今日は広島県内第一級の縦走ルートがある比婆山連峰を目指した。
〈奥出雲町のオロチループ付近を展望台から眺めました〉
〈オロチループ最終に建つ高い橋梁〉
比婆山連峰は、県民の森の施設がある六の原を中心に、神話と伝説のロマン秘める御陵、通称比婆山を盟主として、
北に牛曳山、伊良谷山、毛無山、南に烏帽子山、吾妻山と1200m級の山々が連なっており、時間と体力によりいろんなコースが選べる。
御陵の峰には国指定の天然記念物であるブナの純林と、樹齢1000年を越えるイチイの巨木があり、池の段では360°の展望が得られる。
今日のコースは、県民の森P~南の▲牛曳山~▲伊良谷山~▲毛無山~出雲峠~北に▲烏帽子山~▲比婆山(御陵)~▲池の段~▲立烏帽子山~県民の森Pの周回縦走の予定である。
〈この花は今回、一番見かけました〉
裏ルートに当たる南側の縦走では、日曜日でも出会う人も少なく、静かな山歩きが出来た。
〈朝日を浴びるタニウツギ〉
〈まずは▲牛曳山から登って行きます!〉
〈珍しく白樺林が広がっています〉
途中で一人の高齢者と一緒になって歩き、出雲峠で下山された。
こちら側の登山道には、足元にキクの花のような白い花がいっぱい咲いていた。
〈可憐な白い花が登山道いっぱい散らばっていました〉
▲牛曳山付近からは、▲道後山や▲猫山の展望が良かった。
〈バックには▲道後山でしょうか?〉
次の▲伊良谷山からも歩いてきた山並みが展望出来た。
このあたりから、イワカガミが見られ出しました。
そして、▲毛無山はひときわ高く文字通り芝生のような山頂で、展望が抜群である。
〈▲毛無山山頂付近から喉かなパノラマ風景〉
〈▲毛無山山頂〉
稜線になるとイワカガミが目立ち始め、もう少しするとレンゲツツジが彩りを添えそうである。
〈イワカガミがいっぱいです〉
出雲峠から▲烏帽子山への登りから▲比婆山(御陵)への登山道では、ここのメインルートらしく多くの人と行き交った。
〈こちら側では、ブナがメインになります〉
〈重厚なブナ林が続きます〉
〈清楚なツマトリソウ?〉
ここ比婆山連峰は立派なブナの山で、神話と伝説を秘めた神聖な感じがする。
〈▲比婆山周辺には巨木のブナが多い〉
〈シダ群の新緑が鮮やかです〉
〈▲烏帽子山山頂付近からの展望標識〉
〈比婆山御陵の説明板〉
〈ブナに囲まれた大岩が御陵になります〉
〈イチイの巨木〉
▲池の段へ向かうころになると、また人通りが絶えて静かになる。
〈重厚なブナ林がずっと続きます〉
そして▲池の段のピークからは、この連峰随一の展望が広がった。
〈中央右側のこんもりした緑色の木立が御陵付近のようです〉
〈▲池の段からの展望標識〉
〈右側に最高峰の▲立烏帽子山、中央左手が▲比婆山御陵〉
〈この付近の最高峰▲立烏帽子山〉
〈▲吾妻山方面の山並みが見えます〉
〈午前中に歩いた山並み、右側から▲牛曳山、▲伊良谷山、▲毛無山〉
〈ここまでマウンテンバイクを担いできたようです〉
〈▲立烏帽子山山頂は樹林に囲まれています〉
その後は今日の最高ピーク▲立烏帽子山を経て、17時頃に県民の森の駐車場に戻った。
〈最後までブナ多き山です〉
〈再び足元が華やかになりました〉
下山時にはクルマも少なくなり、公園センターで入浴してから、再度奥出雲町の道の駅に戻り、車中泊にしました。