泣ける笑える玉手箱   長崎沙織 

お笑い・ポエムなど
 

(ポエム) 理由のない涙  長崎沙織

2010-08-31 07:55:34 | ポエム

青すぎる空・・

白すぎる雲・・

広がる夕焼け・・

輝く三日月と一番星・・

 

理由もなく

涙がこぼれる

 

不幸でもなく

かといって

思いどおりの

幸せでもなく

 

月日だけは

確実に流れ

 

ふと

空を見上げれば・・

 

幼い頃のままの

世界が

そこにある

 

理由もなく

涙がこぼれる

 

やりたかったこと

やれなかったこと

そして

少しは やれたこと

 

理由のない涙は

そのすべてを

包み込んで

洗い流してくれる

 

明日はきっと

やって来るよ・・・と

 

そっと肩を

抱いてくれる。

          end

 

 

 


笑い) レーサー 定吉   長崎沙織

2010-08-28 13:15:48 | 笑い

銅鹿サーキットにて。

 

スタッフ

「ススキ オクリ選手

どうしちゃったんですか?」

スタッフ

「あの人 寝坊だからな~。

ちゃんと レース前に

間に合うんだろうか・・・」

・・・・・・・

定吉

「ヨッ! みんな やってるかい?」

スタッフ

「あんた 誰?」

定吉

「誰って言われると

 答えは一つ。

 定吉。サーダーと呼んでくれ。」

スタッフ

「ここはレース場ですよ。

 おっさんの来るとこじゃないですよ!」

定吉

「あれ? そうなの?

競馬・競艇なんざあ 

おっさんばかりだぜ。」

スタッフ

「見るのは自由ですが

 ここはレーサーとスタッフのブース。

 一般の人に勝手に入られちゃ

 困るんですよ!」

定吉

 「お前さん うちの女房と

 同じこと言うんだね。

 お勝手に入って来ないで!

 な~んてね。」

スタッフ

「とにかく 出てって下さい!

 今 すぐに!」

定吉

「えっ? 俺に出ろってか?

レースに? 出来るかな?出来るかな?」

スタッフ

「誰か~! このおっさん

 連れ出してくださいよ!」

定吉

「あ 俺ね 言うの忘れてたけどね

 ブラジストンタイヤの 工場長・・・」

スタッフ

「え~~っ? ほんとですか?」

定吉

「・・の親戚がね 昔 近所に住んでた・・

 石橋っていうんだけどね。

人の話を最後まで聞かねえと

厳しいレースには 勝てねえ・・

鉄則だろ?」

スタッフ

「たしかに・・・・」

定吉

「今日のタイヤは

 やっぱ タイヤ館で買ったの?

 それとも オートボックスで?」

スタッフ

 「間に合わなくて ガソリンスタンドで・・

 買っちゃいました」

定吉

「それじゃあ 準備不足だな。

じゃ ちょっと 乗せてもらおうか・・

ヨイショっと」

スタッフ

「やややめて下さいよ!

何するんですか!」

定吉

「ちょっと聞くけど

ちゃんと ブレーキとアクセル

付いてんだろうな え?」

スタッフ

「また ばかな ことを!」

定吉

「ええと・・

これがブレーキで・・

これがアクセル・・・・・・

踏んでみるか・・・

ウワ~~~!!ゴ~!!」

スタッフ

「ギャ~~! 行っちまったあ~!!」

定吉

「アバヨ~~ッ!

俺 免許ないけど~!

豊島園のサーキットで

ハンドル操作は自信あ~り!

やってやれないことはなかろう~って!」

スタッフ

「止めろ止めろ!ブレーキを踏め~~っ!」

定吉

「ウッヒョ~!! 風を切り ハンドルを切り

やや薄くなった髪をポニョポニョとなびかせ・・

カッコイイにもほどがあるぜ! 定吉よ・・」

スタッフ

「止まれ~~~~!!」

定吉

「このコース やはり

豊島園のサーキットより広いな・・・かなり・・・

アクセル全開でいってみるか!!」

スタッフ

「スピード落とせ落とせ!!」

定吉

「おっ!これが有名なピン止めカーブか・・・」

スタッフ

「それを言うなら ヘアピンカーブだあ~~!!」

定吉

「アワワワワ~~~!!:;:@;」・、。¥・・」

スタッフ

「アブナ~イ!!ナンマイダ・・・・」

定吉

「すいっとね! カーブをね!

曲がりきったよ サーダーは!」

スタッフ

「ふお~・・・・ゼーゼーゼーゼー・・・・・」

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

定吉

「ほ~らよっと! 一周終わり!

みんな 待ってたかい? ん?

ライン際ピッタリ着地。これ大事。な。」

・・・・・・・・・

・・・・・・・・

スタッフ

「すごい・・・完璧なる走り。

 アイルトン・ソナを彷彿とさせる・・」

「ネルソン・ポケの再来・・・

 一体 あなた 何者ですか?」

定吉

「だから 言ってるだろ?

 俺の名は 定吉。

 サーダーと呼んでくれって。」

スタッフ

「あの・・・よろしければ・・

我がチームのレーサーに・・・

ちょうど ススキ オクリくんも

寝坊して遅れてますし。」

定吉

「悪いが ほか あたってくれ

 港のヨーコ 横浜 横須賀~♪♪」

スタッフ

「せめて ご連絡先を・・・」

定吉

「ホストクラブ・(笹かまぼこ)」

スタッフ

「それはどこにあるんですか?」

定吉

「タウン・ページに 載ってるぜ!

