俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

フレンチな昼食会 @ Jardin Paul Bocuse

2010年05月14日 20時06分18秒 | 時系列でご覧ください

今日のお昼は昔勤めていた会社の後輩に「本人もやってくるので良かったら」と誘われ、4月10日のオープン以来何かと話題のジャルダン・ポール・ボキューズで行なわれた昼食会へ嫁と一緒に。

この日は平松&ボキューズ両氏がやってくるということで通常営業ではなく、特別なメニューだったのだけど、思っていたほどグランメゾンな感じではなく、(価格的なこともあるからか)案外親しみの持てる構成だったのでありました。



柔らかい食感とムースの具合が印象的な「ホワイトアスパラガスのムースリーヌ」
黒トリュフがパラパラというのが、いかにもであります。テヘッ




プルーンとオレンジのコンフィチュールをちょこっとずつ乗せて頂いた「鶏胸肉とフォアグラのテリーヌ」
一緒に飲んだシャルドネがちょうど良い甘さでまさにナイスなマリアージュ




この日個人的に一番気に入ったのが、朝輪島で獲れたという「甘鯛のポワレ」
ジャガイモのクリスティヤンをうろこに見立ててあるところは見た目にもやはりきれいッス




肉料理のメインは「牛頬肉の赤ワイン煮込み」
今が旬なアスパラソバージュに加え地元のいろんな野菜が添えられているところも愛嬌もの



      
不勉強で全然知らなかったけれど、ボキューズ翁が最初に考え付いたのだという元祖「クレーム・プリュレ」
いやはや、思った以上に食べ応えたっぷり
そしてコーヒーとともに出てきた小菓子は、マシュマロ、マカロン、クッキーに生チョコトリュフ。
思えばトリュフで始まり、トリュフで終わったなと勝手に独りごちたのでありました。



     
ちなみにこの日一緒に食事した嫁の友人が、なんと彼女のお父さんが1985年にリヨンの本店に行った際にポールさんにサインを書いてもらった料理本を持参して来ていて、事情を説明すると気さくに同じページにサインを新たに書き加えてくれて、何とも気さくなおじいちゃんでありました。




加えて、食事をしたとなりのテーブルには、金沢在住となった(?)フランソワーズ・モレシャンしゃんがご主人の永瀧達治氏( ← めちゃ格好良いんだな、実に)と一緒にいたりして、「はぁ~こんな世界もあるんやね」と、結構ミーハーしたのでありました。


まあそれはともかく、この日は接客、サービス、料理の出方などなど、満席だったことを含めても、やはりスタッフの人たちも気合が入っていたようで、かなり満足のいくのもだったのであります。

普段は案外リーズナブルなランチがあるので、機会があれば是非!
一見敷居が高く感じるかもしれないけれど、緑がまぶしい金沢城の樹々や石垣を眺めながらの食事もなかなか良いものでっせ!

オフィシャルホームページ : http://www.paulbocuse.jp/jardin/







今日の1曲 “ goodbye marylou ” :  Michel Polnareff




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4 コメント

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私も行きました。 (ソーリ)
2010-05-14 23:30:48
シャンパン、ワイン込みなら、ほんとリーズナブルな値段だったと思います。また、ああいった会をやって欲しいなと思ってます。フォアグラは火をいれたのも食べてみたかったです。
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Unknown (まぁ)
2010-05-15 18:56:04


まぁもここのお店行きたいの~♪
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◇ソーリさんへ (nikidasu)
2010-05-15 19:54:46
そうですね。飲み物を含めるとコスパは確かに納得ものでした。
来月はこんな(http://www.hiramatsu.co.jp/news/beaucastel201006/
会があるそうで、ソムリエのB氏に勧められました。
ただ確かに魅力的なワインながら、如何せん会費が手におえませんわ(苦笑)

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◇まあへ (nikidasu)
2010-05-15 19:58:35
出来ることなら、ちゃんとエスコートしてくれる素敵な大人と一緒に
是非とも行ってみてください。
行く相手のチョイスはいつも以上に大切なお店だと思います。
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