たのしいゲーム

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アサシンクリードオリジンズ レビュー2

2018年04月07日 15時00分00秒 | ゲーム
まずはゲームプレイ流れ。
今回メインシナリオ、サブシナリオ、ロケーションイベントの3つがメインである。
しかしやることが、誰かを倒す、何かを取ってくる、探索といってその場所を調べるである。
メイン、サブシナリオもそれなりの数があるがロケーションは200個ぐらいあると思う。
ひたすら繰り返しである。
イベント発生、その場所に行って相棒のタカを使って目標の倒す人、取るもの、探索するものを見つける、それを実行、イベント発生に戻るという感じ

単調と言ってもいい。





次に力を入れて開発した戦闘。
戦闘はR3ボタンで敵キャラクター1人をターゲットにできる。
ターゲットにしたらその敵と主人公を捉えるカメラワークになるが、そのカメラがズレまくる。
カメラがズレるので使い勝手も悪いし、敵が複数になったら使わないほうがいい。
1対1がオリジンズでは多いのかと思う人がいるかもしれないが、今までと変わらずに複数の人が襲ってくる。


あとダブルアサシンがなくなっている。
ダブルアサシンとは、一度に2人を暗殺することである。
上から飛び降りて2人を暗殺するエアダブルアサシンもなくなっている。

アサシンクリードが好きな人の中に簡単な操作でかっこいい技が出るというのがある。
その筆頭のダブルアサシンが削られている。
ダブルアサシンが初めて出てくるのがオリジンズより後の物語というのはわかるが、それに変わるものがあってもいいと思う。
暗殺1人目は、アサシンブレードで、その後の人は力技で暗殺とか…。

チェーンアサシンというのも用意されているんだが、これはアサシンブレードで一人目を倒した後に二人目にむかって棘を飛ばし暗殺するというものだが、主人公と敵の間に物とかあると棘が物に当たり成功しない。

主人公がかっこよくないという感じである。





オリジンズというアサシン教団ができる一番最初の話なので原点なのだけど今までできたことができなくなってしまった印象である。

シリーズ一新を試みたけどアサシンクリード1に戻ってしまったという感じである。

マップの広さは広い。
マップは物足りないという人はそんなにいないのではないかと思う。
しかし、エジプトの景色に興味ない人にとってはそんなに興味もないと思えるし、今まで街の中を逃げまくるということはできなくなっている、建造物がそんなに細かくない…。あと椅子に座ってやり過ごすということもできなくなっている。

筆者的にはシリーズを通して高い建造物のビューポイントに上るというのが好きだったので、今回は古いエジプトが舞台なので高い建造物がなかったのは残念だがしょうがない。





いいところもある
ラクダが可愛い。
主人公が移動するときに乗れる動物として馬とラクダがいる。
ラクダと馬の差だが移動の速さである。
馬の方が早く移動できるのだが、ラクダの作りがしっかりしていてかわいいし、鳴き声がスターウォーズのチューバッカみたいな鳴き声だったので最後までずっとラクダに乗って移動をしていた。

カバも面白かった。
野生動物でカバがいるのだが、これが凶暴である。
他の動物より主人公を発見したときに目の色変えて襲ってくる。
主人公の前世あたりにカバに恨みをかったのかと思うぐらいである。
野生動物が歴代シリーズよりしっかり作り込まれている感じがする。

歴史解釈もしっかりしている。
ゲームの本編と別に無料DLCでディスカバリーツアーというものがある。
本編のマップを使って、開発チームがどんな歴史背景を使ってアサシンクリードオリジンズを開発したのかを説明してくれるモードである。歴史をそのままゲームで使うのではなくうまく咀嚼してゲームに活かしていることがわかる。その世界観を理解できるだろう。
逆を言えば、そこに力を入れるのは別にいいが、本編をもう少しどうにかならなかったのかと思う。





最後にまとめとしてはゲームの評価が高いが、期待はずれであった。
シリーズのナンバー1を争うぐらいの凡作であった。

このゲームが海外のゲームサイトのレビューで評価が高いらしいが、ユービーアイソフトから金をもらっているか、歴代シリーズを全くプレイしていないかだろう。

逆にいえば、今までアサシンクリードシリーズを未プレイで戦闘シーンの動画を見て大丈夫だと思ったら購入しても大丈夫だと思う、これ以下の作品はそうないからである。

あとエジプトに旅行に行きたい、旅行に行った思い出にまたゲームで浸りたいという方にもいいかもしれない。



ゲームのフォトモードで撮ったものを何点か







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