脱サラ陶芸家の干支ワールド/「つち団子ブログ」

干支の置物づくりの様子をご紹介/登り窯を焚く/深山焼 深山工房つち団子(ミヤマヤキ)

サクランボと陶芸/山形県

2017-07-08 | イベント

サクランボ園のお手伝い。
6月4日


食べてみる。ダメだこりゃ。

6月7日
ハウスにビニールをかける作業。


ビニールをかけないと、サクランボが雨に当って
実割れしてしまう。
それと、鳥に食べられてしまう。

けっこう、ビビってしまう位の高さなんです。

パイプの上の作業で、腕力も必要な危険付き重労働。
まるで、腕力を競うテレビ番組のサスケ。

「誰が、ビニールを被せるなんて考えたンダ!」
とボヤくのが、
「サクランボ農家あるある」らしいです。

満身創痍の感じですが、果樹農家の仕事ってー、

それこそ、畑ちがいの仕事って、

何だか、しーんせーん(新鮮)で楽しい。



パッカーという留め具で、
ビニールを固定します。




日差しが強いので、こんな姿でやってます。


側面には、防鳥ネット。
それと、園にはスピーカーからも鳥避けの音か定期的に流れる。
「ギャーギャーギャー」
鳥の警戒時の鳴き声だそうだ。
それと、打撃音と言うのか、ゴリラが胸を叩いているような音と、園主オーナーさんが言っておりました。
こちらは、熊よけ。


そして、地面に「銀紙」とよんでた反射シートを敷く。サクランボの実の下の方も赤く色付けるため。ちょっとサクランボ、過保護すぎだなー。




まだ、やっと赤い色がつき始めたくらい。


6月22日
葉っぱを取る作業です。
実に葉っぱが被さってたりすると、そこが色付かないで黄色いままになる。
りんごにシールを貼って字を書く原理。
黄色いと甘くないのだ。

ちょっとサクランボ、過保護すぎだなー。




6月26日、
いよいよサクランボの収穫。
佐藤錦の収穫です。

サクランボの色が見えるようになる朝4時30分頃から始める。
なので、私は3時半起きです。

毎日、早朝4時に寄るファミマのおじさんとは
顔見知りになることに。


腰にハケゴを巻いて

脚立に登って

立つ。けっこうな高さ。


上の方は日に当たるから、いい色です。




めんこいクルマに収穫したサクランボを載せる。






選果場。


こ、れ、が、佐藤錦!


一週間ちょっと収穫は続き、

7月4日
次は紅秀峰(べにしゅうほう)


恐るべし!紅秀峰の収穫。

写真では判らないと思うけど、すごくデカイんです。

そして、
木の上の方になってる実は、
より大きくて、
見とれてしまうほどに輝くルビー色。
「きれいだー」
凛とした美しい佇まいに圧倒されてしまう。

果物を美しいと感じたことは、生まれて初めてである。

木の上で写真を撮ってるなんて暇は無かったので、
インターネットからイメージがあうのを拝借。

デカイ


一番出回っている品種の佐藤錦は、
市場の8割を凌駕しており
紅秀峰は、
山形県の試験場が開発した新しい品種で、
まだ10パーセント強ほど。

実る時期が遅い紅秀峰は、
先行する佐藤錦が出回ってしまった後なので、
サクランボの旬から遅れた感じになってしまうみたいです。


でも、皮が厚くて歯応えがしっかりしてる紅秀峰は、サクランボの最高峰だと思う。

この紅秀峰、娘にプレゼントする事にしました。




選果してはじかれたサクランボを頂いてきます。
家に持ち帰り、母親がまた選果します。
食べるのと、ジャム作り用に。




自家製ヨーグルトに乗せてみたら
どえりゃ〜美味いです。

そんな日々を過ごして、
帰り道の風景に、見惚れてしまったりー。



そんな日々を過ごして、
焼きもので、サクランボを作ることに。


本物のサクランボの葉っぱで型押しした皿。

焼けました。

一番上に乗ってるのが、焼き物サクランボ。
あとは全部本物のサクランボ。
どう?
区別つかないでしょう。(写真ならなおさら)

本日開催の「紅花まつり」で販売開始。


お客さんの高評価に気分上々です。


こちら、地域おこし協力隊の澤邊さんが撮影。
本物みたいでしょー

お香立てバージョンもあります。

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深山焼 深山工房つち団子
金田利之

〒992-0776
山形県西置賜郡白鷹町深山2530

TEL090-2955-1939

陶芸体験、陶芸教室の詳細は、
こちらHPから。
http://www.dango-miyama.sakura.ne.jp

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