JJ1UBA_nisiの手作りブログ

オーディオアンプ、スピーカ、マイコンを中心に色々なものを手作りしています。
2019年からアマチュア無線も始めました。

波動スピーカ完成

2012-01-16 20:27:32 | オーディオ
2010年7月にFDBR方式スピーカを作成した以後、気になっていた波動スピーカを作成してみました。
波動スピーカの作成方法と、理論はプリウス大好きさんのホームページに、詳しく紹介されているので、このブログでは省略します。
ちなみに、「プリウス大好き」さんは、私と同じ山梨在住で年齢も私より若干先輩のようです。

作成方法は、一見複雑に見えますが、初めてでも4時間程度で作成できます。
年末に作成した3号は、3時間弱で出来ました。

下の写真は、10月に作成した第1号の外観と、その周波数特性です。
第1号は、工作精度が悪かったため、隙間充填に木工ボンドを使用し、音が安定するまで2ヶ月
近く掛かってしまいました。
(その間に、2号機、3号機も作成していました)


 外観: 

 

設計図:

プリウス大好きさんのホームページに掲載されている設計図を利用、修正させて頂きました。


周波数特性:




波動スピーカの感想:
周波数特性からも分かるように、このスピーカからでる重低音と、まるでコンサートホールで聞いているような音の広がり。もとに戻れません。
特に、クラッシック、Jazzのライブ録音は素晴らしい。
チェロの胴鳴りが、実に心地良い。
ピアノ、ベース。。。。。。大成功!
なんと、スピーカは、8cmの「Fostex FE-85K」です。
パイプオルガンのペダル低音(35Hz)も再生しています。
それと、材料費が安い(私の場合、ワンコイン:SPは除く)。これなら、音が気に入らなければ簡単に作り直しが出来ます。


材料:
 1.ボイド管(直径15cm×100cm) 300円ぐらい
  (建築用の紙で出来た筒。本来はコンクリートで円柱を作る際の型枠に使用する模様)
 2.漏斗×2個 2個で100円
 3.板(30cm×60cm×1.2cm) 廃材の寄集めで作成
 4.スピーカ(Fostex FE-85K)×2 余りもの
 5.木目シート FDBRのあまり

2号機:
 2号機は、5cmスピーカ(PCスピーカ廃品)+直径6cm×25cmの筒で作成しました。
 さすがに、低音はNG、ただし音の広がりは素晴らしい。
 よって、TVの5.1chシステムのフロント左右用で使用(低音は、サブウーファにお任せ)
 ウィーンフィルのニューイヤーの視聴で使用。家族全員で感動

3号機:
 8cmスピーカ+直径10cm×40cmのボイド管で作成しました。
 まだ、外装が出来ていない状態で会社の仲間宅に出張中です。
 これの周波数特性を測定していませんが、第1号に負けない音が出ています。

作成ノウハウ
 1.スピーカ、漏斗の取付板は、ボイド管の内径より若干大きめに切出し、
   ボイド管へ取り付ける時は、金槌で叩き込む用に作成すれば音漏れがありません。
 2.これが一番重要かも。重低音の再生には、設計図の赤線部分がミソ!
   (漏斗取付板の開口直径を漏斗の開口直径と合わせる) FRBRで経験すみ
 3.吸音材は、利用しない
  
 
 
     

コメント (1)
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ubuntu stadio にハマル

2012-01-11 19:02:23 | パソコン

2012年最初の更新です。
写真は、正月用の寄植えです。
自宅庭に生えていた、南天、萬両、龍のヒゲで作成してみました。

6N6Pシングルアンプの作成以降は、波動スピーカ作成に注力していました。
波動スピーカを3本作成し大成功です。このスピーカからでる重低音と、
まるでコンサートホールで聞いているような音の広がり。。。
今回の本題と組み合わせると、感動ものです。
別途、作成方法やF特を掲載します。
波動スピーカが気になる方は、次のURLを参照してください。
重低音再生のため、若干工夫をしています
来週辺りには公開したいな!

http://www-prius.at.webry.info/201008/article_12.html
このURLのコメント欄に、このブログも紹介されていた




本題:

 以前より、知人からパソコンOS:Linux+DAC+真空管アンプの組合せで
音楽再生を行うと、Windows系OSに比べ非常に良い音で音楽を楽しめる。
と聞いていました。

 単身赴任先のノートPCにWindowsXPとubuntu(Linux)をインストールして
おいたのですが、ubuntuのVer.10.XXまでは、操作しにくかったので、あまり
使用していませんでした。
 12月に入り、久しぶりにubunntuを起動してみるとオートアップデートが
実行され、再起動後のログイン実行時に音が出るようになり、その音質にビックリ
感激!!!
 操作性もかなり良くなっていました。ブラウザもChromeを簡単にインストール
することが出来ました。当然ブックマークはオンライン同期が可能なので、
WindowsXPのChromeと同期が出来ます。

 同期済みブックマークからクラシック音楽専門のインタネットラジオ「OTTAVA」
を開いてみました。今までとハード構成は、同じなのに出てくる音楽の質が全然
違う!。高級オーディオ機器に乗り換え多様な錯覚に陥った。もう、WindowsXP
に戻れない。

