朝食はしっかり食べんといかんとガッツリ食べて出かけました
ホテルの朝食
7時から朝食が食べれるため早めに起きてしっかり食べて
ホテルのフロントの人に「昆虫に詳しいタクシードライバーを呼んでくれ」と頼んでみましたが良く分かってなくて、バタフライガーデン(観光地)に行きたいのか?と聞いてきたりしました。どうにかリアルな昆虫を採集しに来たと伝え、とにかく今から19マイルに行きたいと伝えたのですが昆虫などについて全く知らない人たちのようで19マイルすら知りませんでした
なんだかんだしていると近くにいたオッちゃんが蝶で有名な場所だよとか言って19マイルの場所についてフロントのお兄さん?に説明してくれていました
・・・どうにかタクシーを呼んでくれて、値段の交渉をしたら200リンギットでどうだ?となったので少し高いと思ったのですがお願いすることにしました
19マイルまでタクシーで片道約1時間。村の入り口らしき所に着くとタクシーの運転手は我々を置いて「これから私は病院にいく」「帰りは別のタクシーが迎えに来るように手配しといたから!」らしき事を告げて消えていきました
村の様子
えっ? って感じでしたが、どうにか村の方に歩いて行くと「蝶を買わないか?」と言う感じでオジサンが声をかけてきました
高床式住居の上の方まで上がっておいで!と言うので上がってみて、どんな虫を売っているのかチェックしてました
売っていたのは蝶ばっかりで甲虫は無し、別の男性がヤシゾウムシみたいなのを1匹持ってきた位でした
お嬢さんは何匹かの蝶を早速購入していました
三角紙(蝶)とおじさん
おじさんは、「This one. This one.・・・」とか言って三角紙ごと次々と蝶を見せてくれるのですが結構ボロボロのやつも入っていて完品を見定めるのが大変でした
因みに、アカエリトリバネアゲハの♀を2リンギット(約60円)で売っていました
ニワトリなど
お嬢さんが、数匹の蝶を購入したことでオジサンから開放されました
写真のニワトリの雛は大きくなったらきっと食べられるのだろうなぁとか思ってしまいました
ジャコウアゲハの幼虫と雰囲気の似たもの
村から奥に行ってみようと少し歩を進めると直ぐにジャコウアゲハの幼虫に似た幼虫が視界に入ってきました
更に、何やらはじめて見るベニシジミのご親戚って感じの蝶が周りに数匹いたりしてテンションが上がって行きました
ベニシジミの親戚っぽいの
結構、沢山いたので多分 普通種ですがアドレナリンが増えてきちゃったョ!
そんな状態になったとです
ベニシジミの親戚っぽいのⅡ
山側からみると村の入り口で止まってしまっていた我々…
住民の交通の邪魔かと、ちょっと邪魔にならなさそうなところに移動
?な虫
村の外れでこんだけいれば…どんだけ沢山いるんだろう!
そんな期待が膨らみます
蝶採りが上手い一家?
山道に続く道には、網を持った夫婦の姿が(実は子供もいた)
夫婦が陣取っているところには次々とアカエリトリバネアゲハの♂やら♀やらが集まってくる
それを、採って採って採りまくっていた写真の夫婦
もの凄い! 彼らの網には吸い込まれるように沢山のトリバネたちが入って一網打尽となっていた
木の根元のドリアンたち~
その夫婦の周辺に2人にチョットだけ山に入ってくるわよと、私は良く分からない山道へと一人突撃してみました
腐ったドリアンの裏側
腐ったドリアンの下を捜索してみると食糞性コガネムシの仲間と思われしものとか、ハネカクシの仲間などが出てきました
ドリアンは、本当に凶悪な生ゴミの様な臭いを発していたので虫も多少は引き寄せられてくるようです
栄養価も非常に高いということなので下手なウンコより良いのかも知れません
バッタの仲間
ちょこちょこ歩いていると、ちらほら虫の姿が目に入ります
キリギリスの仲間
こんな所に来ると、日本に似たのがいるとか、居ないとか余り知識の無い私はそういう判断をしてしまいます
そして、日本に似たのが居たような記憶のものには余り感心が沸かなかったり・・・
良く分からん虫
ただ、サイズが大きいだけで感動しそうなものでしたが熱帯地方には大きな虫ばっかりということではなくて沢山の種類が生息しているから大きな種類もいるという状態で全てが大きいということでは無いという事を直に感じました
どこかのブログで見た虫も発見したりしたのですが実物は非常に小さかったりして、小さかったことにビックリしてしまったりしました
良く分からない虫Ⅱ
小さい小さいと言ってもやはり熱帯地方!
でっかいのも居るし、中位のもいるしとバリエーション豊富な感じです
目が飛び出たハエの仲間?
とてもチッチャイけれど、目が飛び出てて面白い形のハエらしきものも何げにいました
目が飛び出たハエの仲間? Ⅱ
ああ、あなた、そんなに小さかったのね!
写真を撮ろうとすると、カメラのレンズの調子が非常に悪い!
以前から悪かったのですが、また更に悪くなってしまっているようで(なかのネジが外れていてカラカラ音もしたとです)
ジャノメチョウの仲間
たまに、大物らしき蝶の姿を発見するも一瞬にして飛び去って行ってしまい撮影・採集どちらも出来ず惨敗。
コオロギの仲間
それでも、どうにか写真を適当に撮りつつ進んでいましたが余り山に入っていないのに道が途切れてしまったようで・・・
(道が2つに分かれていたのですが、どちらに行っても その先どう行けばよいものか良く分からなくて)
先に進めそうに無かったので昼飯を食べた後、村に戻ってガイドしてくれそうな人を探すことにしました
サカイさんより10年ほど前の19マイルの人々の写真を戴いていたので、その写真を渡しつつガイドさんを探そうとお嬢さんと私の二人で村に向かった
ザキヤマ君は、何故か付いてこなかった
つづく
良く分からん虫君は、日本のオオワラジカイガラムシのオスに似てますね!
確かに、そうですね!
じっくり撮影したいものですね!
オオワラジカイガラムシ調べてみました
確かに似てますね!
写真のは、カイガラムシの仲間の♂って可能性が高そうですね。
貴重な情報ありがとう御座います!