NOSUMOOの犬死日記

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第37話 言葉にミゼラブル

2009年05月21日 17時07分17秒 | 面白い国語
こんにちは、NOSUNOOです

数字にミゼラブルだけでは飽き足らず、
国語もやってほしいという友人の勧めにより、


今回は言葉にミゼラブル


う~む……
国語ねぇ、どうしようか


とりあえず、国語ってのは小学校から高校まで
特に変わりがないような気がする。

もちろん、覚える漢字は多くはなるし、
古文や漢文と、昔の日本語もあるだろうな。


とにかく、現代語に絞って考えてみようか


さて、きょうは1発目。
みんなの大嫌いな読点について勉強してみよう。

読点っていうのは「、」だ
一体、どこでこれを打つ?


さあ、気が向いたらかな
これではだめだ…。

どうしてだめ?って聞いちゃうよね。
答えは単純、意味が全く違うから


ええ、点だけで意味変わる

変わりますよ、ええ、変わります。


例えば、下のような文章


「僕は犬と猫を見た」


読点はつけませんでした。
ここからだ


「僕は、犬と猫を見た」

意味は?
僕が歩いているときにでも、犬と猫が通り過ぎるのを見た感じ

ほほう。
では、次

「僕は犬と、猫を見た」

これでどうだろう
僕が犬を散歩でもしていたのかな。そうしたら前から猫がやってきた。
みたいな感じ


点だと思ってあなどってたらダメだよ
ちゃんと意味がある。


よく、クイズとかでも使われる。読点を利用したひっかけ問題。

僕は予言を可能にした。100%当たる予言。
あれ?なんか、昨日の引きずってない?関係ないよ

100%当たるんだって。
どんな予言だと思う?

正解はこうだ。

「遠い未来、人類は滅んでいない」

これも読点で2種類の意味がある

「人類は滅んでいない(否定)」
「人類は滅んで、いない(存在の有無)」

子どもだましような感じがあるが、
ちゃんとした文法に即した問題だ。結構やるね


よく同音異義語もテレビでやるよね。

同音異義語?何それ……

音だけ一緒のやつだ。

汚職事件(おしょくじけん)
お食事券(おしょくじけん)

ほう


では、明日までの宿題


次の文章はどんなことが想像される?


「ぼくはとしんとしんとしんのあいだにすんでいる」

読点と漢字をうまくあわせて意味を理解しよう

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