じゃあな! あばよ!」

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

スタッフ

「・・おっさん 自転車で帰りましたよ。

 しかも ママチャリで・・

 カゴにネギ入ってました・・・」

・・・・・・・・

・・・・・・・・

定吉

銅鹿サーキットの

伝説のレーサーとして

一部のスタッフに

名を残す。

気分上々。

       end 

 

 

 

 

 

  


(ポエム) 8月9日長崎 音のある街   長崎沙織  

2010-08-22 19:54:23 | ポエム

あの頃

私の生まれた小さな港町には

いろんな音が響いてた

 

デパートの午後3時のオルゴール

教会のまろやかな鐘の音

 

造船所の始業を告げるサイレン

 

出航する船の

名残り惜しそうな汽笛

始発列車の長いベル

 

夕暮れ時のお寺の

荘厳な鐘の音

 

お盆のお墓の中での

にぎやかな花火

矢火矢のシューッ

 

精霊流しのドーイドイの掛け声

爆竹がパンパンと跳ねる音

 

おくんちのじゃ踊りのドラの音

 

シトシトと坂道に降り注ぐ雨

海から吹きつける台風の激しさ

 

荷物を背負った馬の

ゆっくりと石段を登る足音

 

いろんな音とともに

小さな街は目を覚まし

眠りにつく

 

そして・・・

強い日差しと

セミの声が街を包む

暑い夏・・・・

 

8月9日 11時2分 

街中にサイレンがこだまする

 

街は一瞬 時間が止まり・・・・

タイムスリップする・・・ 

 

やがて教会の鐘が鳴り響き

 

未来への思いを残したまま

突然旅立ってしまった多くの人々へ

 

道行く人は立ち止まり黙とうする

 

そんな音のある風景が

遠くに住んでる今でも

切なく懐かしい・・・

                end

 

(2009年8月のポエムから)

 

 


(日記) 最近の母のこと   長崎沙織

2010-08-21 18:08:14 | 日記

九州に暮らしている

私の母は

もう90歳を過ぎている。

骨折で入院して

そのまま長い病院生活。

先日 いつも母のめんどうを

見てくれている姉から

電話がかかってきた。

「お母さんね 時々私のことを

自分の母親と間違うときが

あるとよ。」

「ええ~?ほんと?」

「私がね

 違うよ お母さんの娘の○○子よ~

 って言うたら あらそうね~

 そうやったね~ って答えるとよ。」

「お母さんもだいぶん

 ボンヤリしてきたとやろね。」

「そしてね お母さんが

 私に聞くとよ。

 わたしには 何人

 子供がおったとやろか~?って。

 お母さん 三人おったやろ?

 って答えたら 

 あら~ 三人おったと?

  わたしは 

 どげん お母さんやったやろかね~?

 って聞くとよ。

 私がね お母さんは

 ほんと よかお母さんやったよ。

 今でも よかお母さんよ。 

 って言うたら

 ほんとに嬉しそうに笑うとよ。

 そんげんことば言われたら

 お母さんがこのまま

 死んでしまうとじゃなかやろか・・

 て思うて 涙が止まらんやった・・」

 電話の向こうで姉が泣いている。

 私も切なくて 涙があふれた。

 幾つになっても

 母は 母である。

 病院の先生や看護婦さんや

 見知らぬ人からすれば

 寝たきりの ただのおばあちゃん・・

 母の元気で輝いてた時代を

 想像すら出来ないだろう。

 それでも 家族や友人たちは

 母のキラキラしてた時代を知っている。

 だから よけいに 

 時の流れを身に沁みて感じるのだ。

 私たち子供にとっては

 今も変わらず

 かけがえのない存在なのだ。

 

 最近の母は

 時々 ぼんやりして

 訪ねてくる姉のことも

 わからない時もあれば

 調子がいい時には

 姉が病室に入って顔を見た途端に

 「あら~! ○○子!

 待っとったとよ~」 

 とニコニコ笑ったり・・・

 そんな繰り返しだそうだ。

 

 子育てを終え

 孫が8人もいる姉が

 娘になれる唯一の場所。

 それが 病院の母の

 枕元かもしれない。

 

 遠く離れて親不孝をしてる

 私にとっても

 母親の存在は

 心の真ん中にある。

 

 誰にとっても・・

 幾つになっても・・

 母とはそういうものなのだろう。

               end

 

 


(笑い) 自治会 解説者中継付き  長崎沙織

2010-08-16 22:45:42 | 笑い

集合住宅の

自治会集会所にて。

 

自治会会長

 「え~ 皆さん

 本日は暑い中お集まりいただき

 ありがとうございます。」

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

 「まったくだよ。暑い中じゃなく

  暑い外だったら倒れるよ、確実に。」

 

自治会長

 「あらかじめお配りしております

 本日の集会の要点でございますが・・

 まず、一番上から・・読ませていただきますと・・」

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

 「書いてあるんだから読まなくていいんだよ。」

 

自治会長

「え? 今 どなたか・・読まなくてもいいと?」

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

シ~ン。

 

自治会長

「では 読ませていただきます。

 まず、子供が

 エレベーターに挟まれるという

 事件が起きました・・」

 

自治会員たち

「え~っ? 怖いわ。

 どのエレベーター?」

 

自治会長

 「2号機です」

 

自治会員たち

 「2号機ってどれなのよ。

 エレベーターに番号が付いてんの?

