新都知事と千代の富士だらけのテレビを消して厚木教室に向かう
いつもの駐車場に愛車を停めて裏通りをぶらぶら歩く
午後2時半 モミジアオイが咲いている
モミジアオイという花があると知ったのは大学に入った年だった
小林古径の絵を観た時だ
実物を見たのはその次の年だった
それくらい園芸に興味が無い 今も無い
北米原産のモミジアオイが自然のままに咲いているのなら見てみたいと思う
飼い馴らされたものに興味が湧かないのだ
その反対に飼い馴らされないものには強く惹かれる
馴らされないもの・・・つまり「ならずもの」だ
ならずものには独特の臭いがある
千代の富士にはそれが無かった
ウルフと呼ばれたわりには野性味も薄かった
教室を終えて駐車場に向かう
午後5時半 モミジアオイは閉じていた