九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

気多大社(石川県羽咋市)

2010-07-25 15:11:59 | 神社参拝ー中部
 梅雨明けと同時に連日猛暑が続いています。6月から7月の梅雨の期間中の運動不足の影響か、一進一退を繰り返していた頚椎症が悪化して右肩から右腕の痛み痺れがひどくなってきました。
 この31日から7泊8日の予定で立山連峰雄山山頂鎮座の雄山神社峰本社から信州に入り、戸隠、安曇野、穂高、上高地、飛騨高山、関が原、伊吹山、京都などを巡る計画を立て、ホテルも予約していましたが、やむなく全てキャンセルしました。このところの暑さでは熱中症の心配もあり、無理をしないことにしました。
 できれば立山連峰雄山山頂鎮座の雄山神社峰本社は9月中に登拝したいと思っています。

パソコンも出来るだけ触らないようにして、当ブログの更新もしばらく頻度を落とします。

 気多大社(石川県羽咋市)を掲載しました。

 気多大社(けたたいしゃ)
【鎮座地】〒925-0003 石川県羽咋市寺家町ク1 旧能登国 羽咋郡
【御祭神】大己貴命
【例祭】 4月3日 例祭
【旧社格等】国幣大社 (単立神社)
      能登國一宮
      式内社 能登國羽咋郡 気多神社 名神大
【御由緒】
  気多大社
 当大社の御祭神は、大国主神(またの御名を大己貴命)と申し、能登の地を開いた大神と仰がれています。
創立年代は、第10代崇神天皇の御代と伝えられ、延喜の制では、名神大社に列しています。
 本殿背後約1万坪の社叢林(入らずの森)中央の奥宮には素盞嗚命、奇稲田姫命が祀られています。
伝統的な特殊神事としては、新年の門出式(1月11日未明)をはじめ、平国祭(3月18~23日)、蛇の目神事(4月3日)、鵜祭(12月16日未明)等が有名です。

【重要文化財】
A気多大社本殿 附棟札2枚(1棟)
B摂社白山神社本殿(1棟)
  天明7年(1787)清水次左衛門、清水多四郎 造
  重要文化財 昭和57年6月11日指定
C気多大社拝殿(1棟)
  承応2年(1653)山上善右衛門 造
  重要文化財 昭和36年6月7日指定
D気多大社神門(1棟)   ・
  桃山時代
  重要文化財 昭和36年6月7日指定
E気多大社摂社 若宮神社本殿(1棟)
 永禄12年(1569)
 重要文化財 昭和25年8月29日指定

【県指定有形文化財】
F気多大社神庫附棟札1枚(1棟)
 天明7年(1787)清水次左衛門 他 造
 県指定有形文化財 昭和57年1月12日指定
G気多大社随身門附棟札1枚(1棟)
 天明7年(1787)清水次左衛門 他 造
 県指定有形文化財 昭和57年1月12日指定

   神木の杜
 当大社の社叢林は、通称「入らずの森」といわれ、古来、斧を入れることなく、この地域の自然林の様相をよく伝えており、学術的価値の高いところから昭和42年に国の天然記念物に指定されました。
 この自然林を保護し、後世に伝えてゆくため、当大社では”神木の杜造成事業”を進めています。その一環として日本海側に鎮座する神社の神木で、国の天然記念物に指定された神木の種子や苗木を譲り受け、当地で養成し、石川県巨樹の会の指導により、社叢林の周辺に植え育てているところです。
 (社頭案内板より)

 能登半島の付け根の西側に位置する石川県羽咋市にあります。JR七尾線「羽咋駅」から北に3km余り、日本の渚100選の千里浜海岸から500mほどの場所に南面して鎮座しています。
 素木の両部鳥居をくぐると、参道左に大正~昭和の民俗学者で歌人の折口信夫親子の歌碑、右に「天皇陛下行幸記念碑」に続いて社務所があり御朱印はここでいただけます。