 どっちから数えて2番目なの?」

 ざわざわ・・・・

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

「そんなおおげさなことじゃないんだ。

救急車が来たわけじゃねえ。

オレは現場にいて よく知っている。うん。」

 

自治会員たち

 「あら そうなの?」

 

自治会長

 「えー・・。

 たいした怪我ではなかったですが

 すべてのエレベーターの点検を

 お願いしました。私たち自治会の要請で!」

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

「だから たいしたことじゃないって

さっきから言ってんだよ。

オレは現場にいた。

事件は現場で起こってんだ。

しかも 小さく。」

 

自治会長

「え~・・・それから

本日は自治会費を集めていただき

ありがとうございます。

それで・・・恐縮ですが

年間防災費ということで・・

私たち自身の力で

有事の時に助け合って

災害を乗り切ろうということで・・

今度は

300円を集めていただきたいのですが・・」

 

自治会委員たち

「え~~っ?

この間 自治会費集めたばっかりで

又? 留守のとこも多いのに・・」

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

「ほらほら 二度手間っていうんだよ、

こういうのはよ。。ナッ?」

 

自治会員たち

 「ほんと!そうよそうよ。

 訪ねても留守のとこ多いんですよね。

 やっと自治会費集めたのに。

 自治会費だって出し渋りタイプ

 多いんですよ、最近は。 

 封筒かなんかに入れてもらって

 自治会委員のポストの中に入れてもらうほうが・・」

 

自治会長

「去年は そうしたんですが

 封筒代が無駄だというご指摘が

 ありまして・・」

 

自治会員たち

「誰が そんなことを?」

 

自治会長

「去年の自治会委員の方々です。」

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

 「必ずいるんだよ そんなケチくさい奴が。

 直接300円くれって訪ねて回るのは

 めんどくせえよ。な。みんな!」

 

自治会員たち

 「そうよそうよ!

 封筒がほしいわよ!」

 

自治会役員(女)

「みなさん! 今回は

 メモを入れて集金するということで

 ・・・・・・」

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

 「だからよ! その300円を

 なんに入れてもらうんだよってえ話だろ だろ?」

 

自治会委員たち

 「そういうこと!」

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

 「しょうゆうこと!」

 

自治会長

「とにかくね。

300円ずつ集めて下さい!

大切な防災費ですからね。」

 

自治会役員(女)

「お願いがあります!

自治会員の皆さんは

10世帯担当で

300円×10=3000円

集めていただきますので

こちらに持ってきて頂くときは

できれば お札で!

100円玉30個ではなく

出来ればお札で!ね!

会計がジャラジャラ

大変なんですう~~!」

 

(解説者 後部座席の独り言風おっさん)

「集めた金をそのまんま持ってくのが

あたりめえだろ? うん?

小銭のどこが悪い うん?」

 

自治会員たち

「そうよねそうよねえ・・・」

・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・ 

自治会長

「ま ということで・・ヨロシク・・

終わります・・・はい。」

 

パチパチ・・・。

 

自治会員たち

(また めんどうね・・もう・・

 ガチャゴチャ・・・)

なんとな~く

解散・・・。

 

自治会長

「あの さっきから後部座席のほうで

 いろいろご意見いっておられた

 あなた・・ 何号室の方?」

 

(解説者 独り言風のおっさん)

「あ オレ? 知りたい?

 自治会サーファー。

 パッとしない集会に新風を吹き込む・・

 これがオレの役目・・かな?

 今夜は いまいち

 いい波に乗れなかった・・反省反省。

 すまなかったなあ。

 もっと突っ込み欲しかった?

 だろうな・・ わかるよ。

 まだ最近

 始めたばっかりだからなあ・・

 新人サーファーなのよ。

 奥が深いよ 自治会サーフィンはよ!

 じゃ 又 成長してから寄らせてもらうぜ!」

 

自治会長

 「どこのどなたか存知ませんが

  いつもしらけた集会なのに

  おかげで 盛り上がって助かりましたよ。

  又 是非 お願いします!

  ・・・・・・・

  ってなわけないだろ!

  二度と来るな!!

  不法侵入で訴えるぞ!」

                end

 

 


(笑い) 真夏の贈り物  長崎沙織

2010-08-15 21:57:20 | 笑い

Uくん 

 「君ね

 ことが起こってからジタバタしても

 しょうがないんだよ。

 僕みたいにね

 用心深い性格持ってないと

 真夏は乗り越えらんないよ!」

Mくん

 「ばかだなあ~

 こればっかりはね

 君みたいな性格だけじゃ

 やってらんないんだよ。

 思いがけない攻撃にさらされて

 後悔することが多いんだよ。

 逆に 君の存在に頼りきって

 失敗することがよくあるんだよ。」

Uくん

 「そんなお気楽なこと言ってるけど

 ちゃんと役目を果たしてるのかい?

 後の祭り 又の言い方を

 アフター・フェスティバルってよく聞くよ。」

Mくん

 「任せときなよ。

 年々改良されて

 一発オッケーの効果バツグンの自信あり!」

Uくん

 「用心には用心を重ねる。

 これが この季節の乗り切り方。

 アッ! ほらほら 

 仲間が早速カゴの中に・・・

 やはり 人気ありだな。」

Mくん

 「見てみろよ。

 僕の仲間も同じカゴの中に入ってく。」

Uくん

 「朝からカウントしてるが

 5対3の割合で僕たちの勝利だな。」

Mくん

 「まだまだ これからが勝負!

