私の直方の風景

私の住んでいる直方の好きな風景を紹介します。

●●平成ちくほう鉄道「炭都物語号」(2)●

2015年08月22日 20時31分48秒 | 日記
平成ちくほう鉄道「炭都物語号」(2)
「炭都物語号」内部の炭坑画の展示


「炭都物語号」は、車体にカラフルに描かれている筑豊炭田のイラストが
素敵ですが、更に内部にも、炭坑華やかなりし頃の各種画像や写真が
飾られており、まさしく動く美術館でもあります。
1.走行中の「炭都物語号」です。場所は、「藤棚駅~中泉駅」間の踏切で、
右手の陸橋は国道200号線です。カラフルな楽しい車体ですね。
車体のイラストは、左手が、香春岳と2本煙突前の炭坑節踊り、
~♪あんまり煙突が高いので、さぞやお月さん、煙たかろ~♪♪~
中は石炭を満載して川を渡る蒸気機関車、右手にぼた山で遊ぶ子供達です。


2.「炭都物語号」の車内です。窓はラッピングのフィルムが貼られ、
窓から天井部の間には、炭坑時代のいろいろな画像・写真が掲示されています。


3.まず、お馴染み「山本作兵衛さんの炭坑記録画」
(提供;田川市石炭歴史博物館)が並びます。
・・・掲示物が、湾曲している事や、車内の照明により、少々見ずらいですが
雰囲気は良く伝わります。・・・


4.お馴染みの作兵衛さんの炭坑画が並びます。


5.夫婦で石炭を掘っています。昭和の初期頃?石炭堀りの風景です。
先山(さきやま)の夫がツルハシで炭層を掘り、後山(あとやま)の妻が石炭を
集める作業をしています。


7.掘り出された石炭をボタを取り除くなど、品質に応じて選別作業をしているところです。


8.車体のラッピング画にもなっている元の絵です。
石炭を運搬する川下りの五平太舟と、やがて、大量輸送でとって代わった
鉄道輸送のイメージです。五平太舟の船頭さんが、時代の変化をうらめしそうに
眺めている気持ちが伝わって来ます。




9.石炭採掘が進み、ぼた山が高くなっている画です。


10.その他にも山本作兵衛さんが克明に記録した炭坑記録画が飾られています。






11.こんな資料も飾られています。
平成筑豊鉄道は、8月15日で開業120年(1895年~明治28年開業~)を
迎えていますので、その頃のイラストと時刻表ということになります。




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◎こちらもどうぞ:
「みんなで選ぶ筑豊市民遺産 筑豊の誇り」
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