走るナースのおとぎ話

ランニングしながら人生を模索しているナースです 日々感じたことをお気楽に書いている「おてんばナース」です

やさしさの風

2006-08-31 21:28:55 | Weblog
「再生の考え方」
いつとは知らずに自分が傷つき立ち直れなくなるときがある
何が原因かと自らに冷静に問うてみる

運命のいたずらでもない
あなたのせいでも
環境のせいでも
意地悪をした人のせいでもない

自分の心のなかに
悪い考え方の風が吹き込み
心を乱し故障させ立ち直れなくさせるのだ
不幸を呼び起こさせる考え方が
自分を不幸の谷に落としたのだ

そうであれば
考え方を変えればよい
思いやり勇気 愛や慈悲
そんな考え方のレンガを自分の心に築いていく

このようにして
焦らずたゆまず自分を再生していく
考え方のレンガを心の内に築いていくのだ

やがて堅固な自分ができ
少しのことでも動じない
こちらから
やさしさの風を吹かせる自分になっていける

これは私の住む近くのお寺の住職さんが出された本の一節です
この本は仕事先の介護者が、私のために一冊買ってプレゼントしてくれたのです

明日から九月
やさしさの風を吹かせる自分になりたいです
今月の走行距離261キロ
九月は300キロ以上が目標です
涼しくなれば私のシーズンですので

エンドステージ

2006-08-30 21:00:23 | Weblog
今日も朝から飛び入りの仕事あり、一日中ばたばたして7時過ぎに帰宅した
実労11時間で口にした物は、え~と350㏄ミネラルウオーターと、チョコ2片とお茶1杯位だった
痩せないのは、日中の反動で夕食の過食とアルコールのせい
ここを控えれば後2キロ落ちるだろうな。秋のフルが楽だろうな。無理だな、そんなこと
今夜もしっかり食べて飲みました

午後の往診ジープのなかでの会話(ドクター&ナース)
「先生、とうとうエピローグです。エレガントでビューティフルな幕切れにできるようシナリオを書き直しています」
「ふ~ん、そうなの? こっちも第4コーナー回って最後の直線200メートルだな。このままぶっちぎってゴールできたらいいんだけどね、医者はその気なんだけどさ」

なんの話かっていうと、今日直面しているエンドステージの患者さんお二人に関する情報交換でした
けっこう現場ってこんな感じなんですよ。不謹慎でがっかり?
私たち大まじめで明るい明日の為に頑張っているんです24時間休みなし


露天風呂にて

2006-08-29 21:34:12 | Weblog
昨日の仕事で無理をして腰痛再燃してしまった
今日は午後2時から代休とれたので、近くの「露天風呂辛夷の湯」へ湯湯治に行った
同級会の団体さんや、都会の家族連れでやや賑わっていたがいい気分~!
低温サウナ室も貸し切り状態
ふ~~暑い!サウナに閉じこもっていたが飛び出して水を掛ける瞬間の快感
露天風呂からは南アルプスの展望が素晴らしい
千丈・甲斐駒・北岳・鋸それから塩見までのぼせるまで眺め尽くす
のぼせてしまった~
よろよろ脱衣室に引き上げる

家族らしい3人がそばで支度をしていた
「ありがとう・・みんなのお陰で温泉に来ることができたよ、ありがとう」
「お母さん、そんなこといいんですよ。それより疲れませんでしたか?」
「お昼まで布団から起きれなくて寝ていたのが嘘みたいだよ、気持ちよかったよ」
ちかくではお孫さんらしい中学生くらいのお嬢さんもにこにこしていた

「どこか痛いところがあったら、この湿布を貼りませんか?」
またまたお節介ナースの登場
「いいえ大丈夫です。親切にありがとうございます 最近からだと頭が衰えてしまい、いろいろできなくなってしまったんです。でも今日は東京から息子夫婦が来てくれたので
思い切ってでかけてきたんですよ」
「それはよかったですね、これからは涼しくなるので身体も頭もすっきりしてきますよ
そうしたら今度は東京の息子さんの所にあそびに行ってあげましょうよ」
「そうですね、なんだかとても気持ちが晴れ晴れしてきました。久しぶりにいい気分です
、またお会いしましょうね」
「はい、またこの温泉でお会いしましょうね。そうしたらお背中を流しましょうね」
そうして私たち新しい湯仲間は固い友情を誓い合ったのです

脱衣所を先に出た時
「おばあちゃん、今の人知っているの?」東京のお嫁さんが聞いている声がした
「おばあちゃん、知らない人とあまり親しくするとあぶないよ~」お孫さんの声もした
とってもきれいで優しい老婦人はなんて答えたろうか?
そっと私はその場を離れるだけだった

