3月11日に国内観測史上最大の地震が東北・関東圏を襲いました。
マグネチュード9なんて記憶している地震の中にありません。
同日、私は豊田でグラスアートのレッスンに行っていました。
もうすぐ3時だからそろそろ片付けようかな。。。と思っていたところ、なんかめまいがしてきました。
「あれ、めまいがしてる。まずいかも」と思っていたら、ん?これ建物が揺れている!?
その時これが地震と気づきました。 長い時間 横に大きく揺れました。
最初は静かな揺れでしたが、途中で揺れが強くなったような気がします。
レッスン会場は豊田西部体育館の会議室だったのですが、私たちが揺れを感じているのに、体育館のフロアで卓球やバトミントンをしている人はこの地震には気づいていなかったようです。
ニュージーランドの地震の後だったので「建物崩壊」が頭を過ぎりました。
一緒にいた方が「このままお稽古を続けている場合じゃないよね!」って言って、私たちはそそくさと片付けて会場を後にしました。
高速走路が閉鎖になっていなかったので帰る手段は閉ざされずに助かりました。
帰宅中の車の中でテレビを見ながら、映しだされる映像は津波で押し流される車や家の様子。そしてテレビ局の建物までが大きく揺れてアナウンサーが繰り返し流す「冷静に対応しましょう。危険です。」という地震情報でした。
豊田や娘のいる名古屋でも結構な揺れ(震度4)を感じていたので震源地はもっと近いと思っていましたが遠い東北であったことにびっくりです。
実は主人が静岡にいるので安否を尋ねたところ「ひどい揺れだったけど大丈夫」との連絡を受け一安心。
でも海岸に近いところなので津波の心配と、度重なる余震情報に何度か連絡をとったりしていました。
静岡が勤務地だと東京方面から来られる社員さんもいて、その方たちは帰宅の交通手段がなくなり遅くまで会社におられたようです。
主人はその方たちを見送ってから帰宅したようです。
毎日、テレビでは東北関東大地震の情報が映し出されています。
最初はわからなかったことが、日を増すごとに明らかになり、現地の悲惨な映像を見ては涙しています。
まるで「日本沈没」の映画を観ているかのような出来事がテレビの映像とはいえど目の前で起こっています。
1月に札幌に行った時、帰りの飛行機の中から青森・岩手と東北の海岸線を見ながら、津波が来たら一発で流され崩壊するであろう土地の形と集落の様子が気になっていました。 まさかの地震と津波が現実になってしまいショックです。
私の友人のお姉さんが、爆発事故のあった福島原発の近くに住まわれていることがわかり、今どうされているのだろうかと思うだけで胸が痛くなります。
この方たちはこれがきっかけに何年も自宅に戻れないかもしれません。
多くのチェーンメールも届いています。
電力不足を心配して節電しましょう・・・というメール。
物資を送りましょう・・・というメール。
最初の一通を作られた方の気持ちもわかるし、それを回してくれた友人の心優しい気持ちもわかります。
が、このような惨事の時には
迷惑メールとなります。
私は・・・
犠牲になられた多くの方のご冥福をお祈りします。
そして一人でも多くの人の命が救われますように。私は祈ります。
そして、大地にもホ・オ・ポノポノで祈ります。
自分の中で出来る限りのことはしたいと思います。