 昔から 僕たちって人気者だからな。

 最後に頼れるのは僕たち。」

Uくん

 「ま 君とは出身地も違うし 

 どっちかっていうと子供に人気があるんだな・・

 僕って。」

Mくん

 「フンっ!・・・」

Uくん

 「フンッ!・・・」

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

ドラッグストア レジにて。

店員さん

 「お待たせいたしました。

 ウナ虫よけ 一点・・

 ムヒS 一点・・・」

 

おばあちゃん

 「孫がね 

 キャンプに行くっていうからさ

 プレゼントするんだよ。

 どっちが効くんだかねえ~。

 両方持たせときゃあ

 大丈夫だろと思ってね。」

 

U(ウナ虫よけ)くんとM(ムヒ)くんの棚から叫ぶ声。

 「僕のほうが効きますヨッ!」

・・・・・・・・

おばあちゃん

「あんた 今 なんか言った?」

店員さん

「いえ・・別に。」

おばあちゃん

「あら そう。 ならいいけど。」

店員さん

 「ありがとうございました!」

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

ツカツカツカツカ・・ピタリ。

店員さん

 「もう 二人ともやめてよ!

 毎年毎年 この季節になると

 喧嘩ばかりで!」

UくんとMくん

 「僕たちの目標は

 かゆいところにも手が届く!

 そんな存在でありたい!」

店員さん

 「好きにしなさい!

 どうせ 秋になったら

 二人とも一緒に

 奥の棚に人事異動発令なんだから!」

UくんとMくん

 「エ~ンエンエンエンエン・・・・

 カ~イカイカイカイカイ・・(号泣)」

                end

 


(笑い) トメさん 空を飛ぶ(やや改訂版)  長崎沙織

2010-08-11 08:04:43 | 笑えるトメさん

みなさ~ん!

・・・・返事なしか・・・

ま よかろう。

ほらほら この間ね

7年間も宇宙をウロウロ旅して

地球に帰還し 燃え尽きた

「はやぶさ」くん。

すっかり有名なヒーローになっちまったよね。

その弟分の

「イカロス」くんって

ご存知?

エルメスのスカーフみたいに

キンラキンラ・ピッカピカ色で

しか~も!

フニャフニャしとるお方。

 

ドカ~ン!と打ち上げられて

今 宇宙を旅しとるんよ。

「イカロス」くんは

折りたたんだ薄~いお体を

宇宙空間で グイグイ伸ばして

なななんと ただ今

15メーター四方なんだとよ。

すき放題に広がっとるらしいよ!

イカロスという名前なのに

お正月のタコみたいに浮かんどるらしいんよ。

 

ご出発前は小さく小さく

折りたたまれておったらしい。

この折りたたみ方法は

な~んと日本古来の

折り紙の手法を研究して

ウルトラ薄いマクが破けんように

研究したらしいんよ。

ま ここんところは

どんなに科学が発達しとっても

アナログ手法らしいんだにゃ。

お~ ジャパニーズ!

将来は ああた 大胆にも

木星まで飛んでいこうって

気の遠くなるよな構想があるらしいよ。

 

木星ってどこ? 

ニトリの家具?

ありゃ 木製か・・

とにかくね

科学者っちゅうのはと~んでもない

ご発想をもっとるんだにゃ。

 

この「イカロス」くん

太陽の光を利用して

ちゃんと進むようになっとるらしい。

無重力空間だと 光にもち~とだけ

風みたいに押す力があるらしいんよ。

どげなこと? なんで?

しか~も!

方向も変えられるように

24時間

センターから

コンピューターで制御されておるらしい。

わからん・・・・。

チンプンカンプン。

気が遠くなる・・・・

 

しか~し!!!

このトメ

「イカロス」などという

外国もんのエルメスのスカーフには

負けとれんでしょ。

 

トメが考えたのはね

自主制作の

「フロシキ」くん。

純和風で勝負!

柄はね もちのろん 唐草模様。

こうなりゃ イチカバチカ!

製作途中のスカイツリーの上から

ジャ~ンプ!

ドッヒャ~!!

思いがけず

浮いた浮いた浮いた~!!

飛んだ飛んだ飛んだ~!!

魔法のフロシキたあこのことだよん!

ひえ~^^^^^^^!!

ウワ~オ!

やった~!!

 

「フロシキ」くんは

単純明快。

綿100パー。

出たとこ勝負!

折りたたむってたって

なんせ「フロシキ」。

結ぶか広げるしかないじゃろ?

このトメ

フロシキをばささ~っと広げ

ヒョイっと飛び乗り

大勝負をかけて 飛んでみました!

すごいだろ?

高所恐怖症のこのトメが!

勇気ある行動!

・・・・・・・・・・

梅雨明けのこの暑さで・・

どうかしてるぜ!

・・・・・・あ~~~!

上がってく~~!

「フロシキ」ごと~!

気持ちいい!

・・・・・・

上空には 風が吹くなり。

気持ち さわやかなり。

高速を走る車が 豆粒なり。

高層ビルも カワユイなり。

ヒューヒュー!!

ああ 自由ってこういうことなんだねえ。

空の上にて サーフィン気分!

