境港揚がりのイサキを塩焼きにする夕暮れ

朝降っていた雨は昼前にはあがった　

喉の調子が悪いので家でおとなしくしていたが　

晩飯の支度のために近所のスーパーに行く　

イサキが２９８円？　しかもデカいぞ！　

すかさず買って帰る　

あらためて見てみる　

境港揚がりのイサキだ　体長は３５センチ　デカいし重い　

目は透き通っている　新鮮だ　

お腹がぽっこりしている　きっと子持ちに違いないと出刃包丁で捌く　

やはり子持ちだった　ついでに肝と心臓も取り出して甘辛く煮付ける　

粗塩をイサキに擦り込みグリルに入れる　

乾燥しないようにオリーブオイルを塗りながら焼く　

出来た！「イサキの塩焼き　肝と卵の煮付け添え」だ　

千鳥酢を回しかけて喰う　

美味い！　

ムチムチとした背中の身　

脂の乗った腹側の身　

パリパリで香ばしい皮　

ほろりと優しい味わいの卵　

もっちりと甘い肝　

プリプリの心臓　

野生の命をいただいて明日も生きる　

フレンチプレスで淹れたモカ・シダモで締める