これからの予定順は、▲志津倉山~▲蒲生岳と考えていた。
ところが明日の天気が下り坂というので、今回は▲志津倉山を諦め、好天に登りたい岩峰▲蒲生岳を優先に決めて、登山口に向かった。
ここは以前「只見のマッターホルン」と呼ばれていたそうだが、そのうち全国区に昇格し、「会津のマッターホルン」と呼ばれているようである。
[厳つい岩峰が見えてきた]
登山口近辺には、立派な立て看板と広い駐車場を構え、観光登山の様相が加わったようである。
[蒲生集落のすぐ裏に佇む]
駐車場を出発し、久保コース登山道を進んだ。
ブナ林の広場を過ぎると、いよいよロープと鎖混じりの岩壁の急登が連続する。
[雰囲気の良いブナ林の広場]
十分整備されそんなに危険は感じないが、雨降りなどで濡れていれば、滑る恐れはある。
[ロープと鎖の急登が始まる]
今日はその為に、こちらを優先したのである。
登るに連れて、蒲生の集落が箱庭のように見えてくる。
周囲にもよく似たトンガリ山があちこちに見えてくる。
[狂い咲きのツツジ]
ガイド本に従って、右回りの鼻毛通しコースで山頂を目指した。
[直登コースと鼻毛通しコースの分岐点]
最初は鎖場をトラバースしながら、最後には急登を登り詰め▲蒲生岳山頂に飛び出した。
[▲蒲生岳山頂]
山頂は木々も刈られ、会越の山々が全方位に展望出来る。
ここの紅葉も遅れていたらしいが、このところの冷え込みにより、ほぼ例年並みでの色づきらしい。
この辺りの名峰、▲浅草岳と▲守門岳が大きく見える。
[▲浅草岳]
[▲守門岳]
今日は一番乗りだったようだが、しばらくして4~5人の登山者がやって来た。
昼頃には天候予報通り、だんだんと曇ってきた。
撮影を終え、今度は急登コースを下山することにした。
[直登コースを下山]
[山裾の水路で、スパッツを洗った]
下山後しばらくして、ポツポツと降ってきた。
その後は小雨の中、田子倉湖方面の紅葉を見てからUターンした。
[田子倉湖方面]
途中の深沢温泉「むら湯」に入浴後、今回二度目になる、南会津の道の駅「きらら289」で車中泊(延四泊目)にしました。