 色々とインターネットを調べていくと、Ubuntuの派生に、音楽に特化した
ディストリビューション「ubuntu stadio」なるものが存在することが判明!
早速インストールしたが、現在のところ2点不具合が発生し、解決したのでメモを
のこす。




不具合1:ブラウザからOTTAVAに接続しても、音楽が配信されない。
     同様に湘南ビーチFMからも、音楽が配信されない。

google先生に相談したところ、VLCメディアプレーヤをインストールしていると
音楽配信が出来ないらしい。

改善方法1ー1:
 Chrome設定からプラグインでVLCメディア関連の設定を外す。
方法は、ChromeのURL欄に”chrome://plugins/”を入力し、プラグイン設定を
開き、次の2項目を”無効”に設定
  VLC Multimedia Plug-in
  VLC Multimedia Plugin (compatible Totem 3.0.1)

不具合1ー1:
 ubuntu11.10 Remixでは、改善方法1ー1で音楽配信できるが、Ubuntu stadio
では、音楽配信されない。

改善方法1ー2:
 google先生に教えを乞い、ようやく判明したのは、次のパッケージをインストール
すること
  GStreamer Ugly Plug-ins
 インストール方法は、synapticパッケージマネージャから”gstreamer ugly”を
検索し、"gstrremer0.10-plug-ins-ugly"をインストールすれば、音楽配信が可能と
なりました。
 GStreamer Ugly Plug-insの位置づけは、
”本パッケージには、「厄介な」セット(良質ながらライセンスで配布時に問題の
起 こる可能性があるプラグイン一式) のGStreamerプラグインが含まれます。”
このため、Ubuntu stadioでは、標準でインストールされない様です。

これにつて、google先生は、なかなか教えてくれなくて、苦労しました。

参考URL:
 http://gstreamer.freedesktop.org/modules/gst-plugins-ugly.html




不具合2:Chromeで日本語ページが表示されない。
     (一部表示される場合もある)

改善方法2:
 これについては、google先生が改善方法を教えて、くれたのですが。。。
 以下のChrome設定は、全て漢字がロロなので注意が必要です
 
 1.Chromeのスパナマークをクリックし、「設定(p)」を選択
 2.左側の”設定”タブの上から3行め「高度な設定」をクリック
 3.”高度な設定”の右タブ、上から10行目の右側ボタン(フォント
   カスタマイズ)をクリックする
 4.新しく表示される画面は、プルダウンは全て、フォント選択プルダウン
   なので、とりあえず全てのプルダウンで「Takaoロロロロ」を選択する。
   (Takaoロロロロ:Takaoゴシック)
   「Takaoロロロロ」が表示されない場合は、「Ubuntu」でも良かった様な?
 5.つぎは、google先生が教えてくれなかったのですが、Chromeを終了させ
   Ubuntuを再起動させる
 6.Chromeを起動すると、正しく日本語が表示されます。
   あとは、上記1~5を実行して、好みのフォントに設定すれば完了。

 追記:
  ここで言うchromeとは、Synapticパッケージマネージャに標準で登録されている
  「Chromium browser」のこと。別途「Google Chrome」をインストールすれば、
  文字化は、発生しません。

  Chromium browser:オープンソースのウェブブラウザ
  Google Chrome:ChoromiumをベースにGoogle社が派生させたウェブブラウザ
           参照:http://antarespc.com/web-browser/chromium-based.html

  Google Chromeインストール方法:
   http://www.google.co.jp/chrome/intl/ja/landing_ch.htmlからパッケージをダウンロード
   次の要領でパッケージをインストール
    sudo dpkg -i ダウンロードしたパッケージ名
   
今後、google先生がなかなか教えてくれない問題が発生したら追記します。
 
  
ノウハウ1:RhythmboxでWMAファイルフォーマットの音楽が再生またはインポートできない
 次のパッケージをインストールする
 ubuntu-restricted-extras

ノウハウ2:RhythmboxのラジオでSKY.FMを聞く
 http://http://www.sky.fm/ から聞きたい番組のリンクアドレスを調べ、次の要領で
 インターネット・ラジオのURLを設定する(下線部分を合わせる)
 例:Solo Pianoの場合
  HP上のインクアドレス
   http://www.sky.fm/play/solopiano
  Rhythmboxに設定するアドレス
   http://listen.sky.fm/public3/solopiano.pls

ノウハウ3:日本語入力でgoogle日本語入力を使用する(超快適)
 1.ターミナルエミュレータのコマンドプロンプトで次を実行
   sudo apt-get install ibus-mozc mozc-server mozc-utils-gui
 2.PCを再起動する(再起動しなくても、良い場合があるらしい)
 3.次に要領で日本語入力メソッドの設定を行う
   アプリケーションメニュ → 設定 → Keyboard Input Methode を起動(IBusプログラムを起動)
   「インプットメッソド」タブをクリック
   「インプットメソッドの選択」プルダウンから、[日本語] → [Mozc]を選択する
   [追加]を押して、MozcをAnthyより上に優先順位を上げれば完了
(動作が完了し、使い勝手に納得できたので、後でAnthyを削除した)
   

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