のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

『Monsters vs Aliens』のこと

2014-03-30 | 映画
長らく展覧会レポがないのは、長らく展覧会に行っていないからでございます。
4月後半くらいまではこんな調子かもしれません。
その間『Monsters vs Aliens』とその関連作品について、ぼつぼつ書いていこうかと思います。

関連作品と申しましても、日本では映画『モンスターvsエイリアン』(例によって邦題では単数系となっております)しか公開されておりません。またこの映画というのが、文句無しに抜群の出来映えとは言い難いものではありました。ワタクシは映画以外の媒体から入って行ったのでございますが、そうでなければここまで好きになることはなかったかもしれません。また2009年に公開されたこの作品、劇場版としては続編が作られそうになく、2013年3月に始まったTVシリーズは今年の2月まで続いたものの、視聴率がいまいちということで打ち切り、という甚だ将来性のないフランチャイズでございます。ですから、いっそうむきになって応援してやろうと思います。

ワタクシが見た順番は、
『Night of the Living Carrots』(ハロウィン向け短編その2)→『Mutant Pumpkins from Outer Space』(ハロウィン向け短編その1)→TVシリーズ→映画
という甚だ変則的な進み方でございました。経緯はどうあれ、はまったことに違いはございません。
Wikipediaによると、映画は北米ではヒットしたものの、主要な市場とされるいくつかの国(おそらく日本を含む)では興行成績が振るわなかったとのこと。そのため上述のように、ドリームワークスCEOのジェフリー・カッツェンバーグからじきじきに「『メガマインド』同様、続編は作られないであろう」と宣言されてしまいました。

けっ。
「映画の将来は3Dしかない」なんて言う人とはやっぱ反りが合いませんや。
ちなみに『メガマインド』はワタクシ北米での公開前から楽しみにしていた作品でございました。『モンスターvs~』同様、現地ではなかなかのヒットを飛ばしたのですが、日本では劇場未公開・しかもDVDすら発売されず、吹き替え版の配信のみというなんとも酷い扱いでございます。
どうして昔からのろさんが肩入れするものは揃いも揃って短命に終わるんだろう。『恐竜大紀行』とか、『サイボーグ爺ちゃんG』とか、『魔神冒険譚ランプ・ランプ』とか。あと『爺さん大好き』とか『われはロボットくん』とか言っても果たして誰か分かってくれるだろうか。

ともあれ。
このフランチャイズにおける、ひねくれとバカバカしさ、癖のあるキャラクター、制作者のこだわりとお遊びなどなどがワタクシにはいたく気に入ったのであり、そのひねた魅力を現実逃避もかねてぼちぼちご紹介していこうと思った次第でございます。
次回から。
すみません。


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