タリラリラ~ン!!

かかってこいや~!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・

・・ガクン。

あじゃ? おや?・・

風が・・止んだ?

ピッタリと。

どないしまひょ。

「フロシキ」くん 

予告なしに しおれ始めた。

トメの居場所が 

どんどん狭くなっていく・・

ただいま15センチ四方・・

両足そろえてやっとこさ乗れる

ギリギリサイズ!!

うわ~!!

地上へ向かって一目散!

これが いわゆる失速?

きゅきゅきゅ急降下!!

こここわ~いよお~~!

 

お母さ~ん! ダズゲデ~~!!

あら 久しぶりにお母さんなんて

言っちまった・・・

そうだ。。トメにも母がおったのだった・・

アワワワ~ なんだなんだ?

白いボールが

トメめがけて飛んできたよっ!

 

オットトット

ソレソレソレソレ

両手でキャッチ!

 

さすがだね! トメくん。

どんな時でも冷静麺。

 

危なかったよ~・・・・

怪我するとこだったよ!

誰だい誰だい

こんないたずらするやつはよ!

ギリギリで生き延びとる

このトメに向かってよ!

 

ん? 

ファ~~~~♪???

 

おや? 聞き覚えのある声。

うわっ!

地上より

こっちを見上げて

叫んどるのは・・

 

あじゃじゃあ~

うちのオオバカ息子じゃないか!

ゴルフクラブを持ったまま・・

大口開けて

こっちを見てファーファー叫んどるよん!

完全なる打ちそこねじゃないか!

バカモン!

 

千葉のカンツリークラブ上空まで

風で流されとったのか・・このトメ。

なんてこった・・

 

アワワワワ~

両手でボールを掴んだら

バランス崩れて

んもう ダメ・・

落ちる落ちる落ちるう~~

ぐぐぐぐぐ~ ナンマイダ・・・・

オシマイダ・・・・

ザンブリコ~~

ポッチャン・・・ブクブクブク・・・

フンガ・・・・・・

・・・・・・・・・・・

遠くから話し声が・・かすかに・・。

「あ~あ 池ポチャですね。」

「打ち直しますか?」

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

プッホ~・・ゴクン・・・

ムニュムニュ・・・

がばっ! ハーハーゼーゼー・・・・

あ~夢か・・あぶねえあぶねえ・・

あ~ おぼれ死ぬかと思った。

フーッ・・・・。

夢でヨカッタよ~いよい。

この間は宇宙人にやられ

今回はオオバカ息子にやられてもうた・・

 

ここ数日

石川遼くんの全英オープンをば

夜更かしして見とったら

とんでもない夢を見てしもうたよ。

 

しか~し!

あのオオバカ息子

遼くんと比べたら

ひどいゴルフをしとるな。

情けないよ。

もう何十年もやっとるのにい!!

月とスッポン。

イカロスとフロシキ。

 

それとも・・あの一打は・・

もしかして ああ もしかして

このトメを狙ってたんじゃろか。

ドンピシャ。ストライクだった。

殺意さえ感じた・・

 

もし それだけの腕を持っとるんなら

今からでも あいつ・・

ひょっとしたら・・・・

プロになれるかもしれん・・。

優勝賞金のおすそ分け

夢じゃないかもしれん。ウホッ。

なんせ 全英オープンの一等賞は

一億円以上らしい・・

 

・・・・いかんいかん・・

トメ!しっかりするんだ!

目を覚ませ!

夢と現実をごっちゃにするんじゃねえ!

 

ここんとこの異常なる暑さで

脳の働きが

どうかしてるぜ!!       

             end

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


(日記)  蓮(ハス)の花  長崎沙織

2010-08-10 07:46:47 | 日記

職場のすぐ近くに

古い一軒家がある。

軒先には丸い火鉢に水が張られていて

その中にはいつも

蓮の葉と藻が浮かんでいる。

時々 ちいさなメダカも泳いでいる。

 

お盆の時期になると

毎年 小さいけれど色鮮やかな

蓮の花が一輪咲く。

東京のど真ん中で

メダカと蓮の花・・・・。

 

直径5センチほどの蓮の花は

白とピンクが混じりあって

ハッとするほど 可憐で美しい。

そして その蓮の花を見ると

なぜだか

数年前に亡くなられた

その家のご主人を思い出してしまうのだ。

 

先日 その家の娘さんに

父親が亡くなった翌年から

咲き始めたことを初めて聞いた。

 

「まるで お父さんがお盆の時期に

帰ってくるみたいなのよ。

お父さんが生きてるときは

咲いたことなかったのよ。」

 

不思議な話だけど

なんだかわかる気がする。

 

自宅で 染物業を営んでいたご主人。

風をこじらせ救急車で病院へ。

担架に乗る時も

照れくさそうに自分で乗っていかれた。

「お大事に・・」 と

声をかけたら にっこり笑われた。

 

ちょうど翌日は休日。

 

休み明け・・・

ご主人が入院先の病院で

肺炎で急死されたことを知った。

 

信じられなかった。

 

家に戻って来れないなんて

ご本人が一番

信じられなかっただろう。

 

大きなカメに布を浸して

力いっぱい棒を動かしてる

ご主人の姿を思い出した。

染物一筋・・・の職人さんだった。

 

そんなご主人に似た

可憐な蓮の花。

本当に綺麗で

毎年 見とれてしまう。

 

小さな火鉢の中に浮かんで咲く

一輪の蓮の花には

急逝してしまったご主人の

残された家族への想いが

込められてる気がする。

              end

 

 

 

 

 

 


(笑い) トメさん カバくんのライブへ 長崎沙織

2010-08-07 22:10:15 | 笑えるトメさん

ネコのことは・・・ニャン。

イヌのことは・・・ワン。

アヒルのことは・・・ガー。

ウマのことは・・・ヒヒ~ン。

ウシのことは・・・モー。

ほんじゃね ほんじゃね

カバのことは・・・?バカ?ちゃいまんな。

・・・・・・・・・・・・

ジャ~ン! 発表いたしやす!