 養老大国像奉安殿参道左、駐車場への近道の脇にあります。
中に打ち出の小槌を持たれた大黒様が鎮座しています。右奥には奧津嶋姫命を祀る奥津島神社の小祠があります。

  参道から神門
 綺麗に整備された参道の突き当り、一段高い位置に神門から社殿のある境内です。

 御神木神門の右手前にあります。
側の案内に、「御神木 椨(たぶ)の木 樹齢約千年」とあります。参道挟んで反対側には、檜皮葺の風格のある手水舎があります。

 神門檜皮葺、切妻造、四脚門の堂々と造りです、天正12年(1584年)の建立と伝えられています。1961年国の重要文化財に指定されています。

 神門から拝殿
神門を入ると玉砂利のわりと広い境内、左に「幸せむすび所」、日本で初めてできた縁結び祈願所とのことです。正面に拝殿からさらに一段高い位置に本殿です。

 拝殿  
「気多」の社名は、折口信夫によると、「橋桁」つまり「海から来る神の陸地への足掛かり」を意味するといわれています。
 背後の森は面積約3万平米(一万坪)の社叢、「いらずの森」と呼ばれています。素盞嗚尊、奇稻田姫命を祀る奥宮がありますが、一般の立ち入りが禁じられている原生林で国指定天然記念物です。
 檜皮葺・入母屋造妻入、承応2~3年(1653~4年)北陸の左甚五郎といわれた山上善右衛門の作とされています。神門と同時に国の重要文化財に指定されています。

 社殿全景
社殿は、室町、桃山、江戸時代に造営されたもので多くが国の重要文化財に指定されています。中央拝殿奥に本殿、左の鳥居は若宮神社、右は白山神社です。

  本殿 
 御祭神、大国主命は社伝に魔物が能登の人々に害をなしたとき、300の神々を引き連れて退治してくれたとあります。3月の「おいでまつり」は大国主命が能登国を平定した往時を偲ぶ行事で「寒さも気多のおいでまで」と春を告げる生活暦ともなっています。
 檜皮葺・三間社(桁行3間、梁行4間)で、珍しい両流造り。天明7年(1787年)の建立。1982年国の重要文化財に指定されています。

  摂社・若宮神社 
 御祭神は大国主命の御子でえびす様とも呼ばれる事代主神です。
檜皮葺・一間社流造り、永禄12年(1569年)の建立です。石川県最古の木造建造物とされています。1906年に国の重要文化財に指定されています。

 摂社・白山神社 
 御祭神は菊理姫命。檜皮葺・三間社流造り、本殿と同じ天明7年(1787年)の建立。1982年国の重要文化財に指定されています。

 楊田神社境内右奥、校倉造の神庫の右にあります。
御祭神は迦具土命、鳥居の奥に社殿、祠等見当たりません。

  太玉神社
 楊田神社のさらに右奥、境内東端、鬱蒼とした樹木に覆われ薄暗い中にあります。社号標、石灯籠、狛犬に続いて社殿です。御祭神は社名のとおり、太玉命です。

 昭和天皇御製碑神門入って右にあります。
昭和58年5月22日、石川県植樹祭の際、「いらずの森」を観察され、詠まれた御製「斧入らぬ みやしろの森 めずらかに からたちばなの 生ふるをみたり」の石碑です。
 この御製は一首目山口県赤間神宮、二首目島根県ひのみさき神社に続き、戦後では三首目です。 

 拝殿から神門

 縁結びの道社殿のある境内右端にあります。
 小路の両側に縁結び祈願の絵馬が奉納されています。

 菅原神社境内右(東側)縁結びの道の外にあります。
学問の神様、菅原道眞を祀る菅原神社です。社前両脇に数多くの合格祈願の絵馬が奉納されています。

  神木の杜
 当社では「神木の杜造成事業」として社叢林の周辺や境内各所に、日本海側に鎮座している神社の神木で国の天然記念物に指定された神木の種や苗木を譲り受け植栽されています。
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