〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20160502 鎖場を越えてブナとササの稜線で結ばれた兄弟の山〔▲莇ヶ岳~▲弟見山〕を往復する

2016-05-02 | 〔2016中国エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は石鎚神社を麓に有し、一、二、三の鎖場と四国愛媛県の名峰▲石鎚山を模したような信仰の山である▲莇ヶ岳(あざみがだけ)、そしてその稜線で続く▲弟見山(おととみやま)に登ることにした。

元々▲莇ヶ岳は▲兄見山とも呼ばれ、笹とブナで結ばれた稜線の先の▲弟見山を兄山、▲莇ヶ岳を弟山と見立てたようです。

島根県側のブナ林は残されているが、山口県側のブナは残念ながら刈られ、植林帯となってしまっている。

残されたブナ林に見られるイワカガミや▲弟見山稜線一体のカタクリロードが有名で、山好きに人気のようです。

 

〈山麓にある石鎚神社〉

▲莇ヶ岳山頂までは、なかなかの急登が続く〉

〈展望が見えてきたら鎖場が近い〉

〈二の鎖は足場がなく、すぐに諦めた〉

〈三の鎖は、足場はあるが石鎚山同様に長い、50mくらいある〉

三の鎖に挑戦はしてみたが、最後の十メートルで、岩がオーバーハングしており、足場も見当たらずに腕で体重を支えられないと判断し、敢えなく断念。

後退りしながら再度巻き道を登って▲莇ヶ岳山頂に出ました。

〈石鎚山と違うのは、鎖に足の置場がないのである(;_;)/~~~〉

後で山頂から鎖場を確認すると、最後の岩場で左側のエスケープロープを伝えば、山肌を巻いてすぐに山頂に出れたようです(*_*)。

侵入禁止のロープと思い込んでの勘違いで、後退りしてしまいました(>_<)。

〈鎖場の岩に根付くスミレの花〉

▲莇ヶ岳山頂〉

〈▲莇ヶ岳山頂からの眺め〉

未だに中国地方の山々は山名が良くわからず、山座同定が出来ません。

〈山頂から見下ろした最後の鎖場、オーバーハングで下の方が見えない〉

〈稜線は気持ちのよいブナ林の木陰になっていました〉

〈山頂の木陰の中には、小綺麗な避難小屋が有りました〉

〈山好きが集いそうです〉

〈新緑のブナ稜線〉

〈力強いブナの新緑〉

〈目に優しい木立〉

▲弟見山山頂付近に広がるカタクリロードは、ほとんど葉ロードとなっていましたが、極たまに残ってくれていました。

〈何とか五~六輪残っていてくれた健気なカタクリの花〉

〈▲弟見山山頂手前にある展望所から望む▲莇ヶ岳山頂のピーク〉〈展望所でのパノラマ風景〉

▲弟見山山頂付近で、カタクリ目当てにやって来た4名の一行に、今日初めて出会いました。

その後、山頂直下の展望所で食事中の二名の山慣れたおばさんに会い、山談義を楽しんだ。

なお、二人のうちのHさんからは、息子さんが著者をしているという「葉で見分ける樹木」というカラー本を頂き、この場で御礼を申し上げます。

〈ツツジの花も数少ない〉

〈イワカガミの花もまだ数少ない〉

〈健気なカタクリの花〉

〈▲弟見山は、新緑の木陰の中に山頂がある〉

今日は、この兄弟の山二つのを結ぶ稜線に趣が有りました。

〈再度、▲莇ヶ岳山頂の避難小屋まで戻って来ました〉

〈苔むしたブナの根元に根付いたイワカガミの花〉

〈イワカガミの花にも傾いてきた日が射す〉

〈下山は、ブナ尾根を回って帰ろう〉

〈ブナ尾根から眺めた▲莇ヶ岳山頂〉〈ブナ尾根から眺めた▲弟見山山頂〉

〈降り立った駐車場の沢付近は花盛りでした〉

明日は荒天予報で休養と洗濯を予定しています。

今夜は、山口市阿東の温泉の道の駅で温泉入浴後、そのまま車中泊としました。

 

 

 

 

 



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。