つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

松葉ガニと鳥取砂丘「砂の美術館」・・・

2010-12-12 | 
 恒例の「おばんこクラブ」カニツアーの時季がやってきた。カニは過去に旅行社のツアーで3回、個人では今年で4回目になる。
 10日金曜日、6時51分発の列車で津山まで2時間40分、これが遊びでなければとても行く気にはなれないだろうが…。迎えに来てくれた友人、親友ら3人と合流して出発。今年は鳥取・浜坂港の渡辺水産直営店である。ここの1階にある土産店には、新鮮な魚介類、干物、乾物、お菓子など、たくさんの鳥取名産品がならんでいる。7年前にバスツアーで来たことがあるが、この時季にはカニを目当てに方々からバスツアー客や個人客が押し寄せる店である。
 昨年の民宿のボリュームにはかなわないが、今回は目で楽しむ料理というところか。カニの刺し身の冷たくて甘くておいしいこと、カニみその甲羅焼きもめったに食べられない珍味である。


 茹でガニはオスとメスの2杯、少し小ぶりだが持ってみると意外と重い。これは食べきれないだろうから持ち帰りである。カニ鍋の残り出汁にご飯を入れて玉子雑炊、これでコース終了。1人前1万500円也、このお値段は納得できる。

 腹ごなしに鳥取砂丘の「砂の美術館」へ行こうということになり、2時半に出発した。「弁当を忘れても傘を忘れるな」といわれるほど冬場の鳥取は雪や雨の日が多いが、この日は珍しく晴天で暖かい。リフトで砂丘へ行く人、ラクダに乗って砂丘を越える人など、観光客もたくさんいた。
 「砂の美術館」は今年で4回目、今年は南アフリカでFIFAワールドカップが開催されたし、国連が定める「国際生物多様性年」にもあたることからアフリカをテーマにした砂像が展示されている。展望台までの道筋にも砂像が展示されているが、前日の雨で崩れかけたのかビニールが掛けられたものもあった。(それぞれに題名と説明文があるのだが省略)
    

       
 過去3回の展示作品はネットでどうぞ。どれもすばらしい作品で、緻密なできばえには感嘆の声しか出ない。

 さて、残るはお決まりの「立ち寄り湯」である。今年は美作市の湯郷温泉にある「鷺湯温泉館」へ。ここは改装されて間がないのでとてもきれいである。適当な温度のお湯が気持ちよく、おしゃべりに花が咲いて湯あたりしそうになった。
 私は今夜は友人宅へお泊りである。布団を並べて、また2時ごろまでおしゃべりが続く。女というものはどうしてこうもおしゃべりが好きなのか、我ながら感心する。

 翌土曜日の1時過ぎに帰宅。茹でガニは持参した保冷剤と保冷バッグでばっちり低温を保って持ち帰った。小さいながらメスには赤い子が一杯詰まっている。オスの方は食べやすいように包丁が入れてあって、しっかり詰まった身がポロリと出てくる。小ぶりでも味は抜群、さすが松葉ガニである。夕食はカニだけで十分満腹、ああ幸わせ。 
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2 コメント

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こんにちは (おくだっち)
2010-12-13 11:32:29
砂で作ったとは思えないようなすばらしい像ばかりですね。

とても、砂上の楼閣なんて言えない芸術品 直に見てみたいものです。
Unknown (オールドレディー)
2010-12-13 17:19:58
♠おくだっちさま
砂丘は国立公園の特別保護区になっているので、ここの砂はもってくることはできないそうです。砂丘のはずれのらっきょ畑の砂を運んでくるそうですが、砂には何も混ざってなくて、出来上がった作品に防水性の液体でコーティングするだけなので、雨が降るとどこからとも無く沁みて崩れるそうです。
毎年行われるそうですから、行かれるといいですね。

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