Noriko-McLane Movie Blog

自分の見た映画の感想を気ままに綴っています。
ネタバレの可能性もあるので、まだ見てない方はご注意下さい。

La La Land

2020-04-22 | Weblog


LA LA LAND
ラ・ラ・ランド (2016年アメリカ)2017年アカデミー6部門受賞
ミュージカル仕立ての素敵な作品で、気軽に見ることができる。ストーリーを追うだけでなくて、音楽や唄、ダンスなど、のんびりと楽しめる映画。録画しておいたもらったもの見て、良い映画だったので、また、ネット配信で見ました。題名のLA・LA・LANDは、舞台であるロサンゼルスのことであり、夢追い人の意味も含んでいるということ。

冬: 最初の車でのダンスと歌のシーンから、何か古良き時代みたいなものを感じた。この後、ミア(エマ・ストーン)の車がなかなか発車しないから、怒ってた後ろの車の男がセブ(ライアン・ゴズリング)だったのですね。セブは、伝説のジャズ トランペット奏者、マイルス・デイヴィスを神のように尊敬し、昔ながらのジャズを心から愛している。彼の夢は、そのようなジャズを聴いてもらえる店を持つこと。しかし、現実は甘くなくて、彼はピアニストとして雇われた店で、勝手に自分好きな曲を弾いたことから首に!

ここで、セブが弾く曲が、この映画のテーマ曲であり、ミアとセブとの恋がこの曲を通して、盛り上がったり、また悩んだり・・・
このピアノ曲が、ずっと、私の頭の中で流れてるような感じがする。セブが弾いてるから、ジャズなのでしょうか。聞きやすくていい曲です。

ミアが、“I hate jazz!” 言ったとき、セブは、ジャズバーにミアを連れて行きます。そして、ジャズの発祥は、ニュオリンズの安宿で、誰かが音楽で語りかけると、それに答えて奏でたこと〜と、教えるところ、とても印象的で、いいなぁ!!と思った。

春: 二人で映画館で、映画「理由なき反抗」を見ていて、そのままグリフィス天文台でデートするシーンも楽しかった。

最後までみると、お互いに夢を叶えた!とも言えるお話し。
☆☆☆ここからは、そろそろネタバレですが、よかったら読んでくださいね!!

夏: セブは、昔の友達のキーンと出会う。ここのところ、何か悪いことに誘われるのでは〜と、ちょっとドキドキ!
結局キーンに誘われてバンドに入って、そのバンドが売れに売れ!
ネクタイをしたセブ、昔の草刈正雄に似てると思ったのは、私だけだろうか? (一回目一緒に見た体育系男子は、辛気臭い映画やな〜と思ったのか、もう他のことを始めてたし、、2回目一緒に見たMieは、草刈正雄の若かりし頃なんて知らないし、・・・)

秋: ミアの夢は、女優になること。何度もオーディションに失敗。
今回は、自分で脚本も考えて、一人芝居を!! セブは忙しくなり、すれ違いの生活になりながらも、脚本作りをがんばっているミア。その様子が、反故のばらまかれた部屋に、セブが夜遅く帰って来るシーンから読み取れる。

セブは、売れて忙しくなったが、それは、セブが求めているジャズでないことにセブ自身も気づいていた。でも、そのことをミアに言われると、ほんと!腹立つ。その気持ちは、よ〜くわかる気がする。また、ミアの言いたくなる気持ちもよくわかる。ここで、喧嘩になってしまうもの、またまた、よくわかる気がする。

ミアは一人芝居は失敗だったと思って、実家に帰ってしまったけど、実は、その一人芝居を気に入ってくれてた監督がいて、その報せがセブの電話に!ここで、全く自信を失ってるミアに勇気を与えたのは、セブ。彼の愛がミアを奮い立たせたことは言うまでもない。
その後の面接でのミアの独唱も、なかなか聞きごたえのあるもの。この面接の前から、もうパリでの撮影が決まっていたのだ。おめでとう、ミア!!!

冬 5年後〜: セブとミアは、お互いに夢を叶えた。けど、二人の恋は、ハピーエンドでは、なかった。それにもかかわらず、この映画を見た後、何か清々しい気持ちになれるのは、セブの回想シーンのすばらしさのお蔭だと思う。何も知らずにミアが訪れたのは、昔ながらのジャズの響くセブの店。このピアノを弾きながらの回想シーン、見応えあり! 別れてしまっても、お互いに愛し合い、高め合うことができて、別れた後も、自分にとってすばらしい人だったど思えるなら、その出会いは人生で最高のものだったと言えるだろう。

点数を付けるとしたら 89点


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2 コメント

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Unknown (体育会系男子より)
2020-04-29 15:43:28
なかなかよいブログですね!
体育系男子殿へ (noriko-maclaneより)
2021-08-29 11:56:12
ありがとうございます。
読んで頂いて、光栄です!

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