長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

町田樹選手、電撃引退

2014-12-29 11:34:05 | フィギュアスケート
フィギュアスケートを音楽の面から興味を持ち、ここで何度か取り上げていた町田樹選手ですが、世界選手権の代表発表のその場で辞退と引退表明をしました。
 
世界選手権での「ベートーベン第九」完成形を観たいと思っていた私はかなりショックを受けております。
 
でも、このスピーチを読んで、選手の置かれてる立場やこれからのことを考えて、用意周到にしてきたことを知り、納得せざるを得ません。
 
以下、スピーチの内容抜粋。。。スキー
 

 「近年ではスポーツ選手のスポーツキャリア問題が社会問題となるに至っており、JOCも問題解決に向け、アスリートセカンドキャリアサポート事業に取り組んでいるほどです。私も選手引退後のキャリアデザインに苦労した一人です。

 しかしながら、周囲の方々のご指導のもと、自分自身でセカンドキャリアへの一歩を踏み出せるよう、競技を続ける傍らで、文武両道を胸にここまで準備をしてまいりました。

 実は今シーズン序盤、スケートアメリカに出場するために、シカゴへと出発する直前に、私は早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程2年制の一般入試を受験いたしました。

 その後もシーズンを通して、私は文武両道を志し、今季のプログラムである『バイオリンと管弦楽のための幻想曲』と、『第9交響曲』の完成を目指して、周囲の方々の心強いご指導のもと、初志貫徹で精進してまいりました。

 そして今大会での自分の演技を終えた結果、私は自分の引退を本当に晴れやかな気持ちで、本日12月28日の朝、決断することができました。
約21年間の競技人生でしたが、何も思い残すことなく、誇りを胸に、堂々と競技人生に終止符を打てます。

 2015年4月より早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程2年制に入学後は博士課程進学を視野にいれ、将来的には研究者を目指し、一大学院生として精進してまいりたいと強く思っています。

 フィギュアスケートをスポーツマネージメントの領域で考察する研究者として、社会から真に必要とされる人材となるべく、真摯に新たな道に歩んでいく所存です。」

 

スケート誌に載っていた対談でも、今年引退した佐々木彰生と中村健人が、引退後のことを語っていました。

彰生君は、確か明治大学所属だったはずですが、大学に行き直すために学費稼ぎのアルバイトを掛け持ちでしてると言ってました

健人君は、一般企業に就職が決まっていて、大学での取れてない単位や資格を卒業までに取得するべく、猛勉強中とか。

彰生君は独特の表現力で人気があり、健人君も綺麗な滑りで定評があり、どちらもある程度の成績を残してる選手でしたが、それがその後にどう生かせるのか・・・。

町田君の決断は、問題提起ともなっていると言えます。

  

町田樹                佐々木彰生                  中村健人

 

コーチや振付師になったり、織田信成さんみたいに特別な才能が開花すると、いいですが、有名な選手も増えてくるし難しいでしょうね。

高橋大輔さんや羽生結弦選手のように、世界のトップの選手でも(であるから?)身体の故障を持ってしまうことも多いでしょうし。

色々考えさせられる今季です。



実は、これはピアニスト界でも言われてることなんですよね。

国際コンクールで活躍しても、効力は数年。

日本ではピアニストとして食べていくには、かなり難しい。

海外へ出て行くか、指導者になる、大学などに勤務するという方が多いようです。


悲喜こもごもの全日本男子&NHK杯観戦

2014-12-28 01:46:32 | フィギュアスケート

(訂正・追記あり)

う~ん。

宇野昌磨選手には参った。

夏にはトリプルアクセルもできてなかったのに、先に4回転を練習したらどちらも出来ちゃったという伸び盛り。

SPのベートーベンのクロイツェルソナタも素敵でしたが、

「ドンファン」なんてセクシーなラテン系が似合う、ジュニア離れした表現力の持ち主ですね。


羽生結弦選手は、さすが。

事故があって以来、体調もまだ良くなかったそうですが、4回転トゥーループや、得意のトリプルアクセルから入るコンビネーションジャンプの切れが相変わらず素晴らしくて、高得点でした。

SPのショパンのバラード、あんな美しい演技を観ると、ついつい弾きたくなっちゃいますが、なかなか羽生選手とは程遠い演奏で・・・。

それでも、なめらかな滑りを思い浮かべつつボチボチ弾いてみたりするこの頃。

「オペラ座の怪人」は、無良崇人選手と2曲続きましたが、ボーカルが効果的で見とれ、聞き惚れてしまいます。

無良選手は後半ミスがあって残念でした。

 

小塚崇彦選手、復活です。

SPも、バンドネオンが奏でるアルゼンチンタンゴ、宮本賢二さんの振り付け、衣装まで今までと違う雰囲気でとてもいいのです。

今日のFSは、「Io Ci Saro」。やはりボーカル入りで、ピアノはランランだそうです。

ミスなく会心の出来で、最後にはガッツポーズに次ぐガッツポーズ!

