西弘次 『子どもにツケをまわさない!』自由を求める一市民として再出発

ミーゼス・ハイエクに連なる古典的自由主義の社会を目指して活動をしています。

政治家の不倫か、、、

2017年09月07日 | 政治ネタ
あまりニュースを見ないので知りませんでしたが、与党の女性タレント議員と某市議の不倫問題に続けて、今度は野党の女性代議士が不倫騒動ですか、、、
色んな考えや価値観がありますが、「不倫したから即辞職しろ」というのはどうなんでしょう。気持ちとしては分からなくも無いのですが、男女関係は刑事ではなく、プライベートな民事上の問題ですからね。

政治家の不倫問題を聞く度に思い出す逸話ですが、、、
昔、保守合同を成し遂げ、現在の自由民主党を作った立役者に「三木武吉」という政治家がいましたが、選挙の立ち会い演説会(今では法律で認められなくなり残念で仕方ない)で対立候補に「妾が4人も居る者に国会議員の資格があるか!」と攻撃され、次に壇上に立った三木は「妾が4人と言われたが、正確には5人だ!皆高齢になったがそれを捨て去る不人情は出来ないので、今でも皆を養っている!」と反論し、当選したそうです。
今では到底考えられない事ですよね。

政治家は何年かに一度選挙という洗礼があります。特に現在の衆議院の小選挙区比例代表制では、少しの醜聞も命取りとなりかねません。
実際に政界のプリンスと言われる有力者でありながら、「政界失楽園」と騒ぎ立てられ、落選を経験した方もいました。その後相手の方と結婚され幸せな人生を送ってらっしゃるご様子。何が本当に良い事(幸せ)かって当事者にしか分からないものですよ。
まあ難しい問題ですね。

不倫に限ることではありませんが、政治家に聖人君子を求め過ぎる最近の風潮には、ちょっと行き過ぎではないかと感じることも増えてきました。
刑事問題は別にして、政治家も人ですから、欠点や失敗もあるものです。

ちなみに、不倫を良いとか、三木氏を素晴らしいとかいう次元の話しでは無いので誤解無きようお願い致します。
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