セブンシスターズ・ローズといわれるバラ2種が咲きました。
Rosa mutiflora platyphylla
これはロサ・ムルチフローラ、プラティフィラという名前がついていたもの(海外のナーセリーからの)です。
1800年代の初期に中国からヨーロッパに入ったバラだとか・・。
ルドゥーテの本には、プラティフィラは日本から来た種から咲いた花だとあります。
1817年にロンドン近くのマーケットで見つけられたそうですが、いったいどんなバラの種が売られていたのでしょうね。
種をどんな目的に売っていたのか、すごく興味がわくところです。
絵と見比べてみると、葉の大きさとか花の形なども、このバラと似ている気がします。
葉はガサガサして、丸くて、かなり大きいです。
花の色は濃いローズ色で咲くものもあり、最初から淡いピンクのもあって、いろいろ変化します。
その様子が7人の姉妹が集まっているようだと称されたのでしょうか。セヴンシスターズ・ローズともいう、と鈴木氏が解説に書いています。
でもこれは1枝につく花が3輪から5輪くらいで、1度に7個まとめて咲くことはは少ないです。
こちらは最初から、セブンシスターズ・ローズという名札(西日本のバラ園)がついていたものす。
でもこれをRosa multiflora platyphlla , Rosa cathayensis platyphlla としてもいいのか、よくわかりません。
咲いたばかりの花は、かなり濃い赤です。
花数は多いです。一枝に10個くらいはつぼみがついています。
どちらかというと七姉妹というより十姉妹といったほうがいいかも・・でも花色は全部同じですね。
ところでこの赤い花の左側のものは、ミントさんのカキネイバラですが、分かるでしょうか。
すごくそっくりですよね。
近い関係でしょうか・・いゃぁ。。私には同じものに思えます。
翌朝です。
色が少し淡くなってきました。
左下の手に持っているのが、カキネイバラです。
どこかに違いはないかと、セブンシスターズのつぼみを見てみました。
似ているかもしれないというキングローズのつぼみも見てみました。
腺毛があるところなど似ている気もしますが、形も色も違いますね。
さぁ、気になるカキネイバラのつぼみです。どちらに似ているでしょうか、、、。
カキネイバラのつぼみは、どう見てもセブンシスターズ(由来が知りたいところですね)と同じですね。
一番の特徴は、萼片の形と針のように飛び出した部分です。
今までのところ、花の色や形、腺毛、萼変など(うどん粉のかかりかたまで)そっくりでした。
これからは花の様子、新芽の様子に違いが出てくるか、比較してみます。