福島第一原発への海水注入問題で、東京電力は26日、一時中断したと説明してきた海水注入を実際には中断せずに継続していたと説明した。これに対して菅首相は28日、福島第1原子力発電所事故を巡り、海水の注入を独断で続けた吉田昌郎所長について「事業者の判断で対応することは法律上、認められている。結果としても注入を続けたこと自体は決して間違いではなかった」と述べ、処分は必要ないとの認識を示した。
原子力安全委員会の班目委員長は、「中断がなかったのなら、私はいったい何だったのか」などと不信感をあらわにしたとのことだが、「あなたが一体何者なのか? それはこちらが聞きたいことだ」と私は怒りを覚えた。
さらには東京電力の武藤副社長が吉田所長の処分を検討していると聞き、ますます怒り心頭だったが、それ以上に「このままでは大変な事態になる」と思い、民主党の幹部数名に直接連絡を取った。
吉田所長は現場の鬼軍曹よろしく、3月11日の地震発生以後ずっと現地で指揮をとりつづけている「現場のリーダー」だ。万一、彼を処分するという事態になれば、彼と一緒に現場で死力を尽くして働いている仲間たちも「それならば一緒に現場を去る」と決断する可能性は高いと私は思う。
そうなったら、本当に大変な事態を招く。むしろ処分すべきは、原子力安全委員会の班目委員長と東京電力の武藤副社長の側だと声を大にして言いたい。
日本国民からすれば、処分するどころか吉田所長は慰労すべき人だと思う。それも分からずに処分を検討するなど、東京電力の武藤副社長には呆れるばかりだ。
東京電力は24日、福島第一原発の1、4号機の原子炉建屋上空で、放射性物質を含むチリを検出したと発表した。
なぜ今頃になって、上空の放射性物質を含むチリについて議論が始まったのか少々理解に苦しむ。このチリは3月12日建屋の爆発時からずっと放出され続けているものだ。だから私は早い段階から例えて言えば東京ドームぐらい大きいテントを作って建屋を空からすっぽり覆い隠すべきだと主張してきた。
この仕組みを成立させるための大前提は、クローズドな冷却装置の完成だ。外から消防ホースで注入している間はテントを張ることができないからだ。その上で、そのような状態を3年~5年キープして様子を見て、燃料が冷却されるのを待ち続けるしかない。
そして、同時に考え始めなくてはいけないのは燃料の廃棄場所をどうするのか?という問題だろう。おそらく、日本ではどこに持っていっても受け入れてくれる可能性はないので、選択肢は2つだと私は思っている。
1つは福島原発内に貯蔵施設を新設する方法だ。福島原発には、7号機・8号機の予定地が余っているから、半径5キロ圏内は立ち入り禁止にして、核燃料の廃棄場所として活用できるはずだ。もう1つはロシアと平和協定を締結し、どこかのツンドラ地帯を廃棄場所として提供してもらうという方法。おそらく、この2つ以外には選択肢は残されていないだろう。
【今週の問題解決視点のポイント】
前例のない状況下では、形式や一時的な感情に捉われない客観的な判断が必要。
原子力安全委員会の班目委員長は、「中断がなかったのなら、私はいったい何だったのか」などと不信感をあらわにしたとのことだが、「あなたが一体何者なのか? それはこちらが聞きたいことだ」と私は怒りを覚えた。
さらには東京電力の武藤副社長が吉田所長の処分を検討していると聞き、ますます怒り心頭だったが、それ以上に「このままでは大変な事態になる」と思い、民主党の幹部数名に直接連絡を取った。
吉田所長は現場の鬼軍曹よろしく、3月11日の地震発生以後ずっと現地で指揮をとりつづけている「現場のリーダー」だ。万一、彼を処分するという事態になれば、彼と一緒に現場で死力を尽くして働いている仲間たちも「それならば一緒に現場を去る」と決断する可能性は高いと私は思う。
そうなったら、本当に大変な事態を招く。むしろ処分すべきは、原子力安全委員会の班目委員長と東京電力の武藤副社長の側だと声を大にして言いたい。
日本国民からすれば、処分するどころか吉田所長は慰労すべき人だと思う。それも分からずに処分を検討するなど、東京電力の武藤副社長には呆れるばかりだ。
