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チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV シナリオ2 - 再興のビザンツ帝国 その4

2011-06-05 11:51:24 | ゲーム
チンギスハーン 蒼き狼と白き牝鹿IV シナリオ2 - 再興のビザンツ帝国 その3の続き

 インドを治めるバンガダート王子は、その後南アジア同盟の猛攻にさらされていました。マルコ=ポーロらの少ない手勢を率いてなんとかしのいできましたが、王子は二度も難破してその度にカリカットに戻ってくるというドジっ子ぶりも発揮。そんな折、対立の様子を見ていた吐蕃(チベット)がデリー=スルタン朝に軍隊を差し向けてきて、こちらへの攻撃が緩んでいるところです。

 東欧では共同戦線を張っているビザンツ帝国とイル=ハン国の軍勢がキプチャク=ハン国の首都サライ(カスピ海の北)を包囲。そしてタイミングを見てイル=ハン国の将軍一人とビザンツ帝国の三人でサライを攻撃。イル=ハン国の将軍に城門を攻撃させ(当然この間には敵に攻撃される)、お互いが疲弊した頃にビザンツ帝国軍がキプチャク=ハン国軍を倒すという狡猾な手段でサライを入手。これによって邪魔だったキプチャク=ハン国はついに滅亡。



 サライの陥落によってヨーロッパはビザンツ帝国によって統一され、ミカエル8世は宴を開催。諸国を巡っている吟遊詩人はビザンツ帝国の繁栄に驚きながら、ミカエル8世を讃える詩を吟じるのでした。

 国王ミカエル8世はその勢いで自らチャガタイ=ハン国のサマルカンドを攻略。次いで王子たちが天山山脈北麓のアルマリクを攻撃したのですが、ここがまた非常に攻めにくかったのです。



 アルマリクは二方を天山山脈と接しており、そちらからの攻撃はできません。したがって最大でも二つの軍隊でしか攻撃できません。しかも城門前は一撃離脱戦法がとりにくい地形となっています。なんとか敵を混乱させて足止めに成功し、ギリギリで陥落させたのですが、これが失敗していたら兵糧攻めをするつもりでした。苦労はしましたが、これでチャガタイ=ハン国も滅亡。



 アルマリクを落としたカラシアム王子(架空の人物)。ミカエル8世の息子たちは一人の例外も無く戦闘能力が優れており、国王も含めて全員が前線に出ています。しかも政治能力も高いというエリート王家です。

 1288年の秋の時点で支配都市は27。ビザンツ帝国は、中央アジアにカンダハル、ウラル山脈の南端にマグニトゴルスクを建設。いずれも中継地点としての機能を期待しています。また、街道も常に整備しています。

 元は、オゴタイ=ハン国、南宋、鎌倉幕府、陳朝(ベトナム)に攻められるという四面楚歌ぶり。意外と大帝国になれないようです。ただし同盟を組まれるとやっかいなので、対立を利用しつつもうまく切り崩していかないとなりません。

 それにしても邪魔なのはイル=ハン国です。キプチャク=ハン国が滅亡したため、イル=ハン国は敵国との接点が無くなり、今後は内政に注力して国力を高めるでしょう。しかも勝手にコンスタンチノープルと交易をしており、文化レベルを高めているようです。同盟を破棄してもいいけれど、あと3年程度の同盟期間が切れたと同時に併合できるのがベストなので、しばらくは周辺都市の軍備を整えながら様子を見ることにしましょう。

つづく


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