英語でね

「ヒッポポタマス」

え? 初めてお聞きになった?

略して 「ヒポタマ」。

実はね

なな~んと 王子の東武ストア前にて

ララ~ライブをやっとんたんよ。

「ヒッポポタマス」と のたもう

二人組みの歌い手さん。

まだ無名なんだけんどね

キーボードの ならこはん。

ギターとボーカルの ハチはん。

高い声がよう出るんよ。このお方たち。

な~んかね・・若くてね

キラキラしとるんよ。

小さい広場にて

ワンコをだっこしたじいさんやら

よいこら一休みのばあさんやら

(トメ含む)

憂い顔のサラリーマンやら

ワイワイおしゃべりしとる

女子高生やら・・

そんな な~んとなく休憩しとる

王子の住人たちの前で

ライブ。

特設ステージにて30分間。

恋する若者の歌をば

歌ってオリやシタ。

野外ステージってやつでんな。

 

ステージの前を横切るおっさん。

大声でしゃべっとる男子高校生。

歌の途中で立ち去る

ワケアリ風の熟女。

携帯電話でしゃべりっぱなしの若者。

 

そんなヤカラをものともせず

歌い切ってオリやしたヨン♪

拍手!よお頑張った!

この積み重ねが

いつか花を咲かせるんだ!!

 

実はね・・

前にも偶然見たんよ。

東武ストア前にて。

本日2回目。

な~んかねえ

風の吹きまくる

にわか仕立てのステージにて

未来を信じて歌うお二人。

このトメ 思わず感動。(ちと涙)

 

これがね!

ああた 一発ヒットすりゃ

時の人になるだろ?

そんときゃあ

ワンコを抱いて横切るじいさんも

途中で帰っちまうおばはんも

おらんようになる。

サイン攻めにあう。

並んで並んで!

て~なことになっちまうよん。

ああ~ そんな日が来ることを

このトメ

祈っておりやす。

・・・・・・・・・

しか~し

そんな人気者になっちまったら・・・

王子には・・・・来ないな。

間違いなく。 トホホノホ・・・。

「ヒッポポタマス」くん!

テレビに出るようになっても

どうぞ どうぞ

王子を 見捨てないどくれよん!

               トメ。

追伸

しつこく つきまとって

自主制作CDを貰っちまったよ。

タダで。ウホッ。


(笑い) ホスト 定吉  長崎沙織

2010-08-06 22:50:21 | 笑い

ホストクラブにて。

客 

「あれ? 今日は 淳くん いないの?」

ホスト

「すみません。

本日は ちょっと急用で。」 

「淳くんに会いに

わざわざお店はねてから寄ったのに。

じゃあ もう帰ろうかしら。

あの子いないと つまんな~い!!」

ホスト

「あの・・・今日は代わりに・・新人が入っておりまして・・」

「そうなの?・・・・・どんな子?

イケメン?」

ホスト

「ま レアな好みによっては・・イケメンかと・・」

「ちょっと~! 顔だけでも見せてよ。

どこどこどこどこ?どの子?」

ホスト

「あ・・の・・柱の横に立っております・・・」

「あれって 置物じゃないの?

趣味の悪い彫刻に見えるよ。

テカテカ光ってるよ。」

ホスト

「いえ・・動きます。

置物ではなく・・生き物です。

あの光は頭から発しております。」

「ちょっと~

あんなおっさん どっから見つけてきたの?

この店 そろそろ やばいんじゃない?」

ホスト

「・・ここだけの話ですが・・あの人

 淳くんのお父さんなんですヨ。」

「え~~っ? なんでまた お父さんが・・ホストに

どういうこと? 信じらんない!」

ホスト

「今日 急に 淳から休むって連絡入って

社長が怒ったんですよ。

そしたら 淳の親父さんが電話に出て

俺が代理で行くと・・なかば強引に・・」

「あのお父さん・・幾つ?」

ホスト

「戦後の生まれだと・・豪語してます」

「バカじゃないの?

ここの客は み~んな

若くてかっこいい

イケメンに会いたくて来てるのに

おっさんが相手?

さっきまで働いてたキャバクラの客と

同じジャン。」

ホスト

「ただ・・なんせ淳のお父さんですから

気に入ってもらうと・・何かと・・

都合がいいんじゃないですか?」

「・・・・そう言われれば・・

確かに・・淳くんと結婚したい・・なんて

ちょっとだけ考えてるし、

そうなると あのおっさんが

義理のお父さんってことになるよね。

ジャケンには出来ないか・・

いいわ! 気に入ってもらっとかないとね

将来のためにね!!

指名するわ!」

ホスト

「アリガトゴザイマス!

