ホワイトハウスのトランプ大統領へのメール(日本語原文)
拝啓、
米大統領は28日、火力発電所へのCO2排出規制などの見直しを指示する大統領令に署名した。大統領は署名のために訪れたEPAで「雇用を取り戻す」と述べ、地球温暖化対策で打撃を受ける石炭産業への支援を約束した。大統領は「私の政権は石炭との戦争を終わらせる」と述べ、温暖化関連の規制を180日以内に見直すよう指示した。政府所有地での石炭採掘規制やシェールガス・オイルの採掘規制なども再評価し、必要なら速やかに一時停止・廃止するよう要請した。
大統領に敬意を表します。素晴らしい政策の決断です。
但し、温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の離脱も主張していましたが、この主張は、慎重に発言すべきです。
私は、石炭をまずコークスにして、コークスを火力発電の燃料にすることを提案します。
そしてコークスにする際、またコークスを燃焼する際に出る石炭ガスを100%回収して、石炭ガス化学産業を育成すれば、エネルギーおよびガス化学産業により、強いアメリカが生まれます。
コークス化技術や石炭ガス化学は、日本の企業の技術を使えば、短時間でクリーンなエネルギーや化学原料になります。そうすれば、「パリ協定」離脱も不要になります。
また、コークスを日本へ輸出すれば、日本は原発に頼らなくても、低コストで、安定して火力発電ができますので、大歓迎です。
課題は、温暖化ガスをたくさん出す石炭火力発電に世界中から厳しい視線が注がれていいますので、温暖化ガスを出さない技術開発を日米で、緊急に行うように指示を出してください。
敬具、