去年、3位でありながらオリンピック代表から漏れ、今年はリベンジしたかったと思います。

世界選手権、去年は代役だったけど、今年はきっと初めから大丈夫ですよね?

 

町田樹選手、残念です。

「僕にしか演技することができない、シンフォニック・スケーティング」ベートーベン第九。

確かにそう思う。

出だしの20秒の静止のあと、息つく間もない展開が待ってる。

すごくきついプログラムだと思いました。

町田選手のように深い思い入れがないと、なかなかできるものではありません。

それだけに、点数に響くミスが堪え、表彰台を逃してしまいました。

世界選手権の出場はどうなるのでしょう?

去年準優勝だったのに・・・。

第九の完成形をぜひ観たいので、昌磨選手には世界ジュニアの方に出場して貰うわけには行かないんでしょうか・・・。

 

村上大介選手、悲しそうでした。

NHK杯では、4回転サルコウを2回成功して優勝。

初めての世界選手権出場をかけての最終滑走でしたが、サルコウはどちらも失敗、悔しい結果になってしまいました。

 

明日の女子はどうなるでしょうか?!

 

ところで、今年のNHK杯は、9年ぶりに大阪で行われました。

会場のなみはやドームは、うちからだと自転車でも行ける距離。

どうしても行きたくて、チケットを何度も申込みましたが、尽く落選。

最後の最後にやっと3日目のキャンセル席があたり、アイスダンスのフリーと、エキシビジョンを観にいくことができました。

細かいところや、顔の表情などはTVの方がよく見えますが、やはり会場の雰囲気、TVに映らない部分が見れて観戦は格別です。

座席は選手がリンクに出入りする所の上だったので、アイスダンスのポジェ選手が表彰式にiPhoneをポケットに隠し持って行ったのとかがよく見えました。

TVでも表彰台で自分撮りでしてる所が放送されてましたが、ツィッターにアップされた写真の背景に自分を見つけてしまいました。

 (ただし豆粒)

 

試合後のエキシビジョンで、昨日まで試合で張り詰めていた選手らのリラックスした演技が観れて、こちらも癒されました。

特に色々あった羽生選手の「花は咲く」は、静かな独唱に合わせて本当に穏やかに始まり、トリプルアクセルの美しさには息を呑みました。

表現力というのは、色々経験することによって出てくるものなのだな、としみじみ・・・。

このために歌を吹き込まれた指田郁也さんも、「花になれ」の縁があってこそ。

すばらしかった。

(いつも、羽生選手は口パクで歌いながら演技しています。)


合間のトークでは、TVに映らない部分の意外な真顔(村上選手の4回転サルコーの映像を男子選手3人で見ている時の、負けん気そうな顔)を見てしまいました。

(カメラが切り替わった途端に自然に笑顔になるのもすごい。)


終演後、ホワイトボードに羽生選手の落書き?があり撮影の列ができていました。

 

また大阪で試合があるといいな。


クリスマス・ミニミニコンサート

2014-12-24 17:15:44 | ピアノ・ソルフェージュ

リトミック、ソロ、連弾、トリオ、みんなでアンサンブル

音楽いっぱいのクリスマスでした

             

 

この後のパーティも盛り上がりましたね

では、来年もよろしく

お休みの間も、ピアノを弾いたり歌ったりおおいに楽しんでください

カレンダー・手帳も活用してね


いよいよ明日はクリスマス・ミニコンサート

2014-12-20 16:23:47 | ピアノ・ソルフェージュ

昨日・・・

ピアノ伴奏パート+キーボード

キーボード+鍵盤ハーモニカ

今日午前・・・

パーカッション(小太鼓・シンバル・ボンゴ)

もう一回!もう一回!11:30までやろ!12:00までやろ!とS君大張り切り。

午後・・・

ピアノパート

と、アンサンブルの練習をしました。

明日本番前に、やっと全員で合わせます。

 