 定吉さ~ん 指名はいりました~~♪」

・・・・・・・・「ハイヨっ」

定吉 登場

「よいこらしょっと。

「あんたが指名? 俺を?

あんがとよ。

ああ~ 俺もついにこの年で

ホストデビューか・・・感慨無量・・

一度はやってみたかった・・

長い道のりだったのだったのだ。」

「あの・・・・定吉さんていうんですか?

お名前。」

定吉

「サーダーと呼んでくれ!」

「プッ!沖縄のお菓子みたい」

定吉

「あれは

サーター・アンダギー。

俺は濁点が入ってる。一緒にしないでくれ。」

「そんなことより

おじさん 淳くんのお父さんなんですって?」

定吉

「違うといえば・・嘘になる。

そうだと言えば・・ミツヤサイダー。」

「(典型的オヤジギャグ・・・だな)

あの・・・淳くん今日どうしちゃったんですかあ?」

定吉

「ああ あいつね 今夜子供が生まれるってんで

病院に行ってんだよ。何か?」

「え~~~~っっっ???

うっそ~~~っ!

どど独身じゃなかったの~~っ?」

定吉

「あいつね 二人目なんだよ。

上はね 女の子。不細工。

今度は どうも男の子らしいよ。

一姫二太郎ってか?ガハハハ~」

「くそ~・・騙された・・

 あなたは僕の理想のタイプ。

 結婚するならあなたみたいな人と・・

 是非・・なんて言ってたんだよ 淳の奴」

定吉

「あら~ そんなことを?

あいつ 小さいときから嘘つきだったからなあ。

親として謝るよ ペコリン。」

「淳のためにと思って

この店で ドンペリなんか入れちゃって・・

・・・・私って ばかみたい・・グスっ・・・泣けてきた・・」

定吉

「ドンブリ? 俺ね どっちかというと

吉野家より 松家の牛丼が好きだな。

姉ちゃんはどっちかな?

。。なるほど。

・・・こうしてホストと客の会話が続いてくんだな・・

ちょっとした言葉を風船のようにふくらます

・・淳の口癖だよ。

淳のやつ なかなかやるじゃないか。

我が息子ながらたいしたもんだ。」

「もう~~~っ! ばかじゃないの!おっさん!

今 話してんのはね!

淳が独身で あたしのこと好いてくれてるって思って

高~い飲み物頼んだり

ブルガリの時計買ってあげたり・・グスン・・」

定吉

「あれ 姉ちゃん サムガリなんだ。

今ね 赤外線下着てえのがあってね

あのももひきは暖かい。

サーダーご推薦だぜ。

ユウ!使っちゃいなタウン。

・・・ああ こうして会話が

ひとつの言葉から風船のように

ふくらんでく・・・・淳よ・・

父ちゃん やったぜ。(涙)」

「・・・今・・ざっと計算したら・・

淳につぎ込んだお金・・

400万以上だ・・・」

定吉

「400万?

中途半端だな。 

500万のほうが覚えやすい気がするな オレ。」

「そうだ! あんた 親なんだから

お金返してよ! 淳につぎ込んだ分!

騙されてたんだからさ! 訴えるわよ!」

定吉

「姉ちゃん オレもね 結構ウタエルヨ。

特にね サブちゃん、鳥羽一郎なんて

得意なんだよ。」

「ちょっと~!!

誰か~~!!

このおっさん なんとかして~~!!」 

ホスト

「お客様 何か・・」

「このおっさん ひどすぎるよ・・

淳くんのお父さんっていうから

我慢して聞いてりゃあ

淳くんは二人の子持ちっていうじゃない!。

結婚をちらつかせて

あたし 淳くんに400万も貢いだのにい~

ひど過ぎる・・・・ウワ~ン・・・泣けるよ~・・」

ホスト

「あの お客様・・

この定吉さん

淳の父親っていうのは

本当ですが 

あとは 全部うそですよ。

淳はまだ 23歳。

結婚してるわけありませんよ。

安心してください。」

「え~っ?

 おっさん ほんと?

 今話してたこと全部作り話?

 も~・・・やだあ~!

 ガハハハ~ 笑っちゃうよ。」

定吉

「あれ ねえちゃん 本気にしちまった?」

「あ~~ よかった・・・

ああ~ 気分晴れ晴れ~!

な~んか パ~ッとはじけたい気分!

よ~し! ドンペリ一本 いっちゃおうかな!」

ホスト

「アリガトゴザイマス!

ドンペリ一本 定吉さんに入りま~す!」

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

定吉。55歳。

ホスト初日の売り上げ

120万。気分上々。

                   end

 

 

 

 

 

 

 

 

 


(笑い) トメさん はじめてのオフ会へ参戦!  長崎沙織

2010-08-05 15:58:03 | 笑えるトメさん

ま 落ち着きなはれ!

皆の衆!

え~ッ?

誰もが落ち着き払っとるの?

このトメだけが

ここここ興奮気味?

そりゃ すまん。

ああたね!

このばあさんがだよ!

 

今日は オフかい?

いいえ 仕事なんですう~。

 

そのオフじゃなくて

ブログで知り合った

みゃ~みゃ~言うとる

名古屋のお友達と

ああた 池袋サンシャインにて

おおおおおお~ オフ会だよ !

 

しか~も! そのお方が

写真で見る限り

ウルトラ美人ときとる。

名古屋テレビのコマーシャルにも

出とるお方!