120円のコーヒー牛乳を買って飲んだら、不意に涙がこぼれそうだった
あまりに美味しくて・・・・ね

夏の終わり

2006-08-26 19:45:04 | Weblog
打ち上げ花火の音だけが聞こえてくる
今夜は天竜川カッパ祭りの花火大会
3尺大玉も上がるので、見物客でにぎわう夏の終わりのイベントです
私の家からは、地理的に見えず音だけが届くのもまた風情あり

今年の夏は経験がないほどの猛暑だった
でも、家族みんな元気で今日まで過ごすことができ嬉しい
特におばばは夏に弱いので心配していたが、家中で一番元気な夏だったと思う
違いが分からなくなった分、自己抑制がきかず朝から全開で動いているおばばのエネルギーをすこしわけてもらえたら、好成績がでるかナース?

今日、ショックなことがあった
平泳ぎが出来なくなったことはもういい
得意だった鉄棒の逆上がりも出来ないことが判ったのだ
プールの開始時間を1時間も間違えて、開門まで近くの公園で遊んでいたのだが・・・
鉄棒にぶら下がって、「えい!」
上がらない
全く上がらない
どうしてだろう~?
今月一番の悲しいニュースなりそうだ
明日、も一度チャレンジしてみよう
子供の頃に身についたことは「忘れない」と「出来る」は違うのかも知れない
すごく落ち込んでいる
今夜うなされながら、布団の上で逆上がりの練習をしている自分が見えるようだ
明日の特訓に備え早く寝よう

誕生日

2006-08-25 21:38:52 | Weblog
今日は激問さんとなな姫の誕生日です
おふたりさん~!おめでとう
幾つになってもお誕生日は特別な日ですから
いっぱい楽しんで過ごしましょう
ということで
我が家は焼き肉屋さんに出かけました
なな姫は「お寿司がいいな 回転寿司にいこうよ!」とさかんに言ったが
本人のリクエストは予算上無視して、近くの焼き肉屋さんでお腹いっぱい食べてきた
どちらにいっても、会計は食べた量に比例しているからそう変わらなかったのだが・・・
でも、残暑厳しいのでスタミナは絶対焼き肉のほうが良かったべぇ

銀ちゃんが北アルプスに登ったようで、メールをくれたから
「下界はまだ暑い。秋になるまで下りて来るな」と返事をしておいた
せっかく涼しい山に登ったんだから、下山なんてもってのほかだ
生活なんてどうにでもなる
ならないっか!
銀ちゃんはどうしただろう?

秋になったら

2006-08-23 21:07:03 | Weblog
秋になったら しっかり走り込んで、目標のフルマラソンに行こう
秋になったら 心休まる静かな時間を自分のために持とう

私の秋の夢は
いびがわでのフルマラソンです
アップダウンあるけれど このコースの自己ベスト狙いたいな
夢はサブ4です
いままでのベストは4時間03分
どうすれば3分の短縮がなるか?
きまっているじゃんね レース前に会場屋台のはしごを止めればいいのだ
食べ過ぎて失速
前夜飲み過ぎて出遅れ
きょろきょろよそ見し転倒
過去の反省忘れず
今年はイチから出直し勝負します
と、張り切って言ってしまったからにはガンバリマっす

ゼッケン

2006-08-22 22:00:41 | Weblog
5年ほどまえからマラソン大会のゼッケンが紙の所が多くなった
布製のゼッケンが少なくなって、めったに手に入らない
そうです、実はコレクションしているんです
だから、大菩薩峠の大会で一番嬉しいのは布製のゼッケンなんです

集めたゼッケンで大きな長方形の旗を作ってから、その後4年間であまり貯まらなかった
大きな旗は、私の棺の上にかけられるように以前母に作ってもらった物だ
想い出のこもった懐かしいゼッケンばかり、これを棺の上に掛けてもらえば、もう死んでも悔いはない・・あっもう死んでいたんだ! でも
ちょっと待てよ、 遺言状に書いておかねばきっと誰もしてくれないわ
早速、それも書き足すとしよう
お願いすることばかりの遺言状でやたら厚くなってきている
最後まで読んでもらえないかも知れないじゃん
旗のことは赤線を引いておこうっと。

今は10枚ほどしかないので、なにも作れない
よくチョッキや帽子、シャツを作ってレースに着ている方を見かけたが
最近はめったお目にかかれなくなった。引退なさったのだろうか?
こうなれば私が後を引き継ぎ、ゼッケンおばさんになろうじゃあないの!
エントリーは布のゼッケンのみの大会にして集めるしかないかも