東京電力は24日、福島第一原発の1、4号機の原子炉建屋上空で、放射性物質を含むチリを検出したと発表した。
なぜ今頃になって、上空の放射性物質を含むチリについて議論が始まったのか少々理解に苦しむ。このチリは3月12日建屋の爆発時からずっと放出され続けているものだ。だから私は早い段階から例えて言えば東京ドームぐらい大きいテントを作って建屋を空からすっぽり覆い隠すべきだと主張してきた。
この仕組みを成立させるための大前提は、クローズドな冷却装置の完成だ。外から消防ホースで注入している間はテントを張ることができないからだ。その上で、そのような状態を3年~5年キープして様子を見て、燃料が冷却されるのを待ち続けるしかない。
そして、同時に考え始めなくてはいけないのは燃料の廃棄場所をどうするのか?という問題だろう。おそらく、日本ではどこに持っていっても受け入れてくれる可能性はないので、選択肢は2つだと私は思っている。
1つは福島原発内に貯蔵施設を新設する方法だ。福島原発には、7号機・8号機の予定地が余っているから、半径5キロ圏内は立ち入り禁止にして、核燃料の廃棄場所として活用できるはずだ。もう1つはロシアと平和協定を締結し、どこかのツンドラ地帯を廃棄場所として提供してもらうという方法。おそらく、この2つ以外には選択肢は残されていないだろう。
【今週の問題解決視点のポイント】
前例のない状況下では、形式や一時的な感情に捉われない客観的な判断が必要。
・権限を持つ人が適切な判断を下せないなら、交代するのが当然。
というわけで、
1. まず吉田所長を処罰する。
2. 吉田所長に権限を委譲し、同時に説明義務を課す。
というやり方が適当だと思う。
こんなこと誰でもわかるはずです。
吉田所長を処罰することよりも、一日も早く原発の問題解決を優先すべきであり、そのためには、現場に強い人間を上の者がバックアップすべきだ。
良い経営者とは、働きやすい現場環境を作り出すものだ。
吉田所長を処罰して問題が良くなり、現場も働きやすくなるなら、したらいい。
しかし、彼の判断で海水を注入し続けたおかげで、より大きな問題を回避できたのであれば、正しく評価してその働きをバックアップするのが今の課題ではないのか?
現場の苦労を知らない経営者こそ消えるべきだ。
天下り官僚など消えてしまえ。
また国会で総理が中止を指示したとかしないとか大騒ぎになっているのに知らんぷりして、査察が入るとなると手の裏を返して、本当のことを言うなど、とんでもないことだ。情報隠しの張本人でもある。
もともとは立派な原発推進派であるし、原子力村の一員だ。原発事故処理に全力を尽くすのは当たり前で、ヒーロー扱いなど間違っている。
最近マスコミに度々登場するが、東電のイメージ作戦だろう。姑息な会社である。
儲かりさえすれば日本がどうなろうと構わないのだ。
一番現状をよく理解している人に最終的な実施権限を与える事にしていたので(航空機のパイロットも同様ですが)、今回は最悪の事態に陥る事を防ぐことができました。処罰は、百害あって一利なし、ですね。
原子力安全委も保安委も知りえたはずで、津波の」レベルが5+メートルでなく、15mを超えることは想定内であったろう。
国会で、追求すべきところだが、管内閣では、Lame Duckでどうにもならんでしょう。
%救済すべきである。現状では救済はおろか義援金も
届いてない惨状、東電の資産がある現状を踏まえて資産を売却して救済し合わせて国家賠償で永久に救済すべきである、一般株主が株式を売り抜けて資産が目減りしないうちに!政治家は、株主責任をも追及すべきであります。自民も民主党も原発推進した経緯があり
超法規で被災者救済を優先し合わせて原発をも一時停止して国政等を議論すべきである。
%救済すべきである。現状では救済はおろか義援金も
届いてない惨状、東電の資産がある現状を踏まえて資産を売却して救済し合わせて国家賠償で永久に救済すべきである、一般株主が株式を売り抜けて資産が目減りしないうちに!政治家は、株主責任をも追及すべきであります。自民も民主党も原発推進した経緯があり
超法規で被災者救済を優先し合わせて原発をも一時停止して国政等を議論すべきである。