香ばしい町並みブログ ~昭和レトロな町並み&昭和の商店街遺跡~

当ブログでは日本各地にある「どこか懐かしく、ノスタルジーを感じさせる」昭和レトロな町並みや建物をご紹介していきます

【茨城県・潮来市】潮来旧市街地と、仲見世の夢のあと

2015年10月31日 21時51分32秒 | 千葉県・茨城県
(2008年1月撮影)

 少し前の散策の模様ですが、潮来の旧市街地の模様をご紹介。

潮来駅の西側にある、浜丁通り。この手前側にはかつて妓楼もありました(現在は消失)。


ストビューで見ますと、このそば屋さんも更地になっており一段とさびしくなってしまっているようです。
ネオンがいい感じだったのですが。


 かつての妓楼の横にあった大門。これは平成に入り再現されたものですが、
震災後に撤去されたそうで現在はありません

 昔聞いた話ですが、今生きていれば100歳になる古老の話で、昭和初期頃は小見川のあたりから
妓楼に行くために男どもが片道15キロほどの道のりをわっせわっせと歩いたそうで。
 水路もありますが船賃が惜しいので徒歩だったとか。
当時は追剥も出たそうで、往路はゼニを持ってますので集団で行くようにしていた、とか。
 片道15キロはスゴイですが、今やそんな話を知る人もいなくなりました。


 昔ながらの酒屋さんも。


この旅館も現存しないようです。


珍しくクルマで移動しまして、潮来市の郊外にある「慈母観音(潮音寺)」へ。
ここは1950-70年代に地元の政治家であった橋本登美三郎氏が世話人となって設立したお寺ですが、
「浅草の浅草寺のような一大寺院とする」壮大な構想のもと、整備されたそうです。


 ご挨拶のお参りを済ませまして、今回のお目当てである寺院横の「仲見世」へ。
ここも大震災で液状化の甚大な被害を受け、残念ながら仲見世は現存しないようです。


 やはりと申しますか、正月あけ早々の訪問でしたがシャッター街に。。。かつては
お店がずらりでしたが、浅草と違いあまりに交通が不便であったため、茨城の仲見世とする構想は叶いませんでした。


しかし、そんな中営業しているお店も!


ラインナップが昭和。香取神宮や鹿島神宮の土産物屋をホーフツとさせます。
落慶法要が1975年なので、おそらくその頃にできたお店が30年以上そのままになっていたと思われます。


反対側の入り口から。


3-4店舗が営業していました。


使われない店舗は倉庫となっておりました。


 以上、現存しない場所が殆どでありますが、メモリアルとしてどうぞ!

次回は、さらに東へ進みまして鹿嶋市へと参ります。



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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (hiro)
2015-11-02 21:29:28
何か無理やり感が漂う仲見世ですね・笑

入口の鳥居も凄いです!

今はもう現存しないのですか?残念ですね。
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Unknown (管理人)
2015-11-14 23:54:10
 訪問当時でも、よくまあ営業してるもんだと
非常に驚いた記憶があります。
 まだお正月から1週間ほどたつか経たないかでしたけど。
 このあたりはもともと水田であった場所を埋め立てた場所で、震災による液状化がひじょうに激しく、
仲見世も甚大な被害を受けて取り壊されてしまい、
現状はお寺の駐車場と空き地になっています。
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