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傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

西松違法献金事件は、守旧グループの思惑が臭いますね。(No1)

2009-03-09 06:45:02 | 検察・メディア
西松建設からの献金で、小沢代表の公設秘書が政治資金規正法違反の疑いで逮捕された事件は、時間の経過ととに、小沢代表の失脚を画策した守旧グループの思惑の臭いがしてきましたね。
政権交代が実現することで、下野することへの恐怖感のある永田町(与党議員)と、政治の裏側(機密)の露見を恐れる官僚グループ、既得権が侵されることを回避したい霞ヶ関(官僚)、偏重憂国思考の検察グループらの守旧グループが、「真正保守再生」を掲げる麻生首相の意をうけた検察・警察グループが小沢代表の失脚を狙った画策に西松建設の企業献金を材料にしたのではないかと邪推しますね。


まずは、振り返ると、違法献金事件は、昨秋、西松建設が海外工事で捻出した裏金を外為法違反が発端で、社長が逮捕される、捻出した裏金の用途として企業献金が浮上するが、しばらくは波風たたず、今年の2月に、長野県の長野県参事の自殺が発生し、参事は村井知事(元衆院議員)の公設秘書で、検察から事情を受けていた事が報道される。
そして、裏金使途に政治献金の不透明さが浮かび、政治資金規正法違反の疑いの他に、便宜供与の証拠集めに取り掛かる。
西松建設側の調査で、その第一次候補が、金額が大きい、小沢代表ではなかったかと思われる

3月3日の小沢代表の記者会見からは、小沢代表側にとっては、今年初めに、西松建設からの企業献金の原資が脱法行為であれば返却する予定と記者会見で語っており、秘書とは、その時点では、刷り合わせがあったと思えるが、政治資金規正法違反の疑いでの検察の動きはノーマークでの公設第一秘書、西松建設・前社長の逮捕劇であったと思えますね。
当方は、その後の報道で、逮捕された秘書および小沢代表も、西松建設からの企業献金だったという認識はあったと想像しますので、秘書は起訴されると推測します。
ただ、強気の記者会見により、小沢代表側から、西松建設への具体的な便宜供与は無かったのではないかと思っていますので、便宜供与の有無が小沢代表と地検特捜部との攻防戦と思われます。

それ以上に、小沢代表が記者会見の冒頭で「検察権力の発動ということは、非常に公正を欠く、政治的にも法律的にも公正を欠く行為ではないかと感じています」と検察当局を痛烈に批判したことは、小沢代表には、何か期するものがあるのでしょう。


検察の動きを想像すると、西松建設の外為法違反が発覚した起因はなにか?は不明であるが、
その後、裏金による政治献金の用途先の調査で、政治資金規正法の疑いが浮上したと思えるが、逆に、密告があり、小沢代表の資金の狙い撃ちを意図し、西松建設からの企業献金の不正行為が発覚し、外為法違反を摘発したことも考えるが、報道からは、外為法の摘発が先にあったように思える。
この外為法違反の発端も重要な要因と思われますね。

麻生首相は、情報好きで、官邸のインテリジェンス能力強化を主張していていた漆間前警察長官を、昭和48年以来の警察庁から官房副長官に任用したことは、麻生首相には、当初から思惑があったのでしょうね。

漆間官房副長官は、小沢代表の材料を注視しており、西松建設の外為法違反事案に関連し、政治資金規正法違反で小沢代表事務所の嫌疑を知り、積極的に情報入手し、検察は、阿吽の呼吸で、小沢事務所の証拠集めをし、時効を理由に、強制捜査・逮捕劇になったのでしょうね。
政府は、小沢事務所の黒の確証をもっての逮捕劇の情報をもっていたんで、小沢代表の強気の記者会見を見て、今は序の口で騒ぐ時ではないという大人の静観の態度を示したのでしょうね。

漆間官房副長官は、小沢事務所は黒という情報をもち、「自民党には及ばない」発言というのは、自民党議員には、逮捕・起訴までは行かないという感触をもっての発言でしょうね。
それが、検察への阿吽の呼吸にもなるのでしょうね。
それ以上に、麻生首相の意向を受けて、小沢代表の失脚の材料探しを検察側に打診していたと想像できますね。
小沢事務所の内実は、小沢代表に被害者意識をもつ、元秘書の高橋嘉信氏が検察側に積極的に、リークしたのでしょうね。

小沢代表は、田中角栄、金丸信を反面教師として、「政治と金」には、神経を使っていたことは事実であり、西松建設からの企業献金問題を政治資金規正法の嫌疑の問題を、思惑で「白」を「黒」にさえする検察のパワーを感じ取って、検察との全面戦争する決断したのでしょうね。

どちらにしても、政権交代で、積年の自民党主導の政治により、既得権の「政治・官僚・産業・報道機関」が醸成された社会が露見し、解体を恐れた守旧グループの思惑が絡んだ「小沢代表つぶし」である事は事実でしょう。
世の中、全てパワーゲームであり、表面的な奇麗事には「裏」があり、またその「裏」がありますから。



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