傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

民主党創生を期待しないが期待もできない(雑感)

2013-02-10 10:55:34 | 政治

当方は、民主党の菅・野田代表時代の未熟・稚拙・独善な運営で民主党は自壊し日本の再生の契機は遠のくとし、政治より我が身第一が大事になりましたね。
2月9日の朝日新聞の記事『3首相の失態 痛手 衆院選大敗 民主が総括原案』を一読し、自省なき民主党だなーと思いましたが、民主党創生など期待しないが期待もできないと思いましたね。

朝日新聞の記事『「3首相の失態 痛手」 衆院選大敗 民主が総括原案』を一読し、先の参議選大敗で現出させた「ネジレ国会」、総選挙の大敗らを自省なく、「政治は数」、「民主主義は数」、「公約は国民との契約」の鉄則を挙党態勢で死守するこもせず、上の失態だとか小沢一郎氏の「政治とカネ」問題がマイナスイメージだったなどの総括は、責任を転嫁しているだけですね。

ちなみに、朝日新聞の記事『3首相の失態 痛手 衆院選大敗 民主が総括原案』の転載すると、
”「「3首相の失態 痛手」 衆院選大敗 民主が総括原案

民主党の改革創生本部(本部長・海江田万里代表)は8日、党改革本部の原案をまとめた。衆院選で大敗した理由について「トップによる失敗の連鎖が続き、期待外れの政権というイメージを与え続けた」と明記。鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦の歴代3首相の責任を厳しく指摘している。

歴代首相の責任(党代表)の責任は、原案のなかの「衆院選大敗の理由」の項で言及。2009年の政権交代以降の懸案・問題として、鳩山内閣時の米軍普天間飛行場の移設問題と「政治とカネ」問題、菅内閣時の突然の消費税増税発言、野田内閣での衆院解散の時期などを列挙。これらが「トップによる失敗の連鎖」と指摘した。
 特に、野田前首相については名指しで「野田総理は(昨年11月の)解散時期を見誤った」と厳しく指摘。
「年末解散で繁忙期の商店主からは怒りの声が上がり、予算編成を放棄したことで業界団体が雪崩れを打って自民党になびいた」と分析した。
 鳩山政権で幹事長を務めた小沢一郎氏(現生活の党代表)にも言及。小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐる一連の裁判を「冤罪」とする一方、「政治とカネに関する党のクリーンなイメージの損失は甚大であった」とした。 政権交代の原動力になったマニフェスト(政権公約)についても反省し、「数値目標が目に見える形で実行されなかったことが国民の不信感の引き金を引いた」と衆院選大敗の一因と位置づけた。原案は24日の党大会までに決定する方針だ。
 この日は党綱領の素案も公表。新たな憲法の考え方も盛り込むこととしたが、党内の改憲・護憲両派の意見に配慮し、「憲法の基本精神を大切にしながら、国民とともに未来志向の憲法を構想していく」と記すにとどめた。(南彰)

■民主党改革原案のポイント
【政権運営・官僚との関係】
・政治主導をはき違え、官僚との意思疎通を欠き、官僚を使いこなすマネジメントができなかった
【党運営・意思決定のありかた】
・組織決定は守る、というルールが定着せず、執行部の「一任の取り付け」にも問題があった
・党運営・総選挙の責任は執行部にあったが、けじめのある人事にならず、たらい回しも見られた
【党幹部たちの責任】
小沢氏の政治資金規正法違反の事案で、党のイメージ損失は甚大だった・野田前首相は解散時期を見誤った
・権謀術数や無責任というイメージを植え付けた幹部たちの行動、影響力の強い議員の一言を認める風潮もダメージを与えた
【マニフェスト】
・提言の寄せ集めで、選挙ツールと化していた。マニフェストに拘泥しすぎ、政策を不断に説明する責任をないがしろにした
【衆院選大敗の理由】
・普天間、政治とカネ、消費税増税発言、解散時期の見定めなど、党トップによる失敗の連鎖が続いた
・分裂騒ぎから、党内も治められない集団との評価が定着した
」”
と報道。

マアー、小沢一郎氏の「政治とカネ」問題の総括には違和感を覚えたたが、民主党の創生など期待もしておらず、どうでも良かったが、「オリーブニュース」の徳山勝氏のコラム『救いようがない「裏切り者・民主党」』の、
”「失敗なら許せるが、裏切りは許されない。国民が民主党に「ダメ」を出したのは、国民の負託を裏切ったからだ。しかも国民の負託に応えようとした鳩山元総理と小沢元代表の二人を、自らの保身のため排除した。二人は党の創設者と政権交代の立役者。司法を使って小沢氏を排除し、公認問題で鳩山氏を潰した陰湿で薄汚いやり方を、国民は見ていた。このような同志的結束のない政党に投票する馬鹿な国民は少ない。」”
には、同感と思いました。

民主党は、「政治は数」「民主主義は数」の鉄則を忘却し、現場から遊離した旧態の「連合」組織を最大支持団体と安泰とし、無党派への土着的な支持層の開発を怠り、「公約は国民との約束」を軽視し公約必達努力しない約束不履行し、「中興の祖」の小沢一郎氏を異分子扱いする身内意識の青二才の体質なのです。
過去、亀井静香議員が民主党を「混ぜご飯」から「雑炊」と酷評していましたが、民主党は「寄せ集め集団」であろうが政権奪取した以上、「政治は数」の鉄則に準じるのであれば、政策の党議拘束を外して政権運営するのが大人の政党手法なのに、党議拘束、公認で縛るガキの政党だったのです。
マアー、民主党に失望した当方は、民主党の創生など興味もないし、期待もしていませんね。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。