池袋の永井格税理士事務所  ながい いたる の心の通うブログです             

 池袋で事務所を開いて25年。経営者の皆様と心の通ったおつきあい。

さよなら、シャツイン

2010年05月28日 18時14分51秒 | ちょっと一息
 「シャツイン、ダサイ!」と、娘は言う。
 あわててシャツをズボンからかき出す。これでいいんだね。
 シャツをズボンの中に入れる-これがシャツイン。
 でも、何でダサイのだろう。体が引き締まって見えて、かっこういいと思うのだけれど。

 暮れなずむ池袋の街、たしかにシャツインはいない。男も女も、みんなシャツを出して歩いている。
 ふと気がつくと、またシャツインになっている。さっきトイレで無意識にシャツインしてしまったのだ。
 <シャツイン=ダサイ>と、何度も頭にインプットする。本当はダサイと思っていないからすぐに忘れてしまう。しっかりフォルダに保存しておかなければ・・・。

 7年前ハワイで買ったアロハシャツ。買ったはいいけど、なぜか恥ずかしくて着られなかった。
 今は、きっと古着といっしょに泣いている。そうだ、さがしてみよう。今夜タンスの中からサルベージだ。

 アロハにシャツインは似合わない。
 さよなら、シャツイン。
 今年こそ、勇気をもってシャツアウト!あのアロハを着て夏の旅行に出かけよう。


 
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鯉のぼりの詩

2010年05月04日 10時02分57秒 | ちょっと一息
 はじめて屋根に登った日

 小学4年生の5月

 初夏の昼下がり

 黒い瓦に腰を下ろすと、見たこともない世界が広がっていた

 軒下から母が出てきた 買い物に行くらしい

 声はかけなかった
 
 昨日まで下から見上げていた鯉のぼりが

 このとき、友達になった  
 
 鯉は、初夏の風をいっぱいに吸い込んで
 
 僕といっしょに、果てしない時間の海を泳いでくれた

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 鯉のぼりの起源については諸説ありますが、いずれにしても鯉のぼりは中国の故事に由来するようです。

<中国・戦国時代、楚(そ)の憂国の詩人屈原(くつげん)が失脚して野に下った後、敵軍が迫る中、祖国である楚を憂えて長江の汨羅(べきら)の淵に身を投じた。
このとき、汨羅に棲む巨大な鯉が屈原の骸をくわえて長江を遡った。または、屈原自身が鯉となって、天に昇った。>

<中国・黄河の竜門という滝を、多くの魚が登ろうとしたが、鯉だけが滝を登り切ることができた。滝を登った鯉は竜になって天に昇った。>


 こうしてみると、鯉は私の友達にしては少し偉大すぎるのかも・・・・・。


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