一人がバラバラに抱えている。
あなたの課題は私の、私の課題はあなたの、それが将来を考えることにつながる。ここはそういうところです。一人でも多く加わって頂きたいです。（レポート平田）
日本の若者代表、柴田さん。
ー柴田さんー
僕が参加するようになったわけを話します。
父方の祖父はビルマに行っていたらしい。母方の祖父は満州に行っていた。具体的なことは分からないが、利益を得ていた、加害の一端を荷っていたと思う。
ビルマでの悲惨な体験は少し聞いたが、「慰安婦」問題、戦争のことなどは聞けなかった。記憶の継承が出来ていない。父母にも戦争の記憶は十分に伝わっていない。
加害の責任を少しでも担うため、行動に参加しています。
昨日も、松井知事が差別を容認することに反対してきました。松井知事、謝ってください。（レポート平田）
ー長崎さんー
人間としての誇りを取り戻そう、それが火曜行動です。
最後の合唱です。いつも松尾さんが写真を送ってくださいます。
いつものように駐輪場に集合です。
日本の方が南大阪の学校の公開授業を見に行きたいので、行き方を教えて欲しいと仰り親切に教えてくださる方続出です。
雨は大降りになったり小降りになったりを繰り返しましたが、皆さん最後まで頑張られました。傘を忘れた馬鹿な私は急遽ショールを掛けてしのごうとしましたが、家に帰ってみると下着までビショビショになっていました。天気予報を甘く見た罰でしょう。
来週も頑張ります。応援よろしくお願いしますね。
