6月4日、「今、宮古では!自衛隊配備に反対する6.4集会」が6時から文京区民会館で開かれ、130人が参加。
宮古島平和運動連絡会・共同代表の清水さんが自衛隊配備に反対してたたかっている宮古の現状を報告。
中国脅威論をあおり、島嶼防衛・空白地帯の解消を理由に、今、宮古島をはじめとして沖縄先島諸島に地対空・地対艦ミサイルの実戦部隊の配備が強行されようとしている。自衛隊配備反対はもちろん、下地島空港の軍事利用反対もあわせてたたかっているきびしい実態が報告された。また、宮古は川がなく地下水が島民の命の水!もし、地下水が汚染されたら・・・・
基地建設に群がり金儲けをたくらむ企業やシンクタンクなど暗躍する防衛族など数十年の軍事化構想が見えてくる。
今日付けの産経新聞に「宮古島駐屯地 8月着工」の記事が載った。たたかいを強化・支援の意味もこめて、緊急カンパが呼びかけられ、軍事要塞化阻止!へむけ、ともに頑張ろうと訴えがありました。
宮古の自衛隊配備に反対し命の水を守ろう!
二度と戦争はいやだ!ともにがんばっていきましょう!
6月4日、「砂川事件裁判再審開始を!駐留米軍は違憲」伊達判決記念58周年集会が文京区民センターで開かれ、80名が参加。
1955年から米軍立川基地の拡張で農地を奪われることに反対してたたかわれた砂川闘争で逮捕起訴された7人の裁判で、東京地裁の伊達裁判長は「駐留米軍は違憲・基地侵入は無罪」の判決(1959年3月30日)をだしたが、最高裁の田中耕太郎裁判長は「日米安保条約は高度な政治問題で裁判所では違憲かどうかの判断は行わない」と棄却(1959年12月16日)し、被告は刑特法違反で罰金2000円の有罪になった。
しかし、その後、田中耕太郎裁判長とアメリカ側の接触が明るみになり、「裁判は公平ではなかった」と東京地裁に再審請求(2014年6月17日)。しかし、棄却(2016年3月6日)され、即時抗告し、現在、東京高裁で争われている。また、ゆがめられた最高裁判決が「政府の言う集団的自衛権や安保関連法案の根拠になるはずもない」と、伊達判決を生かす会は再審勝利をめざしてたたかっている。
特に伊達秋雄裁判長は1970年代の104号線越え実弾射撃訓練に反対してたたかった沖縄の喜瀬武原闘争の弁護団長であった。その時の刑特法で有罪になった一人は「伊達判決が自分の原点」といい、以来、現在にいたるまで、辺野古新基地建設反対の中心メンバーとしてたたかい続けている。
「駐留米軍は違法・米国軍隊は9条違反」伊達判決は明快である。
そのとおりだ!駐留米軍は違法である!
(写真は 伊達判決を生かす会の共同代表で、再審請求人の土屋源太郎さん、82歳)