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【ゲームクエスト】スタジオP

2010-10-02 23:16:33 | ゲームクエスト
スタジオP(プレイステーション)

2006年1月6日掲載

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 音楽ツールとしてなかなか好評なこのスタジオPですが、私の目的はもっぱら雑巾絞りゲームでした。これはネジコンのねじりの動作を雑巾を絞る手の動作に見立てて、時間内に水を絞り出す量を競うというものです。このために中古のネジコンを探して購入してしまいました。

 話は変わって、最近は残虐ゲーム規制の動きのニュースが多いですね。小さな子供が血まみれの表現を見たら、大変なショックを受けることもあるでしょうから、こういった規制を否定することは出来ません。一方で、ゲームを毛嫌いする大人たちが子供からゲームを取り上げる口実には格好のネタである、といううがった見方も可能です。

 このような口実として、一昔前には「ゲームばかりしてないで勉強しなさい」という言い方をしていました。ゲームに罪をかぶせれば安心という心理です。さて、この「ゲームはするけど勉強はしない」という行動を、子供たちはどのように改めるべきでしょうか。

1:ゲームもしないし勉強もしない
 このパターンは、「ゲームをして勉強しないやつは、ゲームをしなくても勉強しない」という非常にもっともな理由に基づいています。私はこの行動を心情的には理解できるのですが、論理学的には間違っていると言わざるを得ません。なぜなら、勉強をしていない以上「遊んでばかりいないで勉強しなさい」と言われるだけで、「ゲーム=有罪」かつ「遊んでばかり=有罪」と判断されてしまい、ゲームの無罪を主張できないからです。こんな簡単な論理学も理解できないようでは、まさに勉強不足でしょう!

2:ゲームはやめて勉強をする
 これは最悪のパターンです。これこそ「ゲーム=有罪」と判断されるでしょう。もう大人は勝ち誇ったように「だからゲームは駄目なんだ」と言うでしょう。まあ、ゲームをやめることの出来る子供がどれほどいるのかは分かりませんが。

3:ゲームもするし勉強もする
 当然、これがベストでしょう。ゲームが勉強の障害にならなければ、大人も文句は言えないでしょう。

 しかしながら、いくら子供がゲームと勉強を両立しても、ゲームを毛嫌いする大人は難癖をつけてきます。例えば、「ゲームしている暇があったら家の手伝いをしなさい」といったように。これはもうほとんど言いがかりとしか思えないのですが、まあ掃除でも手伝っておきましょう。そして雑巾絞りの練習には、このスタジオPの雑巾絞りゲーム! なんという強引な話の展開!

 この雑巾絞りゲームはなかなか手ごわいです。ネジコンのLボタンを押して雑巾をバケツの水につけます。Lボタンを離してネジコンをねじると別のバケツに向かって雑巾を絞ります。その繰り返しによって、一定時間に絞った水の量が多いほど良いのですが、雑巾を水につけている時間が長いとロスタイムとなりますし、水につけている時間が短いと雑巾に水があまり染み込まず効率が悪くなります。また、ねじり方も右→左とリズミカルにするのがいいのか、一方にギューっとするのがいいのか、いろいろ試す必要があります。

 もう雑巾絞りと侮れません。最適な操作の試行錯誤の連続です。いろいろ試して記録が飛躍的に更新されると感動ものです。実際の掃除もそうですよね。やり始めるとついつい効率のいい掃除の仕方を考えて、結構熱中してしまいます。こうなるとなんでもゲームのように思えてきます。生活の中にゲーム性を見いだし、つい攻略をしてしまうのならば、筋金入りのゲーマーです!

 ゲームは大変に知的な遊びです。ゲームをすらすらクリアできるだけの知性があれば、きっと勉強なんて簡単でしょう。勉強が出来るようになって考える力が身に付けば、ゲームを隅々まで楽しむことが出来るでしょう。きっかけは簡単です。歴史シミュレーションが好きならば、その時代の歴史を勉強してみれば、よりゲームも楽しめるといった具合にです。パズルゲームが好きな人は数学も好きになると思います。学校の勉強さえゲームです。

 勉強もできる、家の手伝いも手際よくこなす、そしてゲームもうまいなんてカッコいいじゃないですか! その上スタジオPなら音楽センスも磨けるし、壷の作成ツールもついてますよ!


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