ウィーンからは一昨日帰国してるんですけどね、お蔭様でお客さんひっきりなしだったんで何買ったか報告が遅れてしまったんスよね。ま、でも命知らずの野郎どもがかなり買ってくれてます。ありがたいことです。パンク寸前だよな、俺も、キミも。
・善意の難しさ
今回もピーターさんにウィーンで釣りに行こうぜ、なんて寒いし、腰の按配は悪いしで気乗りしなかったんですけど結局行ったんですよ。思えばその時に感じたイヤな予感をビリーブすればヨカッタんスけどね、ま、予感は当たりました。気温6度の湖のそこかしこにピーターさんお手製の釣台、いわゆる湖にせり出している板を彼が一生懸命造ってるんですけどね、そこに乗って釣りをしてたらピーターさんも乗ってきましてね、その後、動画が残ってないのが悔やまれるんですが、板が折れて二人とも湖にダイブ、というオチになったんですよ。それこそ出オチなんで釣りを始めた直後の出来事だったワケですから釣りどころじゃないし、下半身はクールミント状態なワケです。そこでほうほうの体でピーターさんの釣り小屋に戻ったんですが、そこにはピーターさんの着替え一式はあるんですが、当然オカダのは置いてるワケないスよねえ。でもピーターさん、やさしいんですよ。イッキ、俺の靴下を履きな、なんて靴下を投げてよこすんです。ああ、いけねえ。履かないワケにはいかねえ。。
でも俺の靴下とはサイズがあきらかに違うんです。これにはサンタクロースも苦笑い、くらいのサイズです。でも折角ピーターさんが好意でくれた靴下を履かないワケにはいかねえ。。当然、一昔前の女子高生みたいになっちゃうんですがね。でもこのサイズ、アングロサクソンには勝てんわな、これじゃ。
KE-7Aのエルカンは4枚構成、これは6枚構成のエルカン。こんなんあったんだねえ。。
エルカン、というレンズはKE-7Aの4枚構成の玉もそうなんですが、ミルスペックで設計が進んでいくレンズなんです。レンズを開けてみると砂塵が入らないように鏡胴の内側にベルベットが貼り付けてあります。軍の基準はアウトドアユースなんですねえ、って、当たり前だよ。
これが一番の本命、エルカンのエクステンダー。今回紹介する玉は恐らく今後見ることが非常に困難な玉ばっかりです。エルカンで、エクステンダー。。恐ろしや。。
よく見ると見たことない鏡胴の形状のズミクロン90。おそらくアポ玉です。恐ろしく写るし、軽い。。
これも見たことない形状のエルマリートRの90。あっても4~5本くらいのレベルです。製造番号が語ってます。
このズミルックスはフィルター径が49ミリ!前玉の大きさが違います。これにはシビレル。どういった経緯で市販に至らなかったのか、物語を訊きたいですねえ。
おそらくこれもこれっきりのズミクロンRの35、初期玉がこのデザインで出てこなかったのは金属フードとの決別を意味してるんですかねえ。。
値があってないようなもんだね。。