今日は、当初の企画は年間会員のサツマイモ苗の植え付け体験でしたが、春の寒さで苗の生産地で苗の生育が遅れて入荷の目処がたたない状況でした。そこで作物を生姜に変更して実施することにしていました。ところが突然昨日の午後に1,500本入荷し、大急ぎでサツマイモの植え付け準備をしたところです。
今日の年間会員のサツマイモ植付け体験企画は、朝から続く雨と昼近くから強い雨が降るという天気予報があったせいか、年間会員の企画としては参加者ゼロという珍しいことになってしまいました。私が参加して10年になりますが初めての経験です。
(ベニハルカ 1,000本 べにあずま 500本 ガルデン、保育園分を含む)
参加メンバー
山田リーダー、塩沢さん、橋爪さん、私の4人に女性陣は浅井さん、古屋真由美さんのお二人で計6人です。
今日の作業
(1)サツマイモの畝づくり
サツマイモの畝は昨年同様20本以上作る予定で、先週までに10本作ってあり今日は5本作ることにし、男4人全員で取り掛かりましたが、概ね2時間20分程度の時間を要しました。
ガイド用に張ったロープの谷側に畝を切り、そこに稲わら、過リン酸、米糠をまき山側の土を寄せて高畝を作る。この作業は普通の畝切りに比べ倍以上のワークロードです。明日、また残りの5本を作ってサツマイモを全て植えてしまう予定です。
(2)サツマイモの苗の手入れ
サツマイモの苗は、まだ根が生えていないものが多く葉から蒸発する水分の量と吸収できる水分のバランスが取れていないので、葉を少なくする必要があります。直ぐに植えない苗は水槽で保存するので大きな葉を減らす程度とし、植える直前に乾燥に耐えられるよう葉を2~3枚残す程度にまで切り落とします。葉は爪で切り落とし、決して引っ張って茎から外してはいけません。
本数が多いので最後は全員で本数を数え1,500本を確認し処理しました。
(3)エンドウの収穫
エンドウの仲間は、特にキヌサヤが大きくなり今日収穫しないと食べられなくなるものがあったのでお二人に収穫をお願いしました。
川島会長の指示で、多分明日の朝にエンドウ等のマメの地面に近い所の葉に米ヌカを散布しウドンコ病の対策をします。ウドンコ病はエンドウを起点にキュウリ、かぼちゃ等の夏野菜に伝染します。
ヌカは、科学的に証明できていないのですが果樹の大敵のモンパ病にも絶大な効果があるそうです。
(4)生姜の植付け前準備
雨がひどくなってきたので、今日最後の仕事として、明日植えつける予定の生姜の種(根ショウガの部分)を出してきて、芽を探して芽に合わせて生姜を分割した。
今後の予定・計画
5月14日 (日) :Palsystem企画 「サツマイモ植付け体験(一般会員-抽選)」
5月18日(木) :保育園サツマイモと昼食(山田L対応)
5月19日(金) :保育園サツマイモと昼食、みる・みーる委員会見学、 パルシステム労組視察
(山田L対応) (荒川対応) (松長さん対応)
5月20日 (土) :Palsystem企画 「落花生植付け体験(一般会員-抽選)」
5月21日 (日) :Palsystem企画 「落花生植付け体験(年間会員)」
5月22日 (月) :保育園サツマイモ植付け(城山)
5月27日 (土) :農作業をします
5月28日 (日) :森フェス2017(どなたでもご参加ください 当日券1,200)
http://www.inagi-morifes.com/about/
6月 3日 (土) :Palsystem企画 「麦茶用大麦の刈取り(年間会員)」
6月 4日 (日) :Palsystem企画 「麦茶用大麦の刈取り(年間会員)」
2017年度上半期の企画予定は、いなぎ里山グリーンワークのHPにアップしています。
http://www.inagi-greenwork.com/