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ビーバー、ニューヨーク市で200年ぶり生息確認

2007-02-25 00:59:35 | 植物
 ニューヨーク市のブロンクス川に姿を見せたビーバー。生存が確認されたのは200年ぶり=AP

 【ニューヨーク=大塚隆一】ニューヨーク市でビーバーの生息が約200年ぶりに確認された。

 23日付のニューヨーク・タイムズ紙などによると、市旗や市章にも描かれているビーバーが戻ってきたのは同市北部のブロンクス川。2~3歳のオスと見られ、木や泥を使って幅約3.7メートルの巣を作っている。専門家は上流地域での生息数が増えたこと、ブロンクス川の浄化が進んだことなどが原因とみている。

 ビーバーはかつて北米に大量に生息し、その毛皮の貿易はオランダ植民地時代のニューヨークの主要産業だった。しかし、18世紀に乱獲で激減し、19世紀初頭から姿を消していた。

(2007年2月25日0時59分 読売新聞)


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