これで準備はほぼ完了。

あとはプレゼントを包む。

カメラやレコーダーの電源確保、SDカード用意。

そして、楽器・椅子、飲食物を運び、会場設営。

雨よ、止んで下さい


本日のアンサンブル練習~クリスマス会に向けて

2014-12-13 14:15:37 | ピアノ・ソルフェージュ

今朝は、小1男子組の6手連弾と、「Let it go」の打楽器パート練習。

お一人風邪でお休みで、連弾はとりあえず4手。

やっぱり伴奏パートがいないと、なかなか合わせるのが難しいですが、なんとか行けたかな?

教室では、小太鼓の代わりに空き箱をスティックで叩く。

ボンゴは任せておけるくらい上手。

妹さんも加わって、何だかとっても楽しそうでした

 

今からは、年長さん組の音積み木パート。

音名がABC表記にも関わらず、かなりできています。

夕方、ピアノ主旋律担当参入で、この部分だけでもきちっと仕上げておきたいです

 

アンサンブルは、練習過程も楽しみたいですね。

私はかつて小中学校で音楽を教えていましたが、色々な曲を皆が演奏できるように編曲しては使っていました。

ここをこんな楽器でこんなふうに・・・と考えてるとワクワクして、生徒たちもパート決めからワイワイ。

練習して、合わせる時の緊張感、上手く出来たときの達成感。

音楽集会や校内音楽会、守口市の音楽会に出演したり、合唱もあって大へんだけど楽しかったです。

 

ピアノ教室では日頃、私(先生)と二人でピアノレッスンをしているわけですが、お友だちと一緒にするのも、とてもいい経験となりますね。


アンサンブルは楽しい

2014-12-07 15:35:34 | はじめまして

今宵もクリスマス会の練習

昨夜は、T君がサクスフォンを持ってきてくれて、jazzバイオリニストHさんも加わり、私のピアノと3人でトリオの練習をしました。

今回は、テナーサックスを中心に行こう

という事で、メロディにバスラインにとT君が大活躍です。

Hさんの的確なアドバイスで、かっこいい「セントルイスブルース」となりそうです。

 

皆様、お楽しみに


しばらくぶりに出した私のバイオリンを、Hさんは調整のため持ち帰ってくださいました。

ピアノの部屋に置いていた、これと同じバイオリン型バッグ、娘さんにプレゼントされてお持ちだそうですよ。


うたう指つくり研究会コンサート@JEUGIA

2014-12-06 12:37:20 | ピアノ・ソルフェージュ

うたう指作り研究会12月恒例コンサートに出演しました。

 

ソロ:マクダウェルの“海の小品”より「歌」

ドラマチックな物語を音楽で語る、海の歌。

3曲目は「1620年」という題名なので、メイフラワー号の物語かも知れません。

スコットランドとアイルランド系移民の両親を持つアメリカ人ですし。

自身のルーツに思いを寄せて作られたのかも。

マクダウェルの曲は、原田先生の曲集でも他に“森のスケッチ”より「野ばらに」「秋に」が取り上げられています。

どれも絵画の世界に入っていくような気がして、演奏するたびに心動かされ癒されます。

 

連弾:ブラームス「ワルツ第15番」

この曲はソロにもオーケストラにも編曲されてるし、子供の練習曲にも使われていて、よく耳にします。

今回、同じ曲を希望されたY先生がセコンドを担当してくださって、私はプリモをさせて戴きました。

京都の勉強会は2ヶ月に一度ですから、なかなか練習できず、楽器店の練習室を借り、原田先生のプライベートレッスンを受け、勉強会で弾かせて貰い、それで3~4回合わせられたでしょうか。

Y先生は、声楽の伴奏などをされていてアンサンブル経験が豊富なので、私もとても勉強になりました。

そして、何より、アンサンブルは楽しい!

出番を待つ間、口三味線じゃないけど、二人で歌いながら膝で演奏して打ち合わせ。

それがまた、楽しい!

生き生きしないと合わせられないので、気分も高揚し、溌剌としてきます。

 

一人で浸って演奏するもの楽しい

でも、アンサンブルも本当に楽しい

やっぱり、どちらも楽しい。

どちらもたくさん、したいですね

さぁ、長島音楽教室のクリスマス会も、ソロに連弾、アンサンブル、楽しみましょう~