朝方に、再度大辻山林道の途中にある展望所に向かい、朝方の立山方面の撮影をしました。
〈日の出前の富山平野方面〉
〈日が上がる直前の立山方面ですが、上空に雲一つないので朝焼けが見られずイマイチです〉
〈もうまもなく日が上がってきます〉
〈そして山から朝日が上がってきました〉
上空に雲がない場合は、ちょうど逆光になるので、ここからの写真は夕景のほうが見映えがします。
せっかくなので山からの日の出を撮ってから、登山を開始しました。
この山は三度目で、最初はガスのブナ林登山で展望なく、二度目の今春に残雪の大展望を見て感激でした。
山頂に出るまでは展望なく、山頂標識が見えると同時に大展望が広がる見せ方に感動が増したようでした。
〈立山を代表する樹木の杉とブナ林〉
今回は紅葉の時期ですが赤色の紅葉が少なく、ブナの黄葉はやや地味に感じました。
〈富山湾も覗いています〉
山頂では、途中で追い越していった地元の若者が一人、しきりと写真撮影をしていました。
〈今日はややモヤっています〉
〈デッカイ▲大日岳を挟んで左側に▲剣岳、右側に立山連峰が聳えています〉
朝方には少しモヤがかった逆光気味ということもあるが、山頂からの大展望も二度目となり、やはり感動が薄れてしまうのは致し方ない思いである。
〈左手奥に雪を抱いた▲白馬岳方面〉
〈左側奥が▲白馬岳本峰でしょうか?〉
その為にも出来るだけ初めて見る風景を求めて、選定した山に登っているのであります。
新雪は▲立山や▲白馬岳に目立ち、さすがに岩峰の▲剣岳はわずかに見られる程度でした。
〈立山はもう冬支度です〉
〈さすがに剣の岩峰は雪をも寄せ付けない〉
1000mを越える称名滝辺りが紅葉の見頃であるとのラジオ報道が頻繁にあったが、逆光で紅葉状態まで確認出来なかった。
〈立山山麓の弥陀ヶ原を伝って豪快に流れ落ちる称名滝が何とか確認されます〉
〈逆光で滝が見にくいですが〉
若者の話では、今年の紅葉は寒気の為か、くすんだ茶色が目立ち赤味が少なくイマイチのようだ。
〈ここまで晴れ渡らなくてもいいんですがねえ?〉
その若者としばらく山談義を交わし、ブログ紹介をさせてもらうと先に下山して別れた。
大展望を前にした好天にもかかわらず、他に登山者はなかなか来なかった。
食後しばらくして、二組五人程の方がやって来た辺りで下山することにした。
〈ようやく登山者がやってきだした山頂周辺〉
帰りも撮影しながら、長尾山経由で登山口に帰った。
〈午後3時ごろには、▲立山周辺に雲がかかってきました〉
〈右側に登ってきた▲大辻山山頂方面が望めます〉
今回は帰路の途中での寄り道登山だったので、早めに出発し福井県越前町まで移動した。
入浴後は、そこの駐車場で車中泊させてもらいました。