 

どないしまひょ。

 

娘はんが関東地方に

就職で殴りこみをかけたもんで

東京に娘に会いに出てくる

ま ついでにトメと・・・会いたい・・

・・・・・・・・・・・・・・

やや ゲテモノに近いトメ・・

このばあさんと会おうっていうのが

物好きにもほどがある。

ほんじゃまあ

その物好きなお方に会ってみようじゃないか!

トメも たまには洒落た店で食ってみたい!

てなわけで 

たりらりら~ ランチを。

娘さんと一緒に三人で。

 

会った瞬間

(勝った!このトメが!)

とほくそえんだ。

勝ったところを言いたかないけんど

ここで述べよう。

ま~ず!  シワの数。 完全なる勝利。

それから  シミの大きさ。 問題外。

さらには   足の短さ。 トメの断然有利。

なかんずく  背の低さ。 どうだい!チビだろ。

あじゃじゃ~ センスの悪さ。 トメ 頭二つ出とる。

致命的なのが

年の数  このトメ 文句なしの完封勝利。

 

ああたね こんだけ勝ってるのに

な~んか 敗北者のご気分。

なじぇ?なじぇ?

 

とにかくね!

んま~実物が

写真よりも綺麗な人でね

しか~も 色っぽいっていうよりも

知的美人!ぶったまげたよん。

このトメとしたことが

ききき緊張しちまって

あわわわわ~

毒舌が・・吐けなかった・・クヤシイ!!

娘さんがこりゃまた

「アイドル?」ってなかわいい子。

どうなってんだ!

こちとら チュチュチュチュニックを

身にまとい ややはみ出し気味の口紅。

かなりの厚みのファンデで勝負をかけたが

あきまへん。

若さと美貌にタジノタジ。

二人に見つめられて頬赤らむ。ポッポポッ。

んもう言いたかないけんど

ステキな人で このトメ参りやした・・

さてと。

食事はね

サンシャイン60の

59階スカイレストラン

「ジョーズ・シャンハイ」にて。

日本なのに なぜ シャンハイなんだ!

そこんとこを説明しとくれ!

え~っ?

そこで何を食ったかって?

発表いたしやす!

みんな!驚くなよ!

失神するんじゃねえぞ!

ジャンジャカジャカジャカ ジャンジャン!

メインがね!

フカヒレメン(お二人さん)

フカヒレごはんだよん!(トメくん)

フカの奴がどんぶりの上層部で

ヒレふしてんだよん!

しか~も 丸ごと横たわって

どうにでもしてくれまフカ

って寝転んどるじゃおまへんか!

ははは初めて見た! サプライズド!!

麺もごはんも見えやしないほどの大きさ。

ま 店の名前がジョーズだから

サメ中心の献立なんじゃろか。

と思うとったら

店のお姉ちゃんが

「経営者の名前がジョーさんです」だとよ。

ジョーダンにもほどがある!

この店ね

小龍包も有名らしいよ。

アチチノチ!

ジューシーすぎて

危うくやけどするとこだったよ!

んもう!

デザートまで

緊張しながら食いました。はい。

な~んせ 餃子の王将が

マイ・レストラン。

場慣れしとらんこのおトメはん

オドオドしとったよ。エヘ。

レジのお姉ちゃんに聞いたら

ニューヨークが本店だと。

 

余計な情報かもしれんが

ここのボーイはん 

ハンサムだった。

どいつもこいつも。

ああ トメが あと40年若けりゃ

恋の花咲くこともあったかも・・

な~んてね。

 

その後 喫茶店にてジュースをば。

ち~とばかり

まじめな話をして

あ~ このお方は純粋なお人・・

トメが男なら

ホッホホ~ホケキョ

惚れちまうぜ!

頑張れ ○○はん!と

心から思うたよ。

お別れの時ね

握手したんだけんどね。

不思議だねえ。

ジ~ンとね 感激したんだけんど

普段から 目がショボショボしとるからねえ。

うるうる・・って表現は

トメのばやい無理がねえ。あるねえ。トホホ。

なんかねえ 女優さんに

握手してもろうとる感じでねえ。

トメも もうちっとガンバルゾイ!

今晩から腹筋でもするべ。

と思うたよん。

誰だ! 今更無駄な抵抗はやめろ・・

とつぶやいとるのは?

ツイッターか・・

午後のひととき

夢のような時間でごじゃった。

ありがと。○○はん。○○子ちゃん。

                   end

 

 

 

 

 

         

 

 

 

 


(笑い) トメさん あの長崎 こりもせず第二弾をyoutubeご配信!

2010-08-03 07:51:46 | 笑えるトメさん

ええ・・・

みなさまに・・

ええ・・聴いていただきやした

「春風」。

ありがとございます。(涙)

なんと あの長崎の奴

もう一曲

「この街から」http://www.youtube.com/watch?v=SX9v3orX3Vw

を図々しくもご配信。

作詞・作曲・歌 長崎沙織でござんす。

音程はずれが やや エスカレートしておりやすが

そこはソレソレ 素人のご愛嬌ということで。

この暑い夏 お化け屋敷代わりに

少し ゾ~ットしてみたいお方には

おすすめでごわす。

怖いもの見たさの方には

オホッ! おすすめです。

よろしく、ペコリン。   トメ。

3秒ほど・・トメも登場してます。エヘ。

ブックマークにも入っとりやす。