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【ゲームクエスト】SIMPLE1500実用シリーズ Vol.16 猫の飼い方 ~世界の猫カタログ~

2010-12-02 19:03:52 | ゲームクエスト
SIMPLE1500実用シリーズ Vol.16 猫の飼い方 ~世界の猫カタログ~(プレイステーション)

2007年8月14日掲載

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 今回の「非ゲーム」ソフトは「SIMPLE1500実用シリーズ Vol.16 猫の飼い方 ~世界の猫カタログ~」です。猫は好きですが、集合住宅に住んでいるため飼うことが出来ず、せめて映像だけでもと購入したのです。

 主なメニューは、猫を飼う際の注意点等をテキストで学ぶ「猫の飼い方」、世界の飼い猫42種の詳細データが閲覧できる「世界の猫カタログ」、飼い猫の映像が鑑賞できる「にゃんにゃんムービー」の3つがあります。なぜか「にゃんにゃんムービー」という字面に不穏な空気を感じます。メニュー画面で小判が回っているのも、何が言いたいのでしょうか。

 非ゲームソフトでもゲーム的な部分を持つことはよくあるのですが、本作でも猫の名前当てクイズがあります。「世界の猫カタログ」にある写真を見て、その種類の名前を当てるクイズです。全問正解すると追加の「にゃんにゃんムービー」を観ることが出来ます。

 猫の種類の名前当てクイズなんか、ゲームと呼ぶほどのものではありません。単なる記憶力テストです。が、その記憶力テストが、30代半ばの私の前に巨大な壁として大きく立ちはだかるのです!!

 記憶力が減退しているのか、生活習慣なのか、カタログを一目見て覚えるようなことはとてもじゃないができません! 特徴的な猫もいるのですが、多くはみな普通の猫に見え、さっぱり区別がつきません! 最近になってようやく「ガンダムSEEDシリーズ」のモビルスーツを見分けることが出来るようになった程度の私には、過酷なミニゲームです。

 カタログのうち半分くらいは、私もかわいいと思える猫です。ですがあと半分はどうも私のかわいさのツボからはずれているようです。中には全身の毛が無く、猫はおろかケモノも通り越して、もはや宇宙人とも思える種類もあります。そういえば、ケースの裏側に「こんな猫がいたなんて!」と書いてありました。

 クイズはランダムに10問です。選択肢はなんと20もありますので、当てずっぽうではまず正解しません。やはり確実に覚えていくのが全問正解への近道のようなので、クイズとカタログをひたすら往復します。それにしても、私は猫と触れ合うことで和みたいのであって、猫博士になるつもりはないのですが・・・。

 有給休暇をとった平日の真っ昼間、30代半ばのオッサンが、猫の名前当てクイズに没頭しているなんて目も当てられません。ですが、クリアできないのはもっと悲惨です。そしてついに、たった10問のクイズに対して1時間の苦労の末に、ようやくクリアです! 解除されたムービーは・・・、他のムービーと同じ猫な上に、ツボからハズレていました。

 しかもメモリーカードへクリアデータを保存する機能がありません。後日ムービーを観たくなったらまたクリアしなければなりません。そのたびにあの苦労を乗り越えなければならないのです。ですが一度観たらもう十分です。「実用シリーズ」というには、おかしな点が多いと感じました。

 けれども、何よりおかしいと感じるのは、私がこのムービーを観たのはこれで二度目だということなのです・・・。


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2 コメント

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こんばんは (どらお)
2010-12-03 23:20:54
自分も非ゲームを買うのが好き(DSで顕著)ですけれど、
「にゃんにゃんムービー」ってのは
素人投稿動画みたいな怪しいネーミングで
確信犯ならすごいなと思いました。
感想を読んだ感じではシンプルらしい
安いつくりのようですね・・・。
ちなみに
毛なし猫(スフィンクス)は昔図鑑か何かで見てちょっとトラウマでした(汗)。

ところで
NASAがさんざん気を持たせた末に
リンの代わりにヒ素(以下略)という発表がありましたけど
素人的には他の要素はいっしょなんだから
あんまり意味無いんじゃ・・・というか
はやぶさの発見に焦ってたんじゃないの?
という失礼な印象を受けました。
おかもろ(再)さんから見るとどうなんでしょうか。
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どらおさまこんばんは (おかもろ(再))
2010-12-04 00:59:39
 おっしゃる通りとても安い作りです。そして、スフィンクスですね、絶対あれは宇宙人ですよ。
 NASAの発表は数日前からアナウンスがあって、私も火星の生命体とかを期待していたのですが、報道を聞いて「ああ、いるかもね」くらいの印象でした。元素の周期律表ではリンの下にヒ素があり、化学的性質は近いというのは高校生でもわかりますし。もともと通常のDNAを持つバクテリアがリンの少ない環境で進化したのかもしれません。この件については、生命の起源という観点よりも、報道で強調されていた「猛毒のヒ素を取り込む生物」というバイオテクノロジーの観点の方が(本質的ではないにしろ)おもしろいような気がします。確かにNASAが「はやぶさ」に便乗したかのようなタイミングで、今後アメリカも一枚かんで共同研究してイトカワのサンプルもらおう、というゴリ押しが目に見えるようです。
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