酷暑のレース

2006-08-21 16:03:27 | Weblog
昨日の大菩薩峠登山競走大会 例年よりさらに暑かった
夏の太陽を正面から受けて登っていったが、心拍数アップしてスピードダウン
我慢大会だった
エイドで頭から水をかけた 足にもかけた
でも舗装道はゆっくりでも走り通した
先にゴールした仲間が下りて来るたび、励ましてくれた
そのころは山の中で、風が爽やか気温も下がってきており笑顔でこたえることができた
前半はコスプレのお姉さん達と併走していたが、次第に一人旅になっていき参加者が減っているせいかな?と、すこし寂しかった
足腰はOKだったが、走る前から右肩が痛くて何度も腕を回したり、肩のストレッチをして走っていった
どこかここか不調の部位があって当たり前かな
20歳台ではないもんね

出発会場まで戻ると、突然のスコール
校庭がみるみる間に大きな水たまりになって、みんなで仲良く雨宿り
その後は桃太郎さん宅でBQ(貴重な鹿肉だった)と、特別冷えたビールを頂く

暑くて濡れて美味しかった夏のレースが想い出一つ残して終わった
今日、もうひとつの夏のレース
駒大苫小牧高校対早実の甲子園決勝戦再試合を見た
勝って泣くチームと負けて清々しきチーム
ともに王者の力のぶつかり合い
素晴らしい感動の熱戦だった
暑さを忘れて見守っていた
酷暑の今年、頑張っているみなさ~ん!もう少し頑張ろうね


おばばの将来

2006-08-19 20:51:53 | Weblog
超高齢化社会の波は田舎ほど著明だ
一人または二人暮らしの高齢者が非常に多い
隣の家のおじいちゃんは20年前に奥さんを亡くしてから一人で頑張ってきた
が、7月に体調こわし総合病院へ入院している
ちかじか退院してくる予定だが、病気が重いのでこれからの介護について嫁いだ娘さんから相談があった
同居できればよいが(短期間のことなので)、家庭事情もいろいろあるらしい

朝5時、朝練に出かける前に仕事の呼び出しあり、出勤する
私の時間外緊急の仕事は、最後のお別れ場面とまず決まっているので
5分で出動、最優先。
16時間前 私が訪問したときのこと
家人「なんにも反応がないし、目をあけんよ」
私 「じいちゃん、100万円いるか?」 首を横にふった。反応あり
私 「じいちゃん、きれいなおねえちゃんはいるか?」今度は首が縦に動いた
私 「目を開けてよく見てごらん、きれいだよ~」大きく目を見開きすぐ閉じた
目の前が私だったからだ
悪いことをしてしまった。とんだ嘘でがっかりしたことだろう
しかし、周囲には大受けで
「なあんだ、しっかりしているぞ!まだこれなら大丈夫だな」
笑顔と安堵の声が部屋中に溢れ明るくなった
これが私には今生の別れとなった

家に帰ると・・・おばばが3年ぶりに洗濯物を干していた
私が動き出すと何時でも朝だと思い、起きてくるのは孫と一緒なのだが
大きな問題が起きていた
う~~~~ん
干していたのはまだ洗ってない洗濯物だったのだあ、、、、おばばにはそれが分からない
から、ちょっと困ったし怒れた

おばばはただ、忙しそうな私を助けようとして手伝った事なんだけど
それは分かっているんだけれど
ホントは、自分のことだけなんとかやっていてくれると、私は一番助かるんです

おばばのこれからを思うとき、自分の将来図を見るようでなんとも悲しくなる
たぶん私も同じように、だんだん壊れていくんだろうな
周りに悲しい思いや忍耐やストレスを与えていることには全く気づかずに
壊れながらいきていくんだろうな

老いの美学を学びながら年を重ねていきたいな
というわけで、まず体力からつけるとするか
明日は大菩薩峠へ行ってくるっとすべえ






大菩薩峠登山競走大会の想い出

2006-08-18 20:32:35 | Weblog
初めて参加したのは7年前だった
一人で飯田線の始発に乗って出かけた
そのころ走る事が面白くてたまらず、日帰り出来る大会にしょっちょう出ていた
月に2~3回レースに出ていたので、たまに家にいると
「どこか具合が悪いのか?」と、家族に心配なんかしてもらった
今年42回を数える歴史ある大会だ
コース標高差1300メートルの山岳レースは暑さと自然のロマンを満喫できる魅力たっぷりの夏ならではの大会なのです
今年は市町村合併で「甲州市」となっての初めての記念大会ともなった

ひたすら駆け上がりゴールすれば
いただいたお弁当で腹ごしらえ
山頂のビールは必ず頂く、これがこたえされない、来て良かった!
あとは・・・自力で同じ道を下りて来るのですが~とてもなが~いのです!!
往復30キロの山行ランは、私に夏の終わりを告げる風物レースになっています

今年も参加出来る幸せをかみしめています