今日は以前花の時期六月に登ったことのある花の名山▲焼石岳に向かった。
ネットで調べると、中沼登山口へは、九月上旬には通行止とあったが1.8m未満は通行可となっていたので、早めに向かった。
ところが、登山口方面には、通行止の看板が有るがクルマは通り抜けれる感じであり、そのまま進んでいった。
これがとんでもない状態の道で、路面に断層が出来たような道で轍が深く、泥沼はあるし、谷側に崩れかけているし怖い思いをしながら終点まで何とかたどり着いた。
それでも先発者のクルマ普通車が一台あった。
ここの登山道は、泥沼が多く、スパイク長靴で出発した。
中沼からは、沼越しに紅葉した山陵部が見渡せた。
〈山陵部の紅葉に期待が高まる〉
上沼では、紅葉も始まっていた。
銀明水小屋の手前で、先発者の夫婦連れと出会った。
〈秋の恵みも鈴なり〉
〈秋の花トリカブトも艶やか〉
何でも、昨夜は小屋泊の予定で道の障害物を退けながら林道を進んできたと言う。
どうやら、ネットの情報は、解釈が違うというのである。
1.8m未満のクルマなら2kmまでは進めるが、それ以降はやはり通行止という解釈らしいが...?。
事故がなくて良かったが、登山口の紹介の所にこういう書き方をするのは、何ともネット情報が不適格で、いい加減であると思った。
〈何の花であろうか?〉
〈リンドウもいっぱい〉
〈秋も花の名山に偽りなし〉
〈綺麗に管理された銀明水小屋、朝方出会った御夫婦が掃除してくれてます〉
その後は気を取り直して辺り一面始まっている紅葉を撮影しながら▲焼石岳山頂部へと進んでいった。
〈いよいよ紅葉風景の始まりです〉
左側の横岳斜面の紅葉も素晴らしい。
〈横岳の斜面が燃える紅葉になってました〉
〈▲焼石岳山頂方面〉
〈泉水沼周辺のパノラマ、中央に▲焼石岳山頂部〉
〈泉水沼越しの▲東焼石岳山頂方面〉
〈泉水沼を見下ろしています〉
山頂部には、四~五人がいるだけだった。
かなり寒く展望もガスが沸いて来たりと、長居は出来なかった。
▲東焼石岳方面にぐるっと縦走するつもりで、山頂を後にした。
裏の焼石岳方面の紅葉も素晴らしく、撮影に忙しかった。
〈▲焼石岳の裏側から望む山肌の紅葉〉
特に▲東焼石岳との鞍部付近のモザイク模様が冴えていた。
〈赤色、黄色、緑色のモザイク模様に目を奪われます〉
このあたりでは、ほとんど人と会うことなく撮影出来ました。
〈金明水方面の紅葉の山肌〉
また秋の花だけでなく、初夏に咲くハクサンイチゲやチングルマの花が今頃咲いているところもあった。
〈未だにハクサンイチゲが凛々しく咲いていました〉
〈チングルマも真っ赤に紅葉した葉に囲まれて咲いていました〉
もうみんな帰って誰も会うことなく、帰りの林道通過を気にかけながら、急いで帰った。
登山口に帰るなり、暗くなる前に林道を通りたいと早めにで出発した。
今夜も焼石クアパークで入浴し、明日の▲栗駒山に備えて車中